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ガジュマルは地植えにできる?育て方や季節ごとの管理方法なども解説

更新日:2024年01月07日

熱帯産の植物であるガジュマルですが、関東地方での地植えは可能なのでしょうか?本記事ではガジュマルの特徴や育て方を解説し、地植えについての注意点についても詳しく説明しています。ガジュマルを育ててみたい方、地植えに興味ある方はぜひ参考にしてください。

【季節編】ガジュマルの管理方法

ガジュマルは、季節ごとにどんな管理をしていけば良いのでしょうか?詳しく解説していきます。

夏の場合

鉢植えの場合、気温があまりに高くなった場合は直射日光を避けるため、日陰に移してください。葉焼けを防止することができます。午前中に水やりを行うと暑くなり蒸れてしまうため、夕方~夜にたっぷり与えましょう。

地植えの場合も、猛暑日の直射日光を避けるため、簾などを利用してできるだけ日陰を作ってあげましょう。遮光ネットや寒冷紗を使用するのもおすすめです。

冬の場合

気温が低くなるとガジュマルの生長が緩慢になるので、水やりの回数は少なめにしましょう。耐寒温度は5℃程度なので、外に置いてある場合は屋内に移しましょう。

地植えの場合、ある程度の大きさになり、健康に育った株であれば越冬することが可能です。気温が10℃を下回るようになってきたら、冬越しの準備をしましょう。根元に霜よけのための藁や落ち葉をたっぷりと敷き、ビニールなどで覆ってあげるのがよいでしょう。

こういった工夫である程度は霜や冷たい風から守ることができますが、寒波が来た場合には一度でだめになってしまうこともあります。地植えの場合は特に注意が必要です。

ガジュマルを小さく育てたい場合

ガジュマルは生命力が強いので、放っておくとどんどん大きく育ちます。なるべく小さいまま保ちたい、といった場合にはどうしたらよいのでしょうか?

一つは、伸びすぎた枝をカットしていく方法です。ガジュマルの剪定に適している4~9月頃に伸びた枝をカットしていきます。また、すべての枝と葉を切り落とす、「丸坊主」という剪定方法もあります。

もう一つは、同じ大きさの鉢に植え替える方法です。本来であれば根詰まりを防ぐため一回り大きな鉢に植え替えますが、大きくしたくない場合は同じか少し大きいくらいの鉢に植え替え、サイズを保ちましょう。

余分な根や葉をカットして土を更新し、元の鉢に植え付けます。根を多くカットした場合、葉数を減らして株の負担を軽減させます。植え替え後しばらくは、直射日光を避けた風通しの良い半日陰で休ませましょう。

ガジュマルの地植えや鉢植えを育てる方法を学び実際に育ててみよう

ガジュマルの特徴や魅力、鉢植えや地植えでの育て方を紹介してきました。ガジュマルは、観葉植物や盆栽として室内でこぢんまりと楽しむこともできますし、地植えをして庭で大きく育てることもできる植物です。

南国の植物ではありますが、関東地方のような冬が寒い場所でも、工夫次第で地植えができることをお分かりいただけたかと思います。

ガジュマルは幹の感じがとても特徴的で、全く同じものは存在しません。育て方が簡単で可愛らしいので、初心者の方にも上級者の方にもおすすめです。ぜひ、ガジュマルを育ててみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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