1Kルームに合うテレビのサイズは?選ぶ際のポイントを紹介
更新日:2024年08月09日
3:画質
先ほど紹介したように、4Kテレビが広がっていく中、1Kルームを含め一般家庭でも高画質・高解像度を求める動きが出てきています。これからはフルHDテレビを選ぶ場合でも、より解像度の高いテレビを選ぶと良いでしょう。
特に、4Kテレビは視聴距離を短くしても違和感が少ないため、1Kルームでは有効であるといえます。
各テレビの画質に影響する画素数については以下になります。
・ハイビジョンテレビ:1,280×720=約90万画素
・フルハイビジョンテレビ:1,920×1,080=約200万画素
・4Kテレビ:3,840×2,160=約800万画素
映像の鮮明さや美しさは画素数だけではなく、バックライトの性能・映像処理・色彩の表現などにも影響します。より画質を重視する方は、実際に店頭で見比べて決めることをおすすめします。
ハイビジョンとフルハイビジョンの違いについて
ハイビジョンとフルハイビジョンという言葉を見聞きする機会は多いでしょうが、その違いについて理解しておくことが1Kルームでのテレビ選びでは有効です。
ハイビジョンとフルハイビジョンは、一般的にその画素数の違いで名称を変えています。
まず、ハイビジョン(HD)は高精細度ビデオという意味で、解像度は水平1,280×垂直720というサイズです。一方、フルハイビジョン(FHD)は解像度は水平1,920×垂直1,080というサイズになっています。
サイズからもわかる通り、HDよりFHDのほうが高画質であるということがいえます。以下に、詳しく記載します。
1.HDについて
High Definitionの略であるHDは、高精細度ビデオという意味です。画素数は水平1,280×垂直720(720pと呼ばれることもある)なので、921,600画素になります。画質では地デジよりもやや劣りますが、一般的な動画配信サービスではHD画質レベルの動画が比較的多いようです。
HDはタブレットやパソコンでは綺麗に見えますが、大画面のテレビではブルーレイディスクでの表示に比べると粗く見えます。従って、比較的視聴距離が短い1Kルームではより画質が劣ると感じられます。
2.FHDについて
FHDは、Full High Defintionの略です。フルハイビジョンと呼ばれており、現在主流の画質です。
画素数は水平1,920×垂直1,080(1080pと呼ばれることもある)なので2,073,600画素で、ブルーレイディスクの画質がFHDにあたります。
YouTube動画もほとんどがFHD対応になってきています。画素数が多いため、1Kルームでは特に有効です。
3.テレビ放送について
現在のデジタル放送は、地上波デジタル=水平1,440×垂直1,080、BSデジタル=水平1,920×垂直1,080で放送されています。従って、デジタル放送の本来の画質を100%表現するためには、FHD対応のテレビが必要ですし、その違いがわかるのは32Vより大きな画面からといわれています。
1Kルームで大画面テレビを購入する方や画質にこだわる方は、実際に目で見て判断してください。
1Kルームにおすすめのテレビ
これまでテレビを選ぶポイントを紹介しましたが、実際に家電量販店でテレビを見たり、インターネットショップ等でテレビの比較チェックをしたりしてもメーカーや種類が多いため、テレビを決めきれない方は多いでしょう。
ここからは、1Kルームでの部屋の広さや楽しみ方によって、一人暮らしに最適なおすすめテレビを紹介します。
SHARP AQUOS 2T-C22ADB 22V型
初回公開日:2022年10月27日
記載されている内容は2022年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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