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シャツの襟の汚れに洗剤・予防方法・原因・落とし方

更新日:2024年08月01日

長期間着ているシャツの襟は汚れが蓄積しやすくなっています。はじめは落ちやすい汚れでも、放置してしまと頑固な襟汚れに変化してしまいます。シャツを長期間綺麗に着るためにも、襟汚れをこまめに落とすことが大切です。そんな襟汚れのことを細かく紹介しています。

シャツの襟汚れの原因

シャツをしばらく着ていると、襟の部分に汚れ付いてしまい、汚くなってしまうことがあります。そんな襟が汚れてしまう原因は、何種類かあります。そんなシャツの襟が汚れる原因を、詳しく紹介します。

シャツの襟がピンク色になる原因

皆さんは、シャツの襟がピンク色になったことはありませんか。なぜピンク色になるのかの原因を詳しく紹介します。

カビが原因

シャツを着ていくと、襟元がピンク色になる場合があります。その原因は、通称「赤カビ」と呼ばれているカビの「酵母」が繁殖したものになります。

そんな赤カビが発生する原因は、汗が付いた湿ったままのシャツを放置したり、洗濯カゴに入れっぱなしにしたりと、カビが発生しやすい環境を作ってしまい、そこに空気中にいた赤カビが付着し繁殖していきます。

赤カビが、発生したのに気がつき何度も洗っても、ピンク色の汚れが濃くなることがあります。濃くなる理由は、汚れがきちんと落ちていないために、シャツが乾燥するまでに酵母が増殖してしまっているからです。

一度増殖してしまった赤カビの汚れは、普通に洗濯しても落ちません。シャツの襟元に付いたピンク色の汚れを落とすには、50℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かし、1時間ほど浸け置きしたあとに、軽く揉み洗いをしましょう。その後は普段どおりに洗濯して使用してください。

漂白剤と日焼け止めが原因

シャツの襟がピンク色になった場合は、赤カビが原因だと紹介しましたが、もう一つ襟がピンク色になってしまう原因があります。

ピンク色になってしまう理由は、シャツを白くしようと塩素系漂白剤に浸けた場合におこります。その原因は、シャツなどに残っていた「日焼け止め成分」になります。この日焼け止め成分と塩素系漂白剤が混ざることで、化学反応をおこしてしピンク色に変色してしまいます。

全ての日焼け止めで、このような反応が起こるわけではありませんが、白くするために浸けたはずなのに、シャツがピンク色になっていたら驚きます。ですが、このピンク色はシャツなどの生地そのものが、ピンク色に染まっているわけではないので、日焼け止めの成分を綺麗に落とすことができれば、白いシャツに戻すことができます。

シャツの襟が黄ばむ原因

シャツの襟元についた黄ばみ汚れの1番の原因は、毛穴から出る「皮脂」になります。その他の黄ばみ汚れの要因として、汗や紫外線も含まれるので、1年の中でも夏場が襟元に黄ばみができやすい季節になります。

皮脂は、文字どおり油性の成分になり、水とはなじまない性質があります。そのうえ、襟回りは、地肌とシャツの生地が直接触れあって擦れるので、皮脂などの汚れが繊維の奥深くまで入り込み、洗濯しても汚れが落ちにくいです。

皮脂以外にも洗濯方法が、黄ばみの一因にもなります。その理由は、洗濯水の水温が油汚れに適した温度よりも低くいために落ちなかったり、洗剤が適量使われないと汚れが残ってしまいます。その他にも洗濯の1回量が多いと、洗いやすすぎが不十分になることで皮脂汚れが残ってしまう原因になります。

このように、皮脂汚れが落ちずにシャツの襟などに蓄積され酸化することで、頑固な黄ばみ汚れになります。

黒ずみ

黄ばみ汚れのことを詳しく紹介しましたが、その黄ばみ汚れの原因である皮脂が、空気中のゴミである埃やチリなどが蓄積して合わさることで、「黒ずみ」汚れへと変化します。そのため、黒ずみは「黄ばみ」の上に発生する形になります。

黄ばみが酷くなると、黒ずみの汚れへと変わっていきます。そのため、黄ばみ汚れに気づいたときに、綺麗にお洗濯して落とすことができていれば、襟元に黒ずみが発生することはないので、早めの対策が大切です。また、襟元に黒ずみと黄ばみの両方の汚れが付いている場合は、黒ずみの汚れを先に落とすように洗いましょう。

シャツの襟の汚れの落とし方

襟元の汚れの落とし方を紹介します。

1:まず襟の汚れが付いている部分を、ぬるま湯で軽く濡らせます。

2:汚れている部分全体に洗剤を直接塗ります。このとき、洗剤が多いと色柄が落ちる場合があるのできをつけましょう。

3:シャツを両手で持って、生地同士を軽くこすり合わして洗うか、古い歯ブラシを使って洗っていきます。ただし、新しい歯ブラシを使用したり、力強く洗うと生地が傷むだけではなく、浮いた汚れが襟の生地の奥に入り込みます。そうなると、汚れが取れなくなる可能性があるので、優しく擦り洗いをしましょう。

4:ぬるま湯で洗剤を洗い流したら、普段どおりに洗濯機で洗濯します。

汚れ落としは難しくありませんが、この方法で洗うことで襟元の汚れは綺麗に落せます。この洗濯をする前の一手間で、汚れの落ち具合が違います。

ブラシ

シャツの襟汚れを落とすときに、洗濯ブラシが活躍します。そんな洗濯ブラシの使い方は何パターンかありますが、今回は「摩擦洗い」と「たたき洗い」のやり方を詳しく紹介します。

摩擦洗いの仕方

次のページ:襟汚れを身近なもので落とす方法

初回公開日:2018年03月18日

記載されている内容は2018年03月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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