トリッキーの意味と使い方4選・トリッキーの由来
更新日:2024年06月24日
トリッキーとは
日常生活においてトリッキーという言葉は、「予想外の行動をとる人」や「変わった趣味がある人」「感情の起伏が激しく、キレやすい人」というニュアンスで使われています。
よく耳にする言葉ではありますが、正しい意味を求められても答えられない人も多いでしょう。下記では、トリッキーの正しい意味や使い方を紹介していきます。
辞書での意味
・奇をてらったさま、巧妙なさま。
・油断のならないさま、ずるくて、まどわすようなさま。
「奇をてらう」には「わざと普通と違っていることをして、人の注意を引こうとする」という意味があります。
英語での意味
tricky(トリッキー)という単語は、trickという名詞に、yがついてできた形容詞です。trickyの中に含まれるtrickという単語には、たくらみ・策略・ごまかし・いたずら・わるさなどの意味があり、yがつき形容詞になることで、「巧妙な」や「油断ならない」などの意味になります。
ゴルフでの意味
ゴルフで「トリッキーなコースだった」として使われる場合は「罠やひっかけがあって、油断のならないコース」という意味を示しています。
具体的には、山や谷が多くてアップダウンの多い、平らな場所があまりない、狭いコースを意味しています。
スポーツでのトリッキー
スポーツの話題の中で「トリッキーなスタイル」「トリッキーなプレイ」という言葉が出てくる場合は、巧妙なさま・相手をまどわすようなさま、という意味で使われています。
簡単に真似できるものではない技術や、巧妙なプレイに対して使われています。
トリッキーの使い方
普段からよく耳にする「トリッキー」という言葉の正しい意味を理解したうえで「トリッキーな仕掛け」や「トリッキーな髪型」など、さまざまな使われ方について下記で紹介していきます。
使い方1:トリッキーな手法
「最近の詐欺は、トリッキーな手法が使われている」というフレーズで使われる「トリッキー」は、まさに「油断のならないさま」「ずるくて、まどわすようなさま」という意味で使われています。
使い方2:トリッキーな髪形やファッション
「トリッキーな髪型」「トリッキーなファッション」は、日常会話の中でもよく使われており、この場合の「トリッキー」は、「奇をてらったさま」から派生して「奇抜な」という意味で使われています。
わざと普通と違うことをして、周囲の目を引こうとしている場合もありますが、「普通でないさま」という意味のほうが、強く出ています。
使い方3:トリッキーなテスト問題
「今回のテストはトリッキーな問題が多かった」という場合の「トリッキー」は、「慎重な扱いを要する」という意味から、一筋縄では解けないようなひっかけ問題や、テクニックが必要な問題に出会ったときに使われます。
しかし、そのような問題はある意味変わっているとも言えるので、「奇抜な」という意味も含まれているでしょう。
初回公開日:2018年01月09日
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