「ベビーフェイス」の意味と使い方・由来・プロレス｜顔
更新日：2024年07月18日
ベビーフェイスというと童顔のイメージの方が強くありますが、元々はプロレス用語でした。童顔のイメージや意味と同じく、ベビーフェイスとはプロレス界においても善玉の役割を意味します。
次にプロレスでの「ベビーフェイス」の意味について詳しくみていきましょう。
プロレスでの「ベビーフェイス」の意味とは？
プロレスでの「ベビーフェイス」は簡単に言うと、ベビーフェイス＝善玉、反対語がヒール＝悪役という意味となっています。アメリカンプロレスではこの区分がハッキリしていて、片方がベビーフェイスなら、もう一方はヒールを演じる事になります。
プロレスにおけるベビーフェイス（Babyface）は、プロレス興行のストーリー上の善玉として振舞うプロレスラーおよびプロレスラーのチームという意味があります。
ベビーフェイス、および対義語のヒールは、元々アメリカのプロレス業界のスラングであり、それが日本にもたらされて用語として定着しました。ヒール同様、プロレス興行において「正義」対「悪」という観客がわかりやすいアングルを展開していく上で欠かせない存在です。
歌詞での「ベビーフェイス」の意味と使い方とは？
スピッツ
スピッツの「ベビーフェイス」という楽曲は「空も飛べるはず」のカップリング曲で、アルバム「空の飛び方」にも収録されています。
この曲はボーカルの草野さんが、奥さんを亡くした友人のために作った曲と言われています。
大切な人を亡くした友人のために書いた曲というと、しっとりと静かな曲のイメージがありますが、意外にも曲調は明るい感じで、ファンファーレも鳴っていて、派手な曲というイメージがあります。
「ベビーフェイス」の歌詞について
歌詞についてみていくと、「星になったあいつも空から見てる」という部分があり、星になったというのは死を意味し、故人を指しているのでしょう。「こわがらないで歩き出せそっと」の歌詞については大切な人を亡くした友人を慰めたり、励ましている意味もあるといわれています。
「華やかなパレードが 遠くなる日には ありのままの世界に 包まれるだろう」という歌詞もパレードは葬式を意味し、ありのままの世界というのはお葬式が終わって、大切な人がいなくなった世界（日常）の事を指しているのでしょう。
「涙をふいて 生まれ変わるよ」という歌詞は、生まれ変わるという言葉は、亡くなった人へ向けた言葉とも、大切な人を亡くした友人へむけた言葉とも取ることができます。
Perfume
可愛い女子3人組グループ「Perfume」にも「Baby Face」という楽曲があります。「Baby Face」は優しいメロディーなので聴いていて心地が良いです。
Perfumeというと恋愛の曲が多く、恋愛をしている女の子らしさ、可愛さを表現している曲のイメージがあります。しかし、「Baby Face」では優しいお姉さん目線の曲なのでこのような視点はあまりないです。
「BabyFace」の歌詞について
「背伸びしないでいいんだよ」、「キミの生意気がわたしにとってなんだかそうなの 可愛くて」という歌詞には男の子を見守っている、優しいお姉さん目線を感じさせます。
「頼りがいのある男の子になりたいの？まだ全然そうじゃなくても大丈夫だよ」、「ずるいよそんな背伸びしたって 反対に許してしまうから」という歌詞では男の子の少し頼りなく、子供っぽい意味合いを表しているでしょう。無理に背伸びしなくても、ありのままの君でいいんだよという意味も伝えられています。
「Baby Face」なあどけない可愛らしい外見で背伸びをしようとしている様子も、そのギャップが可愛く思え、優しいお姉さんとして許してしまうのでしょう。優しくお姉さんとして温かく見守っている姿が純粋で、恋愛模様や女心の意味合いをリアルに表現しています。
あらゆる意味を持つ、「ベビーフェイス」
これまで見てきたように、「ベビーフェイス」という言葉は童顔の事だけでなく、プロレスの用語や歌詞、お店やアーティストの名前としても使用されています。「ベビーフェイス」と聞いてもあまりダークな印象や悪い印象や意味はなく、可愛らしい純粋な意味合いというイメージが持てます。
また「ベビーフェイス」つまり童顔と言われて、嫌だなと感じたり、マイナスに思う人もいるでしょう。ですが童顔でも若々しく見られる、周囲から親しみやすい、愛らしいと感じてもらえると、堂々と胸を張りましょう。
初回公開日：2018年01月10日
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