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「マンマミーア」の意味と使い方・由来・映画の意味|イタリア語

更新日:2024年07月17日

「マンマミーア」って言葉を聞いたことがありますか。「マンマミーア」とはイタリア語ですが、どんな意味なのでしょうか。そしてどんなシーンで、どのように使うのでしょうか。「マンマミーア」の言語の由来とその使い方、あわせて映画「マンマミーア」もご紹介していきます。

「マンマミーア」の意味と使い方を知っていますか?

「マンマミーア」という言葉、一度は耳にしたことがあったり、目にしたことがあるのではないでしょうか。普段「マンマミーア」と口にすることはあまりありませんが、全く知らない言葉ではなく、エンターテインメント好きの方なら映画やミュージカルで聞いたことがあるはず。美味しいもの好きの方ならレストランの名前と言われれば、そういえば知っていると思いつく言葉です。

「マンマミーア」って口にするとさらっと明るい響きがありますが、その言語の由来、言葉の意味、そしてどんな時に使うのか知っていますか、あいまいではないですか。

今日は「マンマミーア」の意味やその使い方をご紹介していきますので、正しい意味と使い方を覚えて、日常生活の中で使ってみませんか。きっと周りの人から「かっこいい」って注目浴びること間違いなし。

「なんてこった」って驚きの表現

「マンマミーア」の言語はイタリア語です。「マンマ」とはママ、お母さん、「ミーア」とは私のという意味で、つまり直訳すると「私のお母さん」となります。でも、イタリア人はこれは私のお母さんという意味では使わず、「なんてこった」というように困ったことがおきたとき、驚いたり喜んだりしたときの感情表現を意味して使います。

何か予期せぬことが起きたとき、例えばサプライズのバースでパーティで驚いたとき、約束していたデートがドタキャンされたときなどなど、それがいいことでも悪いことでも「なんてこった」「ええぇ」「大変だぁ」ってつい口からぽろっとでるときがありますが、そんなときに「マンマミーア」と使います。

つまり日本語の「なんてこった」というのが、イタリア語になると「マンマミーア」という驚きの表現と意味になるということです。

「マンマミーア」の意味の由来とは?

「マンマミーア」とは直訳すると「私のお母さん」という意味であり、実際には驚きの表現として使うことはご説明しましたが、では「私のお母さん」がどうして「なんてこった」「ええぇ」「大変だぁ」という驚きの表現や意味になってしまうのでしょうか。

「マンマミーア」の意味の由来、実はその国の宗教がバックグラウンドにあるんです。ではここではイタリア語、英語、日本語でそれぞれに触れてみることにしましょう。

イタリア語の「マンマミーア」とは

「マンマミーア」の直訳、意味が「私のお母さん」。しかし、ここで呼びかける「私のお母さん」とは自分のお母さんではなく、カトリックの聖母マリアを意味しています。

イタリアはカトリックが大半を占めており、そのカトリックが崇拝するのが「聖母マリア」です。ですから、何か驚いたとき、窮地に陥ったとき、助けや救いを求めるのはマンマ=母=聖母マリアに祈り、お願いをします。

ですので、おかあさ~ん助けてと言うように、聖母マリアさま助けて~と言うのがイタリアでは当たり前で、イタリア人は何か驚いたとき、助けが必要なときには「マンマミーア」が自然と口から出てくるということになります。

英語で「マンマミーア」とは

「マンマミーア」はイタリアでよく使われる表現です。では、英語圏に行くと「マンマミーア」はどんな言葉に変化をして使われるのでしょうか。

英語圏では「マンマミーア=なんてこった」という時には「オーマイゴッド」「オーマイゴッシュ」「オーマイグッドネス」などと言います。これは私たち日本人でもなじみがありますし、使ったことがあるという人もいるのではないでしょうか。

「オーマイゴッド」は直訳すると「私の神様」という意味です。英語圏では窮地におちいったとき、助けを求める対象は、マンマ(母=聖母マリア)でなく、ゴッド(父=神)となるからです。

しかし実際には英語圏では神様の名前を使うことを嫌がる宗教の人に配慮して、ゴッドが入っているフレーズの「オーマイゴッド」は使わないよう、「オーマイゴッシュ」「オーマイグッドネス」などのゴッドを避ける言いまわしを使っています。

日本語で「マンマミーア」とは

「マンマミーア」が日本語になると、もう皆さんご存じのように「なんてこった」「ええぇ」「大変だぁ」という驚きの表現になります。

そしてやっぱりお父さんより「お母さん助けて」と言いませんか。また、「聖母マリアさま助けて~」と言う表現は「神様助けてください」とか「どうか神様、仏さま」と日本語で言ったりしますので、イタリア語の「マンマミーア」とは非常に似た感覚で使っています。

最近の流行り言葉である「まぢ?」「まぢかっ」も「マンマミーア」同じようなニュアンスや意味、タイミングで使います。

「マンマミーア」の映画の気になるストーリーと意味

「マンマミーア」の映画は1999年にウェスト・エンドで、2001年にブロードウェイで公開されたミュージカル「マンマ・ミーア」を映画化したもので、2008年にイギリス、アメリカ、スウェーデンの3国共同製作により公開されています。

自分の結婚式にヴァージン・ロードを父親と歩きたいと願う花嫁である娘。父親候補が3人いることを知り、その3人の男性に母親の名前で招待状を送ることから展開するストーリー。この計画を知らない母親のもとへ、3人の元恋人で父親候補がそんな事情も知らずに、20年ぶりに母親に会いにくる。

本当の父親は誰なのか、結末が非常に気になるロマンティック・コメディ・ミュージカル映画「マンマ・ミーア」は観る人までをも幸せにする心温まる結婚物語です。

「マンマミーア」で使われている曲の意味を知ろう

「マンマ・ミーア」の映画のサウンドトラックには、世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBAの楽曲が全曲使われており、楽しい気持ちを盛り上げてくれること間違いなしです。

「マンマ・ミーア」の映画の中から、誰でも聞いたことがある、口ずさんだことがある、あまりにも有名なABBAの楽曲で、さらには結婚ストーリーの映画の内容にちなんで、結婚式や披露宴のBGMに使える曲を選曲してその意味とあわせてご紹介していきます。

Mamma Mia

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初回公開日:2018年02月12日

記載されている内容は2018年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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