「萎える」の意味と使い方・語源|恋愛/ネット
更新日:2024年09月04日
「萎える」の意味と使い方
最近至るところから聞こえてくる「萎える」という言葉、誰でも普段から「萎える」という言葉を使ったことはあるでしょう。例えばあなたはどんな時に「萎える」という言葉を発して、どんな風に使用しているのか考えたことはありますか。「萎える」という言葉は案外たくさんの意味を持っています。そんな普段何気なく使っている「萎える」という言葉について今回は学んでいきましょう。
心が「萎える」
人間なら誰しも元気のないときもあります。この「心が萎える」という使い方が現代では一番「萎える」という言葉を使うことが多いきっかけになっています。
元気が無かったり精神的に落ち込んでしまったり、疲れてしまったときやしんどい時についつい「心が萎える〜」と言いたくなります。そんな時は言葉の力を借りてみましょう。言葉は不思議なことに口に出せば出すほど心が軽くなる効果がありますので躊躇せずに一言つぶやいてみてはいかがでしょうか。
植物が「萎れる」
植物もお水や栄養がないと元気がなくなってしまいます。そんなときにもこの「萎える」という言葉の意味があります。
植物が「枯れてしまう」のではなく「萎れてしまう」枯れてしまうのは、完全に植物としての存在が終わってしまった意味を持ちますが「萎れる」というのは植物に水分が無かったり、栄養が足りなくて元気がない状態のことを指します。植物でいうと「萎れる」のは元気が無いこと、必要な栄養が足らないことで「枯れる」のは生命が終わってしまったことを指します。
「萎える」という言葉の語源とは
よく使われる言葉の「萎える」という言葉ですが語源を知らずに使っている人は案外多いです。知らず知らずのうちに発言していて場面に合わない発言をしてしまい恥ずかしい思いをしないように今しっかり学んでおきましょう。そしてそんな中でも知っていれば周りから博学として賞賛されること間違いないです。ぜひしっかり語源を学んで発言しましょう。
まずこの「萎える」とは「なえる」と読みます。「萎」という言葉の下側に「委」という漢字を書いています。
そしてさらに「委」上の漢字の部分と下の漢字の部分に分けることができます。上の漢字の部分には穀物の意味を持つ漢字で、その中でも特に稲を表します。なので「委」という漢字は稲を頭に被る女性のこと、つまりお祭りの時に舞い踊る女性の事を表しています。
男性よりも背の低い女性が、曲がるように踊っていたことから「しおれる」という意味や「曲がる」を意味するような言葉になりました。
そんな意味も?
また他にも長く着たため、着物がくたくたになる。という意味もあります。簡単イメージとしていえば、パリッとしていたりピシッとしていたり張りがあった着物が、シナシナと弱くなっていってしまうイメージです。こちらのイメージとしての意味合いは「弱い」です。一般的な「萎える」という意味合いに合っています。
ネットでの「萎える」の意味とは
近年凄まじい勢いがあるネットワークですが、その中でも突出しているのが「SNS」です。10代から30代の利用率はどちらも9割前後です。また10代~20代は、それ以外の年代の人よりTwitter利用率が高く6割前後でInstagramも10代で3割、20代で4割以上の人が利用しています。そんなネット社会での「萎える」といった言葉はどのように使われているのでしょうか。
SNSならではの「萎える」の意味
SNSでは自分の近況などを投稿します。そんな中自分は仕事なのに友達が楽しそうな写真をSNSにアップしていたら「萎え」ます。そういたSNSでの投稿を見なければいいのですが気になってしまうのがこのSNS「萎え」です。
そういった他人の投稿を見て自分よりも楽しそうな状況にいるのを見て気持ちが沈んだり、イライラしていることを「萎える」と言うことがあります。また投稿写真に「いいね!」を押さないといけないことにストレスを感じている人もいます。適度にSNSを活用していきましょう。
初回公開日:2018年01月15日
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