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「掛かる」の意味と使い方・手が掛かる子供の育て方・費用

更新日:2024年02月10日

掛かるにはどんな意味があるでしょうか。意外によく使う言葉で、普段口にすることも多いです。今回は、「掛かる」をテーマにしました。「掛かる」の意味を確認し、正しく使えるようにしましょう。また、「掛かる」の他にも「かかる」には漢字があります。併せて見ていきます。

「掛かる」の意味と使い方

今回のテーマは、「掛かる(かかる)」です。「掛かる」はどんな意味で、どんな時に使うのでしょうか。まずは、そこから見ていきましょう。掛かるにはとてもたくさんの意味があります。ですから、一つの意味だけを覚えるのではなく、どんな時にどのように使われるかによって判断しなければなりません。

例文から見る「掛かる」の意味

ここでは、例文を使いながら説明していきます。「ハンガーに掛ける」は、上着などをハンガーに吊るすこと、「のれんを掛ける」は、のれんをぶら下げることを意味します。吊るす、ぶら下げるという意味があります。

次に「期待が掛かる」「疑いが掛かる」は身に作用が及ぶということです。「期待を持たれる」「疑いを持たれる」ということもできます。物や気持ちだけではなく、「仕事に掛かる」「作業に掛かる」とあることを始めるときに使うこともあります。着手する、始めるという意味です。

「お目に掛かりたいのですが」は「お会いしたいのですが」という意味です。「お目に掛かる」でお会いするとなります。初対面の時に使うあいさつに、「お初にお目に掛かります」があります。

「ドアノブに手が掛かる」「肩に掛かる髪の長さ」のように、接触を意味する場合もあります。体のある部分が、他に触れたり引っかかっているときに使います。

「かかる」の他の漢字

「かかる」の漢字は一つではありません。掛かる・係る・架かる・繋かる・懸かるがあります。係という漢字には、かかわる、つながる、架には棚、きものかけ、かけわたす、繋にはつなぐ、つながる、かける、懸には、かける、ぶら下がる、へだたるという意味がそれぞれあります。熟語を考えるとイメージしやすいでしょう。

関係、架線、連繋、懸垂などです。「関係」という熟語からは、かかわるということが連想されます。懸垂からは、鉄棒にぶら下がる姿が想像できます。掛かるという漢字を使うことが多いですが、ひらがなも使われています。

「掛かる」と似ている「掛ける」

掛かるが自動詞であるのに対し、掛けるは他動詞です。つまり、掛けるは作用が及ぶ対象物を取ります。具体的な例を次の項目で見ていきましょう。

掛けるの使い方・例文

掛けるの例文には、

・電話を掛ける
・上着を掛ける
・毛布を掛ける
・手間を掛ける
・留め金を掛ける

などがあります。例文から、「掛けるは」働きかけの行動を起こすということがわかります。

手の掛かる子供はどうやって育てている?

子供は手の掛かるものですが、それでも育てるのが大変な子はいます。そもそも、手が掛かる子とはどんな子供でしょうか。

手が掛かる子とは?

赤ちゃん時代であれば、よく泣く子が手が掛かるのではないでしょうか。おとなしく寝ていてくれればその間に家事がはかどりますが、よく泣く子はあやしたり、おむつを替えたり、ミルクをあげたりと思いつくことをするでしょう。それでも泣き止まないときは、途方に暮れてしまいます。何年も続くことではないのですが、そのさなかにいるときは深刻です。

少し大きくなってくると、聞き分けのない子が手が掛かります。たとえば「ここで待っていてね」と言っても待っていられなかったり、「触っちゃダメ」と言っても手を伸ばしてしまうような子供です。

手が掛かる子はどうすれば?

子供の性別、性格によって手の掛かり具合は変わってきます。こうすれば解決というような特効薬はありません。一人で抱え込まないで、家族に手伝ってもらったり、友人に話を聞いてもらうのがよいでしょう。同じ悩みを持つ人がいれば、さらに心強いです。

子育てにおいては、全く逆の悩みが出ることもよくあります。たとえば、食べることが大好きでいくらでも食べるので肥満が心配という一方で、小食で、手をかけて作った料理もちっとも食べてくれないとか、活発すぎて手に負えないという悩みがあるかと思えば、引っ込み思案で困るという悩みもあります。

大きくても小さくても、うるさくてもおとなしくても悩みは尽きません。市町村に子育て支援センター・相談センター、電話相談などがあります。また、育児支援サイトもありますので、手が掛かる子で困ったときには活用しましょう。誰かに話を聞いてもらうだけで、気持ちが軽くなる場合もあります。

子育てはお金が掛かる

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初回公開日:2018年04月17日

記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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