「時々」の意味と使い方・類語・敬語・四字熟語・頻度｜一時
更新日：2024年09月14日
時々という言葉の意味と使い方とは
ビジネスシーンでもプライベートでも、よく使うのが「時々（ときどき）」という言葉ではないでしょうか。「時々」とは、ある事柄が一定の時間をおいて繰り返されることを指します。時間を中心とした出来事に使われる場合がほとんどなので、のらりくらりと話をはぐらかす場合や、はっきりとした事が言えない場合にも使われます。
使い方としては「時々、暇なのでジョギングをしていた」や「そのことについては、時々しかしていなかったので、よくわからない」などの使い方があります。誰でも使う機会が多い言葉なので、使うにはそれほど難しい事はないでしょう。
それでは「時々」について述べていきましょう。
時々という言葉の類語って何？
時々の類語は「時に」「時折」「時たま」という言葉があります。場面場面で神経質になり類語を選ぶ必要もないでしょう。どの言葉も、同じ意味を持ち、どの場面で使っても相手に失礼はないです。これらの類語を使用する場合、その後に続く言葉はあまりはっきりしないことを言わないようにすれば、悪い印象を相手に与えないでしょう。
時々の類語も、ほとんど「時」という言葉を含むので、時間や間隔のことを表すので、それほど使い方が分かれる言葉ではないです。
時々と一時の主な違いって何？
一時という言葉は、繰り返して起こる現象に対して使われる言葉ではありません。少しの時間やわずかな時間などを表す場合に使われます。時々という言葉を使う場合は断続的に起こる事で、一時とは少しの時間に起こる事を指すので、そもそもの意味が違います。
覚える際は少ない時間で起こる事と、繰り返し起こる事と覚えましょう。時々という言葉はよく使いますが、一時という言葉はそんなに使われません。
時々という言葉を敬語にしたらどうなるのか
時々を敬語にする場合は時々の言い方を変えて、他の言葉と組み合わせる際に、動詞や形容詞を謙譲語や尊敬語に変えるようにします。ビジネスシーンやかしこまった場ではどのように時々という言葉を敬語として表現できるかが問われます。
なるべく、相手に嫌な印象を与えないようにしなければいけません。時々という言葉はあやふやな場合に使われるので、なるべく好印象を持ってもらうようにしましょう。
丁寧語の場合
時折、時に触れて、などの言葉が丁寧語となります。丁寧語を使いながら、他の動詞や形容詞を謙譲語や尊敬語にして、時々の敬語が成り立ちます。
時折という言葉を使う場合は、主にビジネスシーンなどです。また目上の人に言う場合にも使われるでしょう。時々という言葉を使い、他の動詞や形容詞を敬語表現する場合もあるので、時折だけが敬語表現で使われる訳ではないです。場面場面に合わせた言葉のチョイスが必要になってきます。
謙譲語の場合
謙譲語の場合は時々や時折と言った言葉を使いながら、動詞を謙譲語にして時々いう言葉と組み合わせます。「時々、そちらへ伺います。」や「時折、会社の方へ参ります。」などと使いましょう。謙譲語は自分がする行動を低く表して、相手を持ち上げる言葉を使います。
時々という言葉自体の謙譲語はないので、時折という言葉と動詞や形容詞を謙譲語などに変換して、組み合わせる必要があります。
尊敬語の場合
尊敬語は相手を敬う場合に使われます。「時折、お見えになっておりました。」や「時折、職場の方へいらっしゃいました。」などと使いましょう。尊敬語を使う場合も、謙譲語と同じ表現をして、敬語表現をします。
時々の敬語は限られており、表現法は少ないですが、もともと確かなことを言う場合が少ないので、なるべく具体的な時間や間隔を相手に伝える必要があります。どの場合でも、曖昧な答え方にならないようにしましょう。
時々という言葉に関する四字熟語って何？
初回公開日：2018年06月13日
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