「慕う」の意味と使い方・読み方・花言葉・敬語|恋愛/尊敬
更新日:2024年07月02日
「慕う」と似ているけど、微妙に違う言葉の中に「尊敬」という言葉があります。尊敬とは、自分が相手の人格や識見、学歴などの経歴や経験に対して、すぐれた人材だと認め崇拝に近い気持ちを持つことです。
相手に対して、ただ慕うという気持ちよりも、絶対的に従ってしまう心理状況になっていることを表していることが伺えます。この気持ちは、周りの人に批判を言われたぐらいで簡単に変わることはありません。したがって、相手に対して尊敬していた部分への熱い気持ちが落ち着くタイミングが来るまで待つしかありません。
無理に引き離そうとすると、余計に相手に対しての感情が強まることに繋がってしまう事もあるので、気を付ける必要があります。
憧れるなど
「慕う」と似ているけど、微妙に違う言葉の中には「憧れ」という言葉があります。この言葉は、よく使われる事が多いので、意味を知っている人も多いでしょう。
例えば「憧れの人」ができると、自分がなりたいという目標にし、憧れの人の真似をするようになり、その人のようになりたいと思う気持ちが強くなる事があります。慕う気持ちから、自分自身の行動までも変えようと思うほどの、強い気持ちが憧れです。
一度でも慕う気持ちを抱いた相手や憧れる気持ちを抱いた相手は、自分自身にとって影響力のある存在になります。
「慕う」の敬語
慕う気持ちを表している敬語で「お慕い申しあげます」、 または「お慕い申し上げています」、「お慕い申しております」と、いくつか種類があります。
手紙に書くときや言葉で伝える時に、相手が自分よりも年上の方なのかなど、いろんな状況を考えて言葉を選んで使うと良いでしょう。
「慕う」には相手を想う気持ちがつまっている
慕うには、心から相手のことを考えているような状態になっていることを表していることが多いです。相手を慕うと一言でいっても大切に思うレベルもいろいろあります。例えば、漢字で「慕う」と書いてみると「好き」と漢字で書くのでは、言葉に好きな気持ちの重みが違うのを実感することができます。
もしあなたに大切な人がいるのなら、適切な言葉で自分の気持ちを伝えてみませんか。気持ちを伝えられた方も、素敵な言葉で表現されると嬉しい気持ちになるはずですし、伝えたことによってさらに親密度は上がっていくでしょう。
普段あまり使われていない素敵な日本語は、まだまだいっぱいあります。その一つに慕うも含まれています。若者達から使われるようになって来ると「慕う」の漢字が、もっと身近な言葉になる日が近くなるでしょう。素敵な日本語と触れ合うことで、気持ちも豊かになります。
初回公開日:2018年06月04日
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