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気苦労の意味と使い方・気苦労が絶えない人の心理・例|娘/彼女

更新日:2024年02月29日

気苦労という言葉は日常生活でもよく耳にしますが、正しい意味や使い方をご存知ですか。今回は気苦労の意味や例文はもちろん、気苦労を抱えてしまう人の特徴や対処法などもご紹介します。気苦労が絶えない毎日を送っている人は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

「気苦労」の意味と使い方は?

「気苦労」とは、いろいろなことに気を配って精神的に疲れてしまう状態を意味し、さまざまなシーンで耳にする言葉です。特に相手を気遣ったり、周囲に注意を配ったりする日本人には耳慣れた表現ですが、海外ではあまり使われない表現であると言えます。

気苦労を敬語にすると?

気苦労が多い上司や目上の人に対し、気遣ったり励ましたりする場合、気苦労をどのように敬語にしたら良いのか、迷う人も少なくないのではないでしょうか。多くの場合は頭に「お」や「ご」をつけて敬語として使いますが、気苦労という言葉自体に「お」や「ご」をつけることはできません。

もちろん相手の状況にもよりますが、最適なのは気に病んだり精神的に苦労するなどの意味を持つ「心労」に「ご」をつけて、「ご心労」とすることです。

気苦労の類語は?

気苦労に似た意味を持つ言葉はいくつかあり、「心労」の他にも「心配」「悩み」「気疲れ」「懸念」「ストレス」などがあげられます。また「頭を悩ます」や「気を揉む」なども似た表現としてよく使われ、いずれも精神的に疲れきってしまう状態を表す言葉がほとんどです。

気苦労で悩んだ覚えがなくても、こうして他の言葉に置き換えてみると、ほとんどの人が気苦労を経験していると言えるでしょう。

気苦労の丁寧語は?

丁寧語とは、「です・ます」調を用いて丁寧に述べ、相手と自分の両方に対して使えます。普段の生活でも丁寧語を使う機会は多く、無意識のうちに使っていることも多いでしょう。

気苦労を丁寧語で表現する場合は、敬語と同じく頭に「お」や「ご」をつけることはできないので、そのまま文中に使用します。

例えば気苦労が多いという自分の現状を述べるときに、「最近は気苦労も多いので、南の島でのんびりしたいです。」などと言えますが、相手に使う場合はやはり敬語の場合と同じように「ご心労」のほうがより丁寧です。

気苦労が絶えない人の心理的特徴は?

なるべくなら気苦労で悩んだりしたくはないですが、なかなか自分でコントロールできるものでもありません。無意識のうちに気苦労を抱えてしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか。

自信が持てない

とにかく周りの人の自分を見る目が気になったり、何かをする度に上手くいかないのではないかと心配になったり、自分のやる事や自分の価値が信じられない人は気苦労を抱えやすいと言えます。

また周りの人と自分を常に比較し、自分のほうが劣っていると必要以上に下に感じるため、その行動がさらに自信を持てなくなる状況を作り悪循環に陥ってしまいます。自分ができないことがあるのは当たり前のことなので、自分が得意なこともあるという点に目を向けましょう。

責任感が強い

責任感が強いと、何かを任された時になんとしても自分で最後までやり遂げようとします。それがどんなに大変なことでも、労力を惜しまずに自分の能力の限りを尽くすので、周りからは信頼されやすいでしょう。

しかし全てを背負い込んで一人でやろうとするので、精神的にも肉体的にもかなりの負担になり、あれこれ考えることで気苦労を抱えてしまいます。頑張りすぎずに誰かに協力をお願いすることも大切です。

思い込みが激しい

何でも状況をよく把握せずに、自分の評価をマイナスにとらえ、言われてもいない批評に頭を悩ませたりする人は思い込みが激しいと言えます。

自分をどんどんマイナスのイメージに追い込み、周りの人から見れば何に対して悩んでいるのかさえ分からないことが多いでしょう。

勝手に心配して悩む傾向が強いため、毎日気苦労が絶えないばかりか、周りからも距離を置かれる可能性が高いです。少し気楽に物事を考えるようにしましょう。

気苦労はどんな場面で使う?

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初回公開日:2018年10月23日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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