気苦労の意味と使い方・気苦労が絶えない人の心理・例|娘/彼女
更新日:2024年08月12日
気苦労は必ずしも自分が原因で抱えるものとは限りません。どんな場面で使う言葉なのか、気苦労を抱えてしまう状況について見ていきましょう。
娘が心配な時
例えば、遠くの大学に通うことになった娘さんが一人暮らしを始めたため、毎日顔を合わせることがなくなってしまったとしましょう。きちんと生活できているのか、何かトラブルに巻き込まれていないかなど、会えないからこそ心配は膨らみます。
特に家族のことは、自分のこと以上に心配になり、一つの不安が頭をよぎると、それをどんどん悪い方向に考えてしまったりします。そして気が付かない間に気苦労を抱えこんでしまう結果となります。
また心配だからと執拗に連絡を入れることで、疎ましく思われてしまうこともあるでしょう。気苦労は決して精神的なダメージを与えるだけではなく、親子関係にも悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
彼氏が心配な時
付き合っている彼氏のことが大好きだと、会っていない時にどうしているのか、とても気になります。違う女の子と会っているのではと不安になったり、病気やケガをして困っているのではないかと心配したり、あれこれ気を揉むことで気苦労が絶えません。
また付き合い始めたばかりだったり、彼氏がかっこよくてモテる場合、彼氏に嫌われたくない、もっと好かれたいという気持ちが強くなり、デート中は細心の注意を払う人もいます。楽しく一日過ごし次のデートの約束をして別れる時にはもうぐったりです。そんなデートを重ねていると気苦労も絶えないでしょう。
彼女が心配な時
付き合っている彼女がとても素敵で美人な場合、男性は気苦労が絶えないのが現実です。他の男性から誘われたりするのではないか、自分よりも素敵な男性を見つけて別れられてしまうのではないかなどの不安はもちろんのこと、常に周りに自分と彼女を比べられだんだん自信が持てなくなる可能性もあります。
自信が持てなくなると、とにかく相手に尽くして嫌われないように努力するので、彼女にとっては嬉しい限りです。しかしこうなってしまうと関係性は崩れ、もはや対等な立場ではなくなってしまいます。すると更なる心配や思い込みが始まり、気苦労の悪循環になってしまうでしょう。
気苦労の対処法は?
気苦労を好む人はあまりいませんが、もし不本意ながら気苦労を抱えてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。気苦労は精神的に深刻な状況を引き起こす可能性もありますので、早めに対処することが大切です。
我慢はしない
我慢をしないことはとても簡単なように思えますが、責任感が強かったり周囲の目が気になる人には難しいことでしょう。波風を立てたくないから、自分だけ少し我慢すれば丸くおさまるという考えは危険です。できないことはきっぱり断る、または誰かの協力を得るという姿勢でいれば気苦労も減っていきます。
我慢して一人でなんでも抱え込まずに、誰かに相談することも忘れないでください。例えそれが解決へとつながらなくても、話を聞いてもらうだけでだいぶ心が軽くなります。
趣味に時間を費やす
気苦労の対処法として効果的なのが、心の疲れをとること、簡単に言えばストレスを発散させることです。趣味や自分の好きなことに時間を費やしている間は、抱えている心配事から離れることができるので、気持ちがリフレッシュします。
家で映画鑑賞や音楽鑑賞をするのもいいですし、絵を描くこともおすすめです。またショッピングやウォーキングなどでも気持ちがすっきりします。精神的に疲れを感じてきたら、すぐにリフレッシュするように心がけましょう。
気苦労は上手く対処して心も健康に!
いかがでしたか。今回は気苦労の意味や使い方と合わせて、気苦労が絶えない人の特徴や対処法についてもお話しました。気苦労とは無縁のはずが、実は気苦労を抱えてしまうタイプに当てはまっていたという人もいたのではないでしょうか。
誰でも悩みの一つや二つは抱えているものですが、悩みすぎて気苦労が絶えない毎日になってしまうと健康にもよくありません。時々は心に休息を与え、心身ともに健康でいましょう。
初回公開日:2018年10月23日
記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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