トルソーは自作できる?手作りするメリットやミニサイズの作り方も紹介
更新日:2024年10月10日
「トルソー」ってなに?という人も少なくないと思います。
アパレル業界では、よく使われるディスプレイツールのひとつで、最近では、フリマやおしゃれなインテリアとしても需要が増えています。
自分の装飾品をディスプレイしたり、ミニサイズのトルソーを飾ったりと、おしゃれを楽しむこともできます。また立体裁断で洋裁ができたり、フリマなどの出品に使ったりと、その用途もさまざまです。
この記事では、トルソーの相場から、いろいろな素材を使った作り方などを紹介していきます。
記事を読むことで、自分好みのトルソーが作れるようになるでしょう。
今ではネットで購入できますが、安い材料で、簡単に自作できる方法もあるので、自分の好きなサイズのトルソーを自作してみてください。
トルソーとは?
トルソーはあまり耳にしない言葉だと思いますが、実は身近なところにあって、みなさんもよく目にしているものなのです。
洋服屋さんの店頭などにある、洋服をディスプレイしている胴体だけの人形のことを指します。
トルソーのトルソとは、イタリア語が由来となっており、五体を除いた胴体部分のことで、「木の幹」や「胴体」を意味しています。
このトルソーには、ディスプレイ用、洋裁用、和装用の種類があり、用途によって使い分けられます。
トルソーとマネキンの違い
アパレルショップの店頭やウインドウには、様々なディスプレイツールがあります。
「トルソー」「マネキン」「ボディ」と呼ばれるものがあり、どれも商品を着せてディスプレイするツールですが、その違いを簡単に説明しておきます。
頭や脚や腕がなく、胴体だけのものをトルソーといい、マネキンは全身がある人形です。
トルソーにはディスプレイ用と服設計用の2種類があります。
トルソーは、比較的軽量で扱いやすいということも、マネキンとの違いです。
また、ボディはトルソーとほぼ同じで、特に布張りのトルソーのことをいいます。
トルソーの値段は?
トルソーの相場は、種類や素材、メーカーによっても大きく違い、一概に言えないところがあります。
5,000円前後でも購入できますが、あまり安いと体のバランスやスタイルが良くないものや、中には粗悪品などが混じっていることも少なくありません。
一方、メーカーもので高価なものになると、20万円を超えるものもあります。
買うのはちょっと高いと感じる人は、自作することをおすすめします。
実際にトルソーを作る方法を紹介しましょう。
トルソーを自作する方法
トルソーは、既製品でなくても、自分の使う目的を満たすものを自作することができます。
既製品のようなしっかりとしたものではないですが、簡単に、しかも低コストで作る方法があります。
ここからは、おすすめの素材別で作り方を紹介しましょう。
今後長く使うかわからないのであれば、こちらの手作りトルソーを参考に自作してみるのもいいでしょう。
1:粘着テープを使用する作り方
ここでは、ダクトテープを使いますが、ダクトテープは粘着テープの一種で、一般的な粘着テープより強度と粘着力が強いのが特徴です。
このダクトテープを自分のからだに巻いて作る方法です。
必要な材料は、ダクトテープ2本くらい(体の大きさや巻く回数による)Tシャツ(体にフィットする破ってもよいもの)ラップ、中に詰める綿を用意してください。
作り方
- 下着はつけたままTシャツを着て、その上からダクトテープを体に巻く
- 首回りはラップを巻いて土台を作り、その上からテープを巻く
- テープが巻き終わったら、背中にマジックなどでギザギザのラインを書く
- 背中の中心から、まっすぐはさみで切り、そのまま脱皮
- 切り口をジグザクに合わせテープで貼り、中に綿を詰め、形を整え完成!
2:ワイヤーハンガーを使用する作り方
初回公開日:2022年07月26日
記載されている内容は2022年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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