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「まつわる」の使い方は?言葉の意味や例文・言い換え表現を解説

更新日:2024年11月07日

「まつわる」という言葉をご存知でしょうか。この記事では「まつわる」の意味や使い方について解説しています。あわせて例文も紹介しますので、例文を参考に「まつわる」が使われる場面をイメージしながら使い方を覚えられます。言い換えもできるように類語も覚えておきましょう。

「お金にまつわる話」や「つる草がガードレールにまつわる」など、同じ意味とは思えないけれど、同じ「まつわる」という言葉が使われているのを疑問に思ったことはありませんか。

この記事では「まつわる」という言葉の意味や使い方と例文を紹介しています。今までなんとなく「まつわる」という言葉を聞いたり使ったりしていたという方は、意味に応じた使い方を覚えておくことで、誤った使い方をしてしまうリスクを減らせます。

ビジネスシーンで言葉を誤って使い、恥ずかしい思いをしないためにも、言葉の意味と使い方はしっかり覚えておきましょう。

この記事では、「まつわる」の使い方だけでなく、類語の意味と言い換え方についても解説しています。言い換えに使える類語を知っていれば、表現の幅を広げることができるため、あわせて覚えておきましょう。

「まつわる」の意味

「まつわる」の使い方は?言葉の意味や例文・言い換え表現を解説

「まつわる」には、3つの意味があります。足元や着るものに「からみつく」という意味や、「子どもや動物などが「そばについていて離れない」「つきまとう」という意味、何かに「付随する」「関連する」という意味です。

「まつわる」の漢字表記

「まつわる」は、漢字で「纏わる」と書きます。「纏」は常用漢字ではありません。

漢字表記で「纏わる」と書かれている場合、「まつわる」と読む人もいれば「まとわる」と読む人もいますが、どちらも間違いではありません。どちらの読み方をしても言葉の持つ意味は同じです。

本来は「まつわる」と読まれていましたが、「纏う」を「まとう」と読むことから「まとわる」とも読まれるようになりました。

「まつわる」の語源

「まつわる」は漢字で書くと「纏わる」になりますが、ここで使われている「纏」という字は江戸時代の火消しが火事場での目印として使っていたものです。

時代劇で火消しが纏を上下に振っている姿を目にしたことはありませんか。纏を動かすと、棒についた短冊のようなものがひらひらと揺れ、棒についたり離れたりします。何かにからみつく様子をみて「まつわる」と表現するのは、「纏」からの連想もあるといわれています。

「まつわる」の使い方や例文

「まつわる」には3つの意味があるため、どの意味を伝えたいかによって使い方も異なります。ここでは、「まつわる」の使い方と一緒に例文も紹介しますので、文章の中でどのように使われているのかを見ながら使い方を覚えていきましょう。

例文1:ここは河童にまつわる伝説が残る神社です

「ここは河童にまつわる伝説が残る神社です」で使われている「まつわる」は、「関連する」という意味で使われています。同じように、「関連する」の意味で使う場合の例文を紹介しますので、「まつわる」の使い方として覚えておきましょう。

例文
・このあたりには、天女にまつわる伝説が数多く残っています。
・あの寺には歴代将軍にまつわる遺品が収められている。

例文2:つるがフェンスにまつわるようにはって大変です

「つるがフェンスにまつわるようにはって大変です」は、「からみつく」という意味で「まつわる」を使っています。同じように、「まつわる」を「からみつく」の意味で使っている例文についても以下に紹介します。

例文
・スカートの素材のせいなのか、足にスカートがまつわり、歩きにくくて困ってしまう。
・大木につる草がまつわることで大木を枯らしてしまうこともあります。

例文3:動物にまつわる映画が大好きです

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初回公開日:2022年08月16日

記載されている内容は2022年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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