方言「まんず」を使う地域はどこ?意味と使い方を理解しよう
更新日:2024年11月04日
「会話していたら急に『まんず』って言われた!どういう意味?」
「まんずって聞いたことあるけど、どこの方言だっけ?」
こんな疑問をもったことはありませんか?
本記事では、方言「まんず」の意味と使い方を紹介します。「まんず」の意味や使い方には様々なバリエーションがあります。さらに、地域によって「まんず」の使われ方も少々異なるので、地域ごとの違いを理解していきましょう。
この記事を読むことで、方言「まんず」がどんな地域で、どのように使われているかを理解することができます。意味や使い方を知っていれば、その地域の特色がわかります。また、実際に「まんず」を聞いた時に、相手が伝えたいことをすぐに理解することができるでしょう。
方言「まんず」の意味や使い方、使われている地域を知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
「まんず」の意味とは
方言「まんず」は、「本当に」「とりあえず」という意味があります。
「まんず」には色々な意味があり、地域によって異なりますが、この2つが主となるでしょう。
本当に
方言「まんず」には「本当に」という意味があります。
「本当にそうだ」「本当にそうだなあ」という同意や感嘆を表す言葉で、会話の中で相手に同意するときや相手の主張を後押しするときに使うことができます。
とりあえず
方言「まんず」には「とりあえず」という意味もあります。
うまく言い表せないことに「まんず」は使われますが、「とりあえず」という意味では仲のいい人と別れる時に使われるケースが多いでしょう。
例えば、「じゃあとりあえず、またね~」の意味で「まんず~」と簡単にいうことができます。
方言「まんず」の使い方
方言「まんず」は、「本当に」や「とりあえず」という意味があるとお伝えしました。「まんず」は同意の意思やうまく言い表せない抽象的なことをいうときに使います。
さらに、「まんず」を繰り返したり、語尾を変化させたりした使い方もありますので紹介していきます。
「まんずまんず」と繰り返して使う
「まんずまんず」と繰り返して使うことで、「本当にそうだ」という意味になります。
「まんず」だけでも軽い同意を表すことができますが、繰り返して「まんずまんず」というと、同意の意思が強いことを表せます。
また、「まんずまんずまんず」で喜びを表すこともあり、繰り返すほど感嘆のレベルが上がっていくと捉えてもよいでしょう。
相槌の意味で「まんずな」と使う
「まんず」をちょっと変化させて、「まんずな」ということがあります。
「まんずな」は「うんうん、そうだよな」という相槌の意味で使われることが多いです。
秋田では、「まんずな」を別れのあいさつで使います。例えば、「へば、まんずな」は「じゃあ、またね」という意味になるので理解しておきましょう。
方言「まんず」を使う地域
方言「まんず」が話されるのは主に東北地方です。それ以外に「まんず」を使う地域はあり、地域ごとに「まんず」の意味や使い方が異なっています。
今回は「まんず」が使われている地域を5つ紹介します。もしかしたらあなたが住んでいる地域で、「まんず」が使われているかもしれませんのでぜひチェックしてみてください。
初回公開日:2022年09月02日
記載されている内容は2022年09月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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