今しばらくお待ちくださいとは？意味と言い換え表現や例文も紹介
更新日：2024年08月26日
「〜いただけますか」は、「〜してもらえますか」の丁寧な言い方です。もらうの謙譲語「いただく」と、可能の助動詞「ける」、丁寧語の「ます」、疑問の終助詞の「か」から成り立っています。相手に一方的に「お待ちください」と伝えるのではなく、待ってもらえるか確認を取りたい時に「今しばらくお待ちいただけますか」と言い換えると良いでしょう。
少しの間お時間をください
「少しの間」は「今しばらく」と同じ意味です。「お時間をください」というのは、「お待ちください」の言い換えとして使える表現です。「ください」は「くださる」の命令形で、「くれ」の尊敬語になります。つまり、相手に待つように指示する意味がありますが、「お待ちください」よりも待たせる印象を薄めることができる言い換え表現です。
しばしお時間をいただきたく存じます
「しばし」は「今しばらく」と同じ意味で使われる言い方です。「お時間をいただきたく存じます」は「時間をもらいたいと思います」の敬語表現です。「今しばらくお待ちください」と同じ意味ですが、「目上の人に対して使えるより丁寧な表現ですので、場面によって使い分けることをお勧めします。
「今しばらくお待ちください」の例文
ここからは、「今しばらくお待ちください」の例文を場面別にご紹介します。使い方に迷っている方や具体的な使用例を確認したい方はチェックしてみてください。
オフィス
「今しばらくお待ちください」をオフィスで使用するのは、取引先の人が訪ねてきた時や対応するために時間がかかる場面が多いでしょう。以下に例文をご紹介します。
- 担当の者をお呼びしますので今しばらくお待ちください。
- お掛けになって今しばらくお待ちください。
- そちらについて確認して参ります。今しばらくお待ちください。
電話
電話で「今しばらくお待ちください」を使う場合は、確認や準備のために時間をもらいますという意味で使うことが多いでしょう。
- 只今確認いたします。今しばらくお待ちください。
- 担当に代わりますので、今しばらくお待ちください。
- 折り返しご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。
メール
メールでは、返信に時間差があることを考慮した上で「今しばらくお待ちください」を使用します。
- 本日中にはお返事いたします。今しばらくお待ちください。
- 確認が出来次第ご連絡いたします。今しばらくお待ちください。
- 今週中にはご連絡いたします。申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。
対面
初回公開日：2022年11月09日
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