ビジネスでの細いネクタイの結び方|ネクタイのブランド・ディンブル
更新日:2020年08月20日
ネクタイの幅で決まる印象
ネクタイは、スーツスタイルの胸元を彩る重要なアイテムです。白シャツと黒スーツというようにモノトーンになりやすいスーツスタイルにおいて、ネクタイの色や材質、太さによって相手に与える印象は変わっていきます。今回は、特にその”幅”についてまとめてみました。
ビジネスにおける細いネクタイ
ビジネスやフォーマルシーンにネクタイは欠かせません。スーツのボタンを締めたときにスーツの襟部分で出来る胸元のラインをVラインといいますが、そこを彩るのが他でもないネクタイです。自分の個性を出すうえでも重要なアイテムです。特に細いネクタイは、フォーマルシーンには向きませんが、フランクな職場などであれば、ファッション性を出す効果があります。パーティなどの華やかな場面でも使うことが出来ますし、体のライン、およびスーツのラインが細い方であれば、ネクタイも細めのもので合わせれば、全体的にスタイリッシュなコーディネートが出来るでしょう。
”細いネクタイ”とは?
ネクタイの”幅”といわれても、あまりピンとこない人が多いかもしれません。ネクタイは両端がとがっていますが、その太い方を大剣、細い方を小剣といいます。一般的に販売されているネクタイは、一番太い部分が7cmから10cmのものが多いです。しかし、9cmを越えるとだいぶ太い印象を与えます。
太いとクラシックな印象を与えます。ダブルのスーツと合わせるのがおススメです。一方で、細いネクタイの基準は7cm以下のものを言う場合が多いです。一番細いものだと4cm幅のものもあり、細ければ細いほどカジュアルさが増します。ビジネスシーンにおいて細いネクタイを作う場合は、6cmほどのものがいいでしょう。
細いネクタイの特徴
細いネクタイの場合、一般的なネクタイと、材質や柄に違いが出てきます。最もポピュラーなものだと、ニットタイと呼ばれるものがあります。ニットタイは、シルクで作られたネクタイのような光沢はなく、編み込み特有の遊び心を感じる生地です。上述のような「大剣、小剣」といった区別がほとんどなく、デザインによっては両端がフラットなものもあります。他にも、勿論ウールやシルクでできているものもあります。細いネクタイを購入されるときは、生地の質が与える印象も考慮材料に入れましょう。
細いネクタイで用いられる生地をいくつかまとめてみました。
ニットタイ
シルクなどをあらく編込んで作られているニットタイは、夏場に涼感を出すときに相性抜群です。普通のネクタイではあまり見かけないボーダーの柄のものが多いのが特徴です。また、光沢あるシルクなどで編まれたものもあり、普通のものとは一味違う上品さを醸し出します。ビジネスシーンでも使えますが、カジュアルさは細いネクタイの中でも随一なので、使う場面をよく考えて用いることをします。
麻・リネンタイ
夏場に涼感を与える時に用いられるのが麻素材のものです。生地が薄いので、見た目も爽やかな印象を与えます。立体感が出にくい生地になるので、薄手のジャケットと合わせると良いでしょう。また、シャツもネイビー系のストライプなどと一緒に着こなすと、とてもオシャレに見えます。
ウールタイ
上記2つのネクタイが夏場になのに対し、ウールタイは冬場にネクタイです。細いネクタイだとあまり種類はありませんが、冬用の細いネクタイとして1本持っておけば、スーツスタイルのバリエーションも増えるでしょう。シルクなどと違って光沢がないネクタイですので、ジャケットも起毛のものを選ぶと良いでしょう。また、厚手のネクタイになるので、結び目やディンプルを工夫して、立体感を持たせるとワンランクアップの着こなしになります。
細いネクタイの結び方
細いネクタイを身に着けるうえで重要なのは、結び方、結び目です。普通のネクタイとは推奨される結び方が異なります。いくつか細いネクタイ用の結び方をまとめましたので、参考にしてみてください。
プレーンノット
最も簡単でシンプルな結び方であるプレーンノットは細いネクタイでも十分に使うことが出来ます。結び目を小さくすることが出来るので、ボタンダウンシャツやレギュラーカラーシャツとの相性も抜群です。
ダブルノット
初回公開日:2017年06月21日
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