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おしゃれなシャツの腕まくりの方法/マナー/やり方|ボタンはとめる?

更新日:2020年08月20日

ビジネスシャツの袖を腕まくりすることは基本的にはマナー違反です。しかし、シチュエーションによっては腕まくりが許される場面もあります。ビジネスシャツの起源や、スーツのマナーを知ることで、正しい腕まくりの仕方を学びましょう。

半袖シャツ? 腕まくり?

梅雨も終わりを迎えるとムシムシとした日が続きます。あるいは真夏の太陽の下、ワイシャツにジャケットを羽織って外出などしていると、ジャケットの裏側にじっとりと汗をかいて、シャツが体に張りついてしまうこともあります。最近はクールビズで薄い生地のジャケットもありますが、かえってワイシャツを透けた汗でシミを作ってしまっている人も見かけます。

そもそも、このようなスーツ姿を発祥とするイギリスでは日本のような湿気も、35℃を超えるような真夏日もありませんから、ワイシャツにジャケット姿でも快適に過ごせるのです。

そのため、高温多湿の夏がある日本や、アメリカでは、夏には半袖のワイシャツを着る習慣があります。

しかし、ちょっと待ってください。この半袖シャツ、日本やアメリカでは珍しくありませんが、国際的な基準に照らし合わせてみればドレスコード違反です。

さらに、日本で多く流通している半袖シャツの多くは、通気性を考慮してワームホール(腕ぐり)がゆったりとしているため、正面から見るとなんとも間抜けな印象です。毎日着替えるワイシャツと違って、汗をかいた肘下部分とジャケットの内側が直接触れるのも、衛生的に考えて問題です。

そこで、暑い季節を少しでも快適に過ごすためには、長袖ワイシャツの腕まくりがです。

ボタンはとめる?

腕をまくる際に、さすがに袖のボタンを全て止めて腕まくりするのは難しいのではないでしょうか。

かなり細い男性でも、手首から肘に向かって前腕部分は太くなっているので、カフス(袖口)のボタンをそのままに袖を引っ張っても、対して捲り上げられないのではないでしょう。

しかし、剣ボロ(袖先の切り込み部分)のボタンまで外してしまうと、相当上まで捲り上げないと袖口を固定しておくのが難しいでしょう。ですから、腕まくりをする際に最適なのはカフス(袖口)のボタンのみを外すというのが正解です。

シャツの腕まくりのマナー

腕まくりはマナー違反!?

スーツの発祥の地である紳士の国イギリスを含む欧州では、スーツの着方にいろいろとマナーがあります。それでは「腕まくり」はマナー違反にはならないのでしょうか。

残念ながら、ビジネスシーンにおける腕まくりは基本的にマナー違反です。前述したように、腕まくりをするためにはカフスのボタンを外しますが、この「ボタンを外す」という行為は「着崩す」ととらわれかねません。

ファッションにおいては敢えて王道を外すことで、こなれ感を演出するケースもあるでしょうが、ビジネスにおいては、相手に敬意を評して信頼されることが最優先です。ビジネスシャツを「着崩した」状態でビジネスパートナーに相対することで、相手が不快な思いを感じることがあるとすれば、それはマナー違反となってしまいます。

腕まくりがマナー違反にならないケース

しかし逆に失礼にあたる相手がいないシーンでは、腕まくりをすることも許されます。

たとえば一人で倉庫で作業するときや、移動中です。最近はクールビズを導入していて室内気温を高めに設定している場合もあり、企業によっては自社内であれば、たとえば自分の机での執務中などにおいて、シャツの腕をまくりあげることも大目にみて、解禁している会社も少なくないでしょう。

しかし、腕まくりが許されている自社内といっても、朝礼や会議の席では腕まくりは遠慮した方が懸命です。

また、外勤などで移動中に腕まくりをしていた場合、お客様先のビルに入る前にシャツの袖を直して、ジャケットを羽織り直すのがマナーです。「まだ受付も通ってないから、いいや」「ちょっと汗が引いてから、エレベータの中で腕まくりは直そう」というのはマナー違反です。

就職活動中の腕まくり

就職活動中の学生についても、合同説明会やインターンシップでワイシャツとジャケットを着る機会があるようであれば、腕まくりのマナーは同様です。

最近では、リラックスした雰囲気で学生と企業の率直な意見交換を演出するような就活イベントもありますが、そこでもTPOをわきまえたいものです。ワイシャツとジャケットの着用が求められる場では、袖を伸ばしてジャケットを羽織るのが良いでしょう。見えないのをいいことに、羽織ったジャケットの下で腕まくりをするのもマナー違反です。

余談にはなりますが、そのような会場でジャケットを脱いでウロウロするのもふさわしい格好ではありません。国際的な基準ではビジネスシャツは下着として扱われています。これはシャツの起源が、もともとは男女兼用の下着であったことに由来しています。

ブリーフやトランクスといったアンダーウェアが登場する前の欧州では、シャツの前後の長い裾の部分で股間を覆っていました。企業の人事に「私は御社で働きたいです」とアピールする場に、ボクサーパンツ姿で登場する、なんてことはしません。

やり方

カフス(袖口)のボタンを外したら、まずカフス部分を一回折りましょう。あとはクルクルと袖を巻き上げれば OKです。

この時、剣ボロのボタン(ガントレットボタン)が外れてしまうことがよくあります。しかし、ここでガントレットボタンが外れてしまうと、せっかく巻き上げた袖口がゆるすぎて、元に戻ってしまいます。ガントレットボタンはしっかり留め直しましょう。

腕まくりでオシャレに決める

おしゃれなシャツの腕まくり ーラフな腕まくりー

マナー違反をしない範囲において、シャツの袖の腕まくりの仕方にルールはありません。

しかし、脱ぎ捨てた靴下のようにシャツの袖を袖口からクルクルの巻いただけの腕まくりでは、まくった部分がモタモタしていて野暮ったい印象を与えます。

そこでおしゃれに見える腕まくりです。まずシャツの袖のカフスの部分のボタンを外し、カフスの裏地が見えるように、カフス部分だけを1回折ります。さらに、折ったカフス部分の真ん中で折り返します。カフス部分を1とすると、ちょうど1.5回折るイメージです。袖口を折ったら、そのまま上腕(肘の上)部分の袖を引っ張って、肘下の少し腕の太さがあるあたりまで引き上げて完成です。

最近は、カフス部分の裏地が柄になっているものもあり、この部分をチラ見せするのがいい具合です。

社内の女性が重いコピー用紙を運ぶのを目にした時などに、「手伝いましょうか」と言って、サッとこのように軽く腕まくりするのがスマートです。

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初回公開日:2017年07月19日

記載されている内容は2017年07月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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