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スーツのポケットの名称・ポケットの使い方のポイントとマナー

更新日:2020年03月09日

スーツに付いているたくさんのポケット。使用したことがないけれど、ジャケットの中についているポケットなど、それぞれにどのような用途があるのか誰しも気になったことはあるのではないでしょうか。今回はスーツにおける各種ポケットの使い方やマナーをご紹介させて頂きます。

スーツのポケットの種類

スーツに付いているたくさんのポケットです。使用したことがないけれど、ジャケットの中についているポケットなど、それぞれにどのような用途があるのか誰しも気になったことはあるのではないでしょうか。今回はスーツにおける各種ポケットの使い方やマナーをご紹介させて頂きます。ポケットを有効活用し、スタイリッシュにスーツを着こなしてみましょう。

スーツのオシャレ担当!胸ポケット

まずは特に目につきやすいところからいきましょう。スーツの外側、胸部にあるのが『胸ポケット』です。こちらはポケットチーフを入れる場所とされています。なお、ポケットチーフはファッションの一つとして使用されますので、基本的に胸ポケットもファッションとしての用途となります。

人によってはペンなどを入れる人がいますが、実はNGです。スーツは体系にフィットするように綿密に設計されているため、硬いものや大きなものを入れてしまうと、形が崩れたりフィット感が無くなってしまいます。他の人から特に目につきやすいスーツの部分でもありますので身だしなみの面からもお気をつけください。

ポケットチーフの歴史と効果!

『ポケットチーフ』は実は和製英語で、正式には『ハンカチーフ』といいます。元々『ハンカチーフ』は中世の欧州で主に二つの意味合いで使用されていました。一つ目は、日常的な場面で手や顔を拭くための使用です。こちらは現代の日本でのハンカチの使用用途と同じでしょう。そして二つ目は、婚約のために渡すもの、親から受け継ぐものとしての意味合いです。

15世紀のフランスで船長が『ハンカチーフ』を肩飾りに利用するようになったころから、ファッションとしての利用が始まったとされています。実は日本でも、江戸時代に町人が帯に手拭いを挟むことが流行化したことが同様の文化と言われています。

そして、現代のポケットチーフを利用することによる効果としては、「胸元に注意を引きつけオシャレさを演出できる」「スーツ全体にバランス感を与える」「スーツの印象に華やかさを加える」という上記の三つがあるとされています。

スーツといったら!腰ポケット

ジャケット外側の腰部にあるのが『腰ポケット』です。『サイドポケット』とも言われており、基本的には左右二箇所に付いています。スーツを着用している際、手が塞がった時にものを入れやすい位置にありますが要注意です。詳細に関しては「スーツのポケット使い方のマナー」でご説明します。これは紳士用スーツだけでなく、高校などのブレザーでも同様です。

そして、ジャケットによっては腰ポケットが斜めについている『スラントポケット』と呼ばれるものもあります。こちらはイギリスの単価の高めなスーツによく見られます。他にも複数種類存在しています。今回は比較的メジャーな六種類の腰ポケットをご紹介いたしますので、各種腰ポケットの詳細は下記をご参照ください。

各種腰ポケットのご紹介

◯フラップポケット
トラディショナルスーツの定番。元々雨や埃がポケットの中に入るのを防ぐために、フラップがついているデザインです。日本では雨蓋ポケットとも呼ばれています。

◯チェンジポケット
多くの場合、腰ポケットの上部にもう一つ付いている小さなポケットです。元来、このポケットには小銭(チェンジ)を入れていたことが名前の由来になっています。目線が上にいくことで身長が高く見える効果もありますので、現在は高身長に見えるようなデザインとして取り入れられています。

◯玉緑ポケット
こちらのポケットにはフラップがついていません。上下が縁取られており、公式的な腰ポケットといわれています。

◯パッチポケット
外側からまるで別布を貼り付けたかのような形のデザインのポケットです。アウトポケットと同じく腰ポケットの中ではかなりカジュアルなため、ブレザーやカジュアルなスーツジャケットなどによく使われています。

◯スラントポケット
ポケットが斜めになっているポケットです。元来、乗馬をする際にポケットに手を入れやすいようにデザインされました。斜めになっていることからシャープなシルエットになり着やせ効果があります。

◯ウェルトポケット
スラントポケットと比較して、このウェルトポケットは胸ポケットと同じく平行についています。礼服や背広などに使われることが多いです。

スーツ時のメイン収納!内ポケット

ジャケット内側の胸部左右にあるのが『内ポケット』です。スーツの中でかなり実用性が高いポケットであり、持ち物を入れる大半の場合はこの内ポケットが利用されます。

バッグを持っている場合、本来持ち物はバッグに入れるのがふさわしいとされています。しかし、「ちょっとコンビニに買い物に行く」「トイレに行く」「昼食を食べに行く」など、常にバッグを持ち歩いているとは限らないでしょう。

そこで、スーツを着用しており、バッグを持っていない場合にはこの『内ポケット』をぜひ活用してみてください。利用されたことがある人で在ればお分かりのとおり、スーツのポケットの中でも比較的許容量が大きいポケットとなっています。したがって、名刺入れや長財布程度であればスーツの型崩れへの影響も小さいため、特に問題なく入れることができます。

ただし、幅が1cmを超えるようなものを入れると着膨れしてしまい胸元のフィット感を損なう影響があるので気をつけましょう。

ペンを入れるならここ!ペンポケット

『内ポケット』と同じくジャケット内側の胸部にある細いポケットが『ペンポケット』です。名前のとおりにペンを入れるために利用されます。打ち合わせ以外の場合でも、ボールペンとメモ帳を入れておけばとっさのメモ対応でも問題ありません。スーツによっては、ペンが一本入るサイズのペンポケットの場合と、内ポケットと同程度のサイズの場合があります。サイズを見ながら使い分けて見てください。

ただし、どちらにせよペンのクリップ部分によって生地が多少痛む可能性はあります。365日常に出し入れするほどの使用頻度でなければ特に問題はありませんが、どんなスーツでも定期的に修繕は必要ですので、お近くのスーツ屋さんに持っていくなど状況を判断しながらご利用ください。

そして、ペンポケットはペンを入れておくのに便利とは言いましたが、内ポケットと重なっているものが多いため、あまりものを入れ過ぎてはこちらもスーツの着膨れの原因になります。基本的に物の入れすぎに気をつけながら、ペンはペンポケット、他の物を入れたい場合には内ポケットを利用しましょう。

次のページ:知らなきゃ恥をかく!?スーツポケットの使い方のマナー

初回公開日:2017年11月14日

記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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