飲み会のお礼メールを送る際のポイントとは?ケース別に注意点も紹介
更新日:2024年09月28日
社会人になると上司や先輩、取引先の方など社外の方と飲み会に行くことが増えてくると思います。しかし、飲み会に行くとその場でお礼をするのはもちろんですが、翌日までにお礼のメールを送るのもマナーです。
しかし、実際にお礼メールを書くとなると「いつ送るべきなの?」、「何を書いたらいいの?」と疑問に思うこともあるかと思います。また、変な印象を相手に与えてしまったらと不安に思う方もいるでしょう。
この記事では、お礼のメールを送るタイミングや送る際に気を付けるべきポイント、また、取引先の方や上司、先輩に実際に送る際の例文も紹介しています。
こちらを読むことで飲み会のお礼メールに対する不安を解消することができるでしょう。楽しく充実した飲み会にしましょう。
ビジネス飲み会ではお礼を伝えることがマナー
社会人になると打ち合わせや接待などで社内の先輩や上司、または取引先などの社外の人と食事する機会が増えてきます。中には食事後に相手が支払いをしてくれることもあるでしょう。
ビジネス飲み会での基本知識として、飲み会後にお礼メールを送ることは一種のマナーとなっています。お礼メールを送ることにより相手に好印象を与え、次回の飲み会にも誘いたい気持ちになります。また、職場での人間関係もより良いものになるでしょう。
そのため、上司や先輩、取引先などの社外の人と行く飲み会後には必ずお礼メールを送るようにしましょう。
飲み会のお礼メールを送る際のポイント
お礼メールを送る際に一番押さえていてほしい事があります。それは、相手に感謝の気持ちを伝えることです。マナーだからと言って義務的にメールを送っても相手に気持ちは伝わりません。
お礼メールを送る際は、感謝の気持ちを踏まえて以下のポイントを押さえておきましょう。
ビジネスメールの基本を押さえること
お礼メールを送るにあたって、件名は忙しい相手でも一目見てすぐに内容がわかるよう簡潔に書くことを心がけましょう。また、「こんにちは」のような日常の挨拶は書かないようにしましょう。
格式が高い会食の場合や、取引先など社外の人に送るメールの件名には「会食の御礼」のように丁寧な言葉遣いをすると良いです。
しかし、社内の上司や先輩へのお礼メールでは「昨晩はありがとうございました」や「飲み会ではご馳走様でした」のように、相手との関係性をみながら、かしこまりすぎない柔らかな雰囲気にしても良いでしょう。
取引先など社外の人に当てたメッセージであれば、宛先に相手の会社名、部署、役職、名前を忘れずに書きましょう。名前に「様」をつけることを忘れてはいけません。社内の上司や先輩に送るメールであれば、名前のみで大丈夫です。
遅くとも翌営業日の朝には送ること
お礼のメールを送る際、一番いいタイミングとしては飲み会が終わった後です。しかし状況によっては、メールを作成することすらできないほど酔ってしまう場合もあります。その際は遅くても翌営業日の朝までには送るようにしましょう。
また、ビジネスマナーとしてメールを送った後で上司や先輩、取引先の方などに会う際は直接お礼を言うのもマナーの1つです。
もし翌日にメールを送れない場合は、お礼のメールだけでなく遅れたことに対するお詫びも忘れずに付け加えるようにしてください。たとえ仲の良い上司や先輩だとしてもお礼をすることは最低限のマナーですので、忘れずに送るようにしましょう。
具体的な食事シーンを思い起こさせる内容を盛り込む
飲み会のお礼を普通に書くだけではテンプレートと思われてしまい、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。ひと工夫入れてオリジナルのお礼メールにするためにも、食事中の会話や料理の内容に触れるようにしましょう。
内容としては食事中に上司と話した会話、お店の雰囲気や料理の内容を書くだけでもオリジナルのメールを作れます。また、飲み会の中で最も印象に残っている話題を書くとさらに良いです。
しかし、大げさに書くとかえってお世辞ととらえられてしまい、マイナスな印象を与えるきっかけになってしまうため注意が必要です。
送信する相手が選んだお店であればお店についてのコメントを盛り込む
飲み会や会食のお店を相手が選んでくれることもあると思います。そのような場合はお店を選んでくれたことへのお礼や、そのお店の良かった点などをコメントに盛り込むと、感謝の気持ちがさらに伝わります。
もし、あなたがお店を選ぶ立場だったらどうでしょうか。自分が選んだお店を気に入ってもらえたか不安に思ったり、相手がどう思っているのか気になったりするでしょう。
そこで「素敵なお店を紹介していただきありがとうございます」「プライベートでも利用したいです」などと伝えることで、相手により良い印象を与えられます。
業務に対する意気込みを盛り込む
上司が部下を誘う飲み会の主な目的としては、社員同士でコミュニケーションを深めるだけでなく、情報共有や仕事の悩みを解消し社員のモチベーションを高める目的があります。
そのため、お礼メールで上司や先輩に感謝の気持ちを伝えるのはもちろんですが、「1日でも早く昇進できるように精進します」など業務への前向きな姿勢を示すようにしましょう。
業務に対する意気込みを盛り込む事によって、仕事に対する意欲を伝えることに繋がります。
次回開催に繋がるコメントを盛り込む
上司や先輩、取引先の方と関係性の発展を促す為にも、次回開催に繋がるコメントを盛り込みましょう。
例えば、取引先の方へ向けたメールであれば「次の機会は私が持ちますので」や「次回お返しなどをする機会をいただけましたら」など、相手の好意が一方的にならないようにしましょう。
また、相手が上司や先輩であれば「これからもどうぞよろしくお願いいたします」や「またご一緒にお食事させていただければ」と、次回に繋がるコメントを盛り込みましょう。
この際「また誘ってください」と伝えてしまうと、相手のプレッシャーになったり良くないとらえ方をされてしまったりするため、注意が必要です。
お礼メールに来た返信への対応
初回公開日:2022年12月09日
記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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