実習のお礼状の書き方や例文|封筒/便箋/はがき・時候の挨拶の例文
更新日:2024年07月07日
実習のお礼状の書き方って?例文は?
単位取得や、資格取得のための実習や見学などでお世話になった方にお礼状を出すことがあります。実習先などでお世話になった方々にお礼をするのは一般的なマナーです。
お礼状はお世話になった方々に『感謝の言葉を伝えるもの』です。お世話になった方々に誠意が伝わるとともに、その病院や学校、保育園などの実習先に勤務する大学の先輩に対し、後輩として礼を尽くすということにもなります。
実習を受け入れてくれる側は忙しい中受け入れてくれているので、きちんとしたお礼状を送ることが大切でしょう。
お礼状を出すときの封筒はどんなものが良い?
お礼状などを出す際使用する封筒は、白無地の和封筒が基本であり、サイズは長型4号のものを使用すると良いでしょう。和封筒は弔辞やお祝い事以外に関する文書を送る時に用いられます。個人でお礼状などを送る場合には、社名入りの封筒ではなく白無地の封筒を使用することで、相手方により親身な印象を与えるでしょう。
また、コンビニなどで売られている比較的安い封筒でも可能ですが、文房具店で売られている少し高いけれど封筒と便箋がセットになっているものの方が実習先へのお礼状として送るには好ましいでしょう。
便箋はどんなものを選べば良い?
実習先へのお礼状を書く場合では、白無地の縦罫のものが好ましいです。横罫のものや色がついているものを使用すると少しカジュアルになってしまうので基本的には使用しないようにしましょう。
封筒に入れる際には、書き出しが上になるように宛名が折り目にならないよう折りたたんで封筒に入れます。封筒に入る幅におることを心がけましょう。入らなければ再度おり直さなければなりません。そうなるとせっかく綺麗に書けたお礼状でも余分な折り目がついてしまいます。
お礼状をはがきで出すときは?
実習先へのお礼状をはがきで書くことはあまり好ましくないです。
理由として、封書に比べはがきは略式的なものであり、目上の方にお礼状などを出す際は封書で出すことがマナーとして知られています。
しかし現代では、お礼状をはがきで出すことにも寛容になってきているようで、はがきでお礼状を出す方も増えています。はがきは封筒などに入れずそのまま送ることになるので、内容が実習先で勤務する方々以外の目にも触れてしまいます。このため、あまり他人に見られてはいけないことなどを書く際にはがきは好ましくないでしょう。
実習別所でのお礼状の書き方で気をつけることは?
それぞれの実習先によって実習内容は異なってきます。自分の行った実習先に合った文章を書かなければ、実習先でお世話になった方々に感謝の気持ちも伝わらないでしょう。自分の実習先に合ったお礼状を書くことが大切です。
また、お礼状を読んで実習先で勤務されている方々が嬉しく、心温まるようなお礼状を書くようにしましょう。お礼状は感謝を伝えるための手段です。お礼状を読んで誰かが悲しい気持ちになるのならそれはお礼状とは言えません。
前文
・頭文
頭語とは冒頭の挨拶のことであり、「拝啓」が一般的です。書く際に、頭語と結語とは決まった組み合わせがあるので注意しましょう。
・時候の挨拶
季節や天候などに応じて選びます。書く際には、頭語からは一文字開けるか一行開けて書くようにしましょう。
主文
主文を書く際には、段落ごとに一文字下げて、誤字・脱字、敬語の使い方、改行の位置などに注意しましょう。
・お礼の言葉
本文のはじめに、まずお礼の言葉を書きます。お礼を明確に述べるようにしましょう。
・本文
実習の感想や将来への決意などを自分の言葉で書きましょう。実習中実際に経験したことや、心に残ったこと、実習の感想などを具体的に書くと良いでしょう。
末文
・結びの挨拶
お礼状本来の目的である感謝の言葉で本文を締めましょう。
・結語
頭語に呼応する言葉です。「拝啓」の結語は「敬具」です。
後付け
初回公開日:2017年10月25日
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