実習のお礼状の書き方や例文|封筒/便箋/はがき・時候の挨拶の例文
更新日:2024年07月07日
10月に使える時候の挨拶
10月(神無月)に使用できる時候の挨拶の例として、秋涼、秋冷、秋晴、秋麗、秋月、清秋、錦秋、仲秋、中秋、爽秋、菊花、紅葉、涼寒、朝寒、初霜、寒霜という言葉が使われます。この言葉を使用する際も、「〜の候」「〜のみぎり」「〜の折」という言葉のいずれかを繋げる必要があります。
また、「秋涼爽快の候」「菊花薫る時節」「清涼の秋気身にしみて」「秋色日毎に深まり」「秋たけなわの好季節」「天高く馬肥ゆる秋」「燈火親しむの候」などと言った時候の挨拶を使用することができます。
10月の時候の挨拶+安否の挨拶の例文
「秋涼のみぎり、皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます「天高く馬肥ゆる秋、皆さまにますますご壮健のことと拝察いたします」といった文章を作ることができます。
そしてこれらもまた、改まった手紙に適した時候の挨拶と安否の挨拶の組み合わせの例文なので、実習のお礼状を書く際に使用することができます。
お礼状の出し方はどうすれば?
実習でお世話になった企業や病院、保育園などに手書きのお礼状を送るには、郵送しか手段がありません。実習最終日に直接手渡しで渡すのが一番良い方法ですが、さまざまなことを学習し、覚えなければいけない実習週間では、最終日にお礼状を渡す余裕はないでしょう。
このため、直接会わなくてもお礼状を届けることができる郵送という手段が多く使われています。お礼状を送る際にいくつかの注意点があります。
郵送方法
速達で送る際には、速達料金がかかってしまうので忘れず郵便局で払うか、その分の切手を貼るようにしましょう。ポストに投函する際の注意点は、ポストの回収時間を見ることです。速達で送る場合は赤字で速達と忘れずに書きましょう。
速達で送らずとも、急いでいないのなら普通郵便で送ると良いでしょう。変に特定記録、簡易書留で送ってしまうとこれらは受け取ったと確認できます。受け取った側も、「重要書類でもないのに」と考えることがありますから、避けた方が良いです。
お礼状は手紙なので、重要な何かを先方に知らせなければいけないものではないので、受け取ったと確認できる手段のある方法は使わない方が良いです。出し忘れて早く届けたいのなら速達で、急いでもない、ただ届いて欲しいというのであれば普通郵便が好ましいです。
お礼状のサイズはどれくらい?
白無地の和封筒の長型4号のものを使用します。便箋は書き出しが上になるよう、宛名が折り目にならないように封筒に入る大きさに三つ折りにして入れます。
長型4号の大きさは、90mm(横)×205mm(縦)で、郵便規格は定形です。また、長型4号の封筒に入れることのできる便箋の大きさはB5の三つ折りまたは四つ折りです。
お礼状はいつまでに出せば良いの?
実習が終了してすぐに出すと良いでしょう。実習終了日の翌日には投函できると良いです。早ければ早いほど良いですが、遅くとも実習終了から1週間後までには先方へ届くように投函しましょう。
もしも遅れてしまった場合には、お礼状のどこかに遅れてしまった理由とそのことに対する謝罪文などを書いておくと実習先の方々の印象も悪いままでは終わらないでしょう。
感謝をされて気分を害する人はいないので、遅れてしまっても感謝の気持ちがあるのならば、お礼状は送っておくと良いでしょう。遅くなってしまったからといって、送らないのが一番実習を受け入れてくださった企業や病院、保育園に失礼です。
大切なのは感謝の気持ち
「実習が終わってからもうしばらく経つのにいまだにお礼状が書けていない」、「自分は字が汚いから手書きで書きたくない」「お礼状の書き方がわからない」などの理由でお礼状を書かずに終わらせようとしていませんか。
お礼状というものは、実習先や見学先で勤務する職員の方々への感謝の気持ちを伝えるための手段です。たとえ実習が終わってから時間が経ってしまっていても、字が汚くても、書き方がわからないとしても、感謝の気持ちがあるのなら相手方にも必ず感謝の気持ちは伝わります。
実習先で学んだことなどを書けば、「こんなことを学んでくれたんだ」と実習先で勤務する方々が暖かい気持ちになることでしょう。実習先で学んだことを、教えてくれた職員の方々への感謝の気持ちを忘れずに書けば、きっととても良いお礼状になります。
初回公開日:2017年10月25日
記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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