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斜線の引き方・斜線の正しい向き・ワードのセルに斜線を引く方法

初回公開日:2018年04月18日

更新日:2020年02月22日

記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

一般的には斜線を引きたい場所にポイントして右クリックで書式設定→枠→グリッド線の指定→斜線で解決しますが、ソフトウエアの設定次第では上部のツールバーと呼ばれる場所に書式設定が隠れてしまう場合もあります。この記事では斜線の使い方、入力法などを詳しくご紹介します。

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斜線って何?

まず始めに、「斜線」の意味を見ておきましょう。

斜線とは「斜めの線」のこと

「斜線」という言葉にある意味は、「斜めの線」です。使用されている漢字通りの意味になります。「斜め」は「水平・垂直と比べて傾いていること」ですので、「斜めの線」は言い換えば「傾いた線」とも言えます。

また、「斜線」は数学において「直線や平面に対して垂直でも平行でもない線」のことを意味します。「斜めの線」という意味との違いは、「直線や平面に対して」という点です。「斜めの線」の意味では「直線や平面に対して」の要素はなく、単に「斜めな線」を表しています。数学における意味では「直線や平面に対して」という比較対象を必ず含むため、表現の際は「直線や平面」が存在する必要があります。

斜線の引き方は?

「斜線」には、引き方というものがあるのでしょうか。確認しておきましょう。

間違いを校正する目的で斜線を引く

印刷などにおける、校正記号としての引き方になります。「1文字の校正」であれば、「間違いの上に斜線を書く」方法が本則です。「間違いを丸で囲む」方法でも、問題はありません。「2文字以上の校正」の場合は、「間違い部分の始まりと終わりの上に斜線を書いて、始まりと終わりの間にある間違いの上には横線を書く」または「文字列を囲む」方法で校正をします。

「文字修正」の場合は、「斜線や囲みの部分から余白の部分に線(引き出し線)を引いて、その引いた先に正しい文字を記入」します。一度した「文字修正」を取り消す場合は、「修正部分近くの余白にイキと書いて、引き出し線の先にある正しいとした文字に斜線を引きます」。

校正の際に行ってはならないことは、「塗り潰すこと・ホワイトで消した後に上書きすること・濁点の抜けに気付いて濁点だけを足す・引き出し線が長過ぎること・引き出し線を交差すること」です。

空欄を消す場合にも斜線を引くことがある

「空欄を消す」時にも、「斜線」を引くことがあります。「行数が複数ある」場合には「以下余白」と表記することもありますが、簿記などでは「以下余白」の表記ではなく、「余白」の部分に「余白線」と呼ばれる「斜線」を引いておきます。

斜線の向きはどちらが正しいのか?

「斜線」の向きを、気にかけたことがありますか。定められた向きはないようですが、一般的な向きについてをお伝えしていきます。

余白線は「右上から左下」に引く

「余白線」の「斜線」は、「右上から左下」に引くのが常識とされています。

一般書類は「右肩上がり」

「一般的な書類」の場合、「余白線」でなくても「斜線」を引く場合は「右上から左下」に線を書きます。

「右が上」になる姿は「右肩上がり」と呼ばれており、「グラフで過去が左・流れていく時に合わせて右にグラフを伸ばしていきますが、その時に右にいくにつれて上に上がる(良い意味で数値などが高くなる)ことは良いこと」というように、「右肩上がり」の書き方は縁起が良いとされています。

以上のことから、「一般書類」の「斜線」は「右上から左下(右肩上がり)」で引くのだと言われています。また、「右上から左下」に線を引く書き方は「右利きの人が線を引きやすい書き方」であるため、「一般書類」では「右上から左下」に「斜線」を引く、という説もあります。

多くの場合「右上から左下」でOK

以上をまとめますと、「簿記」や「帳簿」といった「統計などの重要な情報を総じて書き記す」書類も「一般書類」も、「斜線」を引く時には「右上から左下」の引き方で良いでしょう。

Wordのセルに斜線を引く方法!

インターネットやパソコン上で使用できるアプリケーション「Word(ワード)」ですが、「Word」では「文字や数字記号の入力」をして「書類作成」などが行えます。

「文字などを入力して文書作成をできる」ということは、その中で「修正を要する部分」が出てくる可能性もあります。「Word」上で「修正部分」が生じた時には、どのように「斜線」を引けば良いのかをご紹介していきます。

Wordのセルに「斜線」を引く方法

Word2013での方法になります。

①斜線を引きたいセル(入力画面上にある複数の四角)をクリックします。
※マウスポインターが矢印の形をしている時にクリックする
②ホームをクリックします。
③罫線の▼をクリックします。
④線種とページ罫線と網かけの設定をクリックします。
⑤罫線タブをクリックして、次項目を指定した後、OKをクリックします。
⑥種類ボックスから、任意の線を選びます。
⑦プレビュー欄から任意の斜線(右下がりor右上がり)を選びます。
⑧設定対象ボックスからセルを選択します。
※プレビューで線の確認もする
⑨罫線タブをクリックして、各項目を指定した後、OKをクリックします。

以上の操作で、Wordのセルに「斜線」を引くことができます。手数が多い印象ですが、何度か「斜線を引く手順」を行うことで、そのうち慣れてくるでしょう。

セルの「斜線」は「左上から右下」?

抹消する箇所がエクセルやスプレッドシートのセルであった場合、「左上から右下」に向けて引くのが基本です。「空白線」を引く場合も、「左上から右下」と言われています。「右上から左下」が常識とされているのに、コンピューター上では「左上から右下」が基本になっているのは、コンピューターシステム上「左上から右下の斜線しかできなかった」からだと考えられます。

現代は「右上から左下」の「斜線」も引くことができるため、「右上から左下」でも良いです。校正や余白線において、大事なことは「それは消すものであることを示すこと」であり、「斜線の向き」ではないと言われています。結局は「向きはどちらでも良い」ということですが、多くの場合は「右上から左下」の引き方をされることが多いです。

斜線付きの0はどうやって入力する?その方法とは

「斜線」が付いた「0」は、通常の入力では出てきません。スマートフォンなど携帯型の端末で入力することは難しいのですが、パソコンやパソコン同様に使えるiPadでは「0」に「斜線」を付けることができます。少々手間とも言えますが、その方法をご紹介します。

フォント変更を利用する

「0」を入力して、フォントを「Consolas」に変更すると「0」に「斜線」が付きます。「斜線入り0」は「左上から右下」に引くことが一般的で、「0」の中に「斜線」が収まっていることが特徴です。「0」の線から、「斜線」が突き抜けるように出ることはありません。

「O(オー)」と「0(ゼロ)」はどちらも斜線を付けた文字が存在しますが、区別は「斜線入りO」は「Oから斜線が突き抜けるように出る」が、「斜線入り0」は「0から斜線が突き抜けるように出ない」点でできます。

斜線が入った文字がある?その名称は!

「斜線」が入った文字は、「斜線入り0」だけではありません。日本では馴染みのないものが多いとされますが、世界の文字を見ると「斜線入り」な文字をいくつか発見することができます。では、それはどのような文字なのか。ご紹介していきます。

Ø

「Ø」は、アルファベット「O」に「ストローク」という「斜線」が付いた文字です。小文字では、「ø」になります。「ストローク」とは「必ず文字に付けて使用する斜線」のことで、単独で用いられることはありません。名称は、英名で「ストローク付きオー」または「スラッシュ付きオー」と呼ばれます。

使用される言語圏は、デンマーク語・ノルウェー語・フェロー語・南部サーミ語です。ラテン文字であり、国際音声記号でもあります。発音は「オ」と「エ」寄り中間くらいの音で、どちらかと言えば「エ」寄りな感じです。

入力方法ですが、変換には出てこないため、IMEパッドの文字一覧を利用します。「右クリック→IMEを開く→ひらがな入力で0を入力→F5を押す→文字一覧にØが表示されるのでクリック→先ほど入力した0が残っているので消す」の手順で完了です。小文字入力は、文字一覧「Ø」の2つ下にいます。

ł

「ł」は小文字で、大文字では「Ł」と表記します。これは「L」に「クレスカ」と呼ばれる「短めの斜線」を付けた文字で、ポーランド語においてラテン文字と共に使用されています。名称は「エウ(eł)」と言い、カシューブ語・ソルブ語・ベラルーシ語におけるラテン文字の表記法(Łacinka)でも用いられています。パソコンにおける入力方法は、以下の通りです。

「ひらがな入力でL(画面上では小文字の状態)を入力→F5を押す→左側にある文字カテゴリフォルダの中からラテン拡張Aを選択→U+0140の2にあるłをクリック→先ほど入力したLを消す」の手順で完了です。大文字「Ł」は、文字一覧「ł」のすぐ左にいます。

ð

「ð」は「Ð」の小文字バージョンで、名称は「エズ」です。アイスランド語やフェロー語で使用されており、国際音声記号では「有声歯摩擦音」を表す文字として用いられています。パソコンにおける入力方法は、以下の通りです。

「ひらがな入力でD(画面上では小文字の状態)を入力→F5を押す→左側にある文字カテゴリフォルダの中からラテン1補助を選択→U+00F0の0にあるðをクリック→先ほど入力したDを消す」の手順で完了です。大文字「Ð」は、文字一覧「ð」の2つ上にいます。

Ⱥ

「A」に「斜線」を付けたような文字ですが、これはサーニッチ語で見かける表記になります。サーニッチ語とは、北アメリカ州の先住民族であるサーニッチが使用するセイリッシュ語族の言語で、小文字s以外は全て大文字表記するそうです。パソコンにおける入力方法は、以下の通りです。

「ひらがな入力で、えーと入力→F5を押す→左側にある文字カテゴリフォルダの中からラテン拡張Bを選択→ U+0230のAにあるȺをクリック→先ほど入力した、えーを消す」の手順で入力できます。

Ⱦ

「Ⱥ」と同様、サーニッチ語です。「Ⱥ」の手順で「ラテン拡張B」のフォルダを選択し、「U+0230のE」を見ると「Ⱦ」がいますので、クリックすると入力されます。「えー」などIMEを出すために入力した文字は不要なら消しましょう。

付け足しの知識ですが、ラテン拡張Bのフォルダを選択し、U+0240の6を見ると「斜線入りE」がいます。他にもいろんな特殊文字・特殊記号などがあるため、暇つぶしにでも見てみると、入力に役立ちそうな発見があります。

斜線が入った記号の名称は?

「斜線」が入った記号を、見たことはありますか。それら記号には名称があるため、ご紹介します。

「斜線」が付いた「=」である「≠」の名称は、「ノットイコール」です。パソコンだけでなく、スマートフォンでも「ノットイコール」と入力すると「≠」が出てきます。「右上から左下」への斜線が正しいとされているため、手書きの際は「右上から左下」に引きましょう。

「∅」は、「空集合」を意味する記号です。「∅」自体に名称があるわけではないため、「空集合の記号」と呼んだりします。「空集合」というのは「要素を一切持たない集合」のことで、「公理として存在仮定される場合」と「他公理から存在が導かれる場合」があるそうです。「∅」は主にノルウェー語で使用され、「Ø」に由来すると記号だと言われています。

斜線と間違えやすい英数記号とは?

「斜線」は書き方により、別の英数記号に間違われることがあります。また、記号との関係性においては、区別の仕方が分からない方も少なくないそうです。間違われやすい英数字と、区別が分かりにくい記号との違いをご紹介していきます。

1

「文字修正」のように「文字の上に斜線を引く」場合は間違える率は0に近いと言えますが、「余白線」としての「斜線」では「斜め具合が小さい」と「1」に見える可能性があります。「斜線」が垂直寄りにならないよう、気を付けましょう。

Iとl

「Iとl」コンピューター的文字ではどちらも同じに見えますが、左側「I」は「アルファベット大文字のアイ」、右側「l」は「アルファベット小文字のエル」です。これらも「1」と同様に、「斜線の斜め具合が小さい」と間違われやすい文字になります。

スラッシュ

「スラッシュ」は「/」のことです。「スラッシュ」は「赤/青/緑」のように、1つの記号および文字として単独で使用します。「斜線」は「何かの上に引く斜めの線」ですので、使い方において違いがあります。一般的に「斜線」と和訳される英語は「バックスラッシュ」と呼ばれるもので、「スラッシュ」とは逆向きの引き方「\」で書きます。

ストローク

「ストローク」は「スラッシュ」と似ていますが、使い方が異なります。「発音区別符号(ダイアクリティカルマーク)」の一種としての「線」のことを「ストローク」と言い、「文字に書く斜線や横線など」を指します。

「ストローク」は「発音区別符号として文字に書く線の総称」であり、「斜線・横線」といった形状の決まりはありません。「Ø・ł・Ł・ð・Ð・Ⱥ・Ⱦ」などの「斜線」は、全て「ストローク」です。これらを見る限りでも、線の形状が複数あることが分かります。場合によっては「スラッシュ」と呼んだり、形状により名称を付けて区別することもありますが、本来は「ストローク」で総称します。

斜線加工ができるおすすめのアプリ!

斜線加工できるアプリをご紹介します。

画面全体に斜線加工ができる「PicsArt」

その画像の全体に、薄めの斜線を入れることができます。土台となる画像を選んで、透過度を低くすると斜線が出てきます。

文字加工できるアプリなら文字に斜線を引ける

文字に斜線を入れたい場合は、文字加工できるアプリなら何でもできます。まず、斜線を入れたい文字を画像に置きます。次に、スラッシュかハイフンのような線状の記号を入力して、先ほどの文字の上に置きます。

斜線はその時に合った使い方をしよう!

「斜線」の扱い方については、その時が訪れないと意識を向けにくいものですが、簿記や帳簿・一般書類・Wordなどでの書類作成・コンピューターでの入力方法など、知識として覚えておきたいことはたくさんあります。

日本では校正や余白線として「斜線」を用いることが一般的ですが、海外には「Ø」のように「斜線入り文字」や「斜線入り記号」などが存在しています。「斜線入り文字・記号」はビジネスシーンの中で見かける可能性があるため、どのような意味で、どのようにしたら入力できるのかを知っておくと、役立つことがあるでしょう。

パソコンでは出すまでの手順を要しますが、コンピューター内には存在しているため、必要な時には「無い」とせず、入力方法を試してみてください。「斜線」の使い方は、時と場合によりさまざまですので、その状況に合った使い方をしましょう。

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