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斜線の引き方・斜線の正しい向き・ワードのセルに斜線を引く方法

更新日:2024年01月11日

一般的には斜線を引きたい場所にポイントして右クリックで書式設定→枠→グリッド線の指定→斜線で解決しますが、ソフトウエアの設定次第では上部のツールバーと呼ばれる場所に書式設定が隠れてしまう場合もあります。この記事では斜線の使い方、入力法などを詳しくご紹介します。

ð

「ð」は「Ð」の小文字バージョンで、名称は「エズ」です。アイスランド語やフェロー語で使用されており、国際音声記号では「有声歯摩擦音」を表す文字として用いられています。パソコンにおける入力方法は、以下の通りです。

「ひらがな入力でD(画面上では小文字の状態)を入力→F5を押す→左側にある文字カテゴリフォルダの中からラテン1補助を選択→U+00F0の0にあるðをクリック→先ほど入力したDを消す」の手順で完了です。大文字「Ð」は、文字一覧「ð」の2つ上にいます。

Ⱥ

「A」に「斜線」を付けたような文字ですが、これはサーニッチ語で見かける表記になります。サーニッチ語とは、北アメリカ州の先住民族であるサーニッチが使用するセイリッシュ語族の言語で、小文字s以外は全て大文字表記するそうです。パソコンにおける入力方法は、以下の通りです。

「ひらがな入力で、えーと入力→F5を押す→左側にある文字カテゴリフォルダの中からラテン拡張Bを選択→ U+0230のAにあるȺをクリック→先ほど入力した、えーを消す」の手順で入力できます。

Ⱦ

「Ⱥ」と同様、サーニッチ語です。「Ⱥ」の手順で「ラテン拡張B」のフォルダを選択し、「U+0230のE」を見ると「Ⱦ」がいますので、クリックすると入力されます。「えー」などIMEを出すために入力した文字は不要なら消しましょう。

付け足しの知識ですが、ラテン拡張Bのフォルダを選択し、U+0240の6を見ると「斜線入りE」がいます。他にもいろんな特殊文字・特殊記号などがあるため、暇つぶしにでも見てみると、入力に役立ちそうな発見があります。

斜線が入った記号の名称は?

「斜線」が入った記号を、見たことはありますか。それら記号には名称があるため、ご紹介します。

「斜線」が付いた「=」である「≠」の名称は、「ノットイコール」です。パソコンだけでなく、スマートフォンでも「ノットイコール」と入力すると「≠」が出てきます。「右上から左下」への斜線が正しいとされているため、手書きの際は「右上から左下」に引きましょう。

「∅」は、「空集合」を意味する記号です。「∅」自体に名称があるわけではないため、「空集合の記号」と呼んだりします。「空集合」というのは「要素を一切持たない集合」のことで、「公理として存在仮定される場合」と「他公理から存在が導かれる場合」があるそうです。「∅」は主にノルウェー語で使用され、「Ø」に由来すると記号だと言われています。

斜線と間違えやすい英数記号とは?

「斜線」は書き方により、別の英数記号に間違われることがあります。また、記号との関係性においては、区別の仕方が分からない方も少なくないそうです。間違われやすい英数字と、区別が分かりにくい記号との違いをご紹介していきます。

1

「文字修正」のように「文字の上に斜線を引く」場合は間違える率は0に近いと言えますが、「余白線」としての「斜線」では「斜め具合が小さい」と「1」に見える可能性があります。「斜線」が垂直寄りにならないよう、気を付けましょう。

Iとl

「Iとl」コンピューター的文字ではどちらも同じに見えますが、左側「I」は「アルファベット大文字のアイ」、右側「l」は「アルファベット小文字のエル」です。これらも「1」と同様に、「斜線の斜め具合が小さい」と間違われやすい文字になります。

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初回公開日:2018年04月18日

記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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