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「ご一読」の意味や使い方とは?類語や言い換え表現・英語表現も紹介

更新日:2024年09月09日

ご一読という言葉の意味をご存じでしょうか。この記事では、ご一読についての読みや意味、使い方を紹介します。また類語、言い換え表現、英語表現を知ることもできます。ビジネスシーンに役立てたい方だけでなく、言葉に興味がある方にも有益ですので、チェックしてみてください。

「ご一読というのはどのような意味だろう?」
「ご一読はどんな時に使えるの?」
「ご一読に似た言い方はあるの?」
ビジネスシーンでよく見聞きするけど、実際の意味や使い方についてはしっかり答えられない、ご一読もそんな言葉のひとつではないでしょうか。

本記事では、ご一読の意味や使い方など例文を交えて解説し、類語や英語表現なども紹介します。

この記事を読むことで、ご一読という言葉の意味や使い方が理解でき、適切な場面で使うことが出来るでしょう。

よく見聞きする言葉だからこそ、使い方を熟知することで、ビジネスシーンで役立つだけでなく、ご自身の知識やボキャブラリーも豊かになるでしょう。ぜひ本記事をチェックして活用してください。

「ご一読ください」の意味

「一読」とは「ひと通り読むこと、ざっと読むこと」という意味です。その頭に「ご」を付けることにより丁寧な言葉に言い換えたものとなります。

「ご一読ください」の意味は、「一通り読んでみてください」「目を通してみてください」など書類やメール文を読むよう相手に依頼することです。

「ご一読ください」の使い方・例文

相手に書類や文章を読んでもらうよう依頼する際に使われる言葉です。「ご一読ください」と言うのは慣れないうちは言いにくいですが、一言添えるだけで自分の印象を良くします。

【例文】
本状をご一読後、弊社に転送いただけると幸いです

メールにファイルを添付いたしましたので、ご一読ください

少し長くなりますが、ご一読のうえ、こ検討いただきたいです

「ご一読いただけますでしょうか」

「ご一読いただけますでしょうか」は末尾を疑問形にすることでより物腰柔らかい印象を与えます。「ご一読ください」というのはどこか強制されているように感じますが、疑問形にして使うとより丁寧です。

【例文】
プレゼンの資料を作成しましたので、お手数ですがご一読いただけますでしょうか?

「ご一読くださいませ」

「ご一読くださいませ」という語尾に「ませ」を付けるより丁寧な言葉遣いになります。「いただけますでしょうか」とつけるのが言いにくい人は「くださいませ」と変えてみましょう。

【例文】
詳細につきましては、添付資料をご一読くださいませ

「ご一読の程」

「ご一読の程」とは、どのような場面で使うのが適切でしょうか。~の程、というのは断定をさけ、雰囲気をやわらげるのに使える表現です。また「~の程よろしくお願いいたします」など、依頼形にして使うのが一般的です。

このことから、「ご一読の程」とは、より丁寧にやわらかく、相手にお願いする時に使う表現ということになります。

ちなみに「程」の表記は、ひらがなで「ほど」としても間違いではありません。文章の流れや場面に応じて、使い分けるのが良いでしょう。

【例文】
用意いたしました資料をご一読の程、よろしくお願いいたします

「ご一読の上」

「ご一読の上」という言い方もあります。ご一読の程と似ていますが、~の上というのは、~した後でという意味になります。

つまり「ご一読の上」とは、読んだあとでという意味になり、その後につづく文章で、相手に何かをお願いする時に使います。ビジネスシーンでは、メールのやりとりなどで使われる機会が多い表現です。

【例文】
メールに添付した資料をご一読の上、ご返信をお願いいたします

「ご一読いただけますと幸いです」

「ご一読いただけますと幸いです」の「いただけますと~」は「~してもらえると」という意味の敬語です。幸いはありがたいこと、うれしいの意味ですから「ご一読いただけますと幸いです」とは、一読してもらえるとうれしいです、という意味になります。

また、ご一読にはざっと読むの意味もあることから、手間をかけて読んでくれた相手に対して使うのは、失礼になりますので気を付けましょう。

【例文】
質問事項をまとめてありますので、ご一読いただけますと幸いです

「ご一読」に対するお礼を述べるとき

ご一読に対するお礼を述べる時はどのようにすべきでしょうか。

ここではさらに展開して、実際にご一読を「した場合」と「された場合」の、お礼の述べ方をみていきます。

「ご一読」は敬語であっても、ざっと読むの意味を含んでいるのは、すでに解説した通りです。よって、ご一読に対してお礼を述べるときもポイントがあります。3つ紹介しますので参考にしてください。

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初回公開日:2017年07月06日

記載されている内容は2017年07月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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