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「光栄です」の意味と使い方|例文・類語・対義語や英語表現も紹介

更新日:2023年11月13日

「光栄です」はどのように使ったらよいのでしょうか。本記事では、「光栄です」の使い方や、注意点などについてわかりやすく紹介しています。ビジネスで敬語を正しく使っていきたい人や、自分の語彙力を高めたい人はぜひ本記事を読んでみてください。

「光栄です」は丁寧な表現

もともと、「光栄です」は丁寧な表現です。目上の人に使っても問題がないのですが、かしこまった場などでは違う表現もしておきたいものです。

普段から使うような言葉ではないかもしれませんが、いざ使う時には正しく使いたい言葉になります。

より丁寧な「光栄でございます」

「~です」のより丁寧な表現として「~でございます」があります。この「~でございます」を使って、「光栄でございます」とすると、より丁寧な言い方になります。

謙譲語「光栄に存じます」はさらに丁寧

「存じます」は「思う」の謙譲語です。「光栄に存じます」は自分をへりくだらせた、とても丁寧な言い方です。

とても丁寧な言い方になってきますので、口頭で使うことがあまり多くはありません。主に使われるのは手紙やメールの中です。

聞きなれない表現ですので、かしこまった場では「光栄でございます」のほうがいいでしょう。

「光栄です」の対義語

「光栄です」の使い方や類語などについて見てきました。ここからは対義語について見ていきましょう。

対義語はその名の通り反対の意味を持つ言葉です。対義語を知ることによって、「光栄です」をより深く知ることにつながっていきます。

それぞれの言葉も使いこなすことによって語彙力はどんどん豊かになるので、しっかり見ていきましょう。

屈辱

「屈辱」は「くつじょく」と読みます。「勢力や権力に押さえつけられて屈服し、恥をかく」という意味です。名誉に思っている「光栄」とは反対に、恥だと思っています。

そのため、褒められた時ではなく、けなされたり、理不尽な叱責を受けたりした時などに使う言葉です。マイナスなイメージの言葉なので、あまり公的な場で使うことはありません。

どちらかというと、「この屈辱をばねにしていく」のように、奮起する意味で使われることがビジネスでは多くなっています。

恥辱

「恥辱」は「ちじょく」と読みます。「名誉などを汚すこと」という意味です。「屈服」とは違って、特に権力などの限定は受けません。

「屈服」よりも広い範囲で使えるので、意味に悩んだときは「恥辱」を使っていくとよいでしょう。

直接「恥」と「辱」の字が使われているので、見ただけで意味が分かる言葉です。

「光栄です」の英語表現

日本語での「光栄です」について見てきました。ここからは英語表現について見ていきましょう。

グローバル化が進む現代では、ビジネスの場も広がっています。そのため、ビジネスでも英語を使わなければならない場面も増えているのです。

メールや手紙でも、世界標準で使われているのは英語です。「光栄です」のような感謝の表現を知っておくことによって、円滑なコミュニケーションの助けになってきます。

英語表現を知り、日本語以外でも「光栄です」を使っていきましょう。

フォーマルな直訳は「honor」

「honor」は「名誉」や「尊敬する」などの意味を持つ言葉です。そのため、英語での「光栄です」と言えるでしょう。

特によく使う「お会いできて光栄です」という表現の場合は、「It’s an honor to meet you.」としておくとよいでしょう。この場合は、「あなたに会えたことが名誉だ」と述べているのです。

ほかの使い方をしたい場合は、「I'm honored to ~」や「I feel honord」などのように表しましょう。

どちらかというとフォーマルな言葉なので、カジュアルな場では別の言葉を使うようにします。

次のページ:「光栄です」の使い方を理解して上手に使おう

初回公開日:2017年07月26日

記載されている内容は2022年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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