「失念しておりました」とはどういう意味?正しい使い方と例文を紹介
更新日:2024年09月02日
放念
「放念」は「失念」の類義語の1つで、ビジネスシーンやメールなどで使われることが多い言葉です。
第三者の行動に対し「心配しない」「気にしない」という意味で使用します。敬語にすると「ご放念ください」となります。
ビジネスシーンなどで「ご放念ください」と言われた際には、「忘れてください」との意味と捉えて新たな情報や正確な情報を待つようにしましょう。
「失念」の英語表現
英語では相手を敬うような敬語表現がありません。そのため、意味が近い単語で表すと「forget」となります。しかし、「forget」を使うと「無責任に忘れていた」と解釈されてしまう可能性があるため、避けた方が良いでしょう。
単語や熟語では、忘却を意味する「oblivion」や、ど忘れを意味する「lapse of memory」などがあります。
「失念しておりました」のニュアンスを伝える場合には、以下のような表現を使用します。
・I'm sorry, It must have slipped my mind.
・It slipped my mind.
日本語で「失念」を使う時と同様に謝罪の気持ちもあわせ、素直に忘れていたことを伝えましょう。
「失念」を使いこなして誠意が伝わる会話をしよう
いかがでしたでしょうか?今回は、「失念」という言葉をテーマにして、「失念」の意味や類義語、使い方や例文などをご紹介しました。
物事をうっかり忘れてしまうことは、誰にでもあることです。しかし、ビジネスでは、うっかり忘れたことによって、周囲の人や上司、取引先の相手などに迷惑を掛けることもあります。
そのような際に、「うっかり忘れていました」「ど忘れしており、すみません」などと報告や謝罪をしたのでは、相手に不快感を与えたり、誠意が感じられないと思われたりする危険性があります。
「物忘れ」「ど忘れ」などは「失念」と表現し、「失念しておりました」「失念しておりまして、申し訳ございませんでした」などと報告や謝罪をし、誠意のこもった態度でやり取りをすることをおすすめします。
その為にも、「失念」という言葉の意味や使い方は、この機会にぜひ覚えておいて下さい。
初回公開日:2017年09月07日
記載されている内容は2017年09月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。