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「謹啓」「謹白」の意味・読み方|使い方や例文もあわせて紹介

更新日:2023年10月06日

あらたまった文書で使われる「謹啓」「謹白」の使い方を知っていますか?この記事では「謹啓」「謹白」の意味やシーンに応じた使い方の例文を紹介します。ビジネス文書の作成に不安を感じている方は、この記事を参考に格式高い文章作成のコツをマスターしましょう。

「ビジネス文書ってどうやって書けばいいの?」
「書き方に迷って、いつも文書作成に時間がかかってしまう」
「お礼状を出したかったのに、書き方がわからず出しそびれてしまった」
このように、基本的な手紙やビジネス文書の書き方がわからず、困ってしまうことはありませんか?

メールやチャットでのやり取りが増える現代においても、書面の情報を伝える手段としての有用性は変わりません。

この記事では、ビジネス文書の基本となる頭語と結語の中から、「謹啓」と「謹白」の使い方を詳しく解説します。シーンにあった使い方や例文もあわせて紹介しますので、実際に文書を書くときの参考にしてください。

この記事を読むことで、「謹啓」と「謹白」の使い方のみならず、文書や手紙の基本的な書き方を同時に学ぶことができます。

送る相手に失礼のない文書を作成したい方は、ぜひこの記事を参考に正しい「謹啓」と「謹白」の使い方をマスターしましょう。

「謹啓」「謹白」の意味・読み方

「謹啓」「謹白」の意味・読み方|使い方や例文もあわせて紹介

一般的な手紙やビジネス文書には、「こんにちは」にあたる頭語「さようなら」にあたる結語が使われています。頭語と結語は、その状況に応じてさまざまな言葉が使われます。ここでは、頭語や結語に使われる「謹啓」と「謹白」の意味と読み方を紹介します。

「謹啓」は頭語として使う

「謹啓(きんけい)」は、頭語として手紙の書き出しに使われる言葉です。「つつしんで申し上げます」という意味があります。

一般に使われる頭語の「拝啓(はいけい)」と比べて、丁寧でよりかしこまった表現です。ビジネスシーンなどで、目上の人へ敬意を表す際に用いられます。

「謹白」は結語として使う

「謹白(きんぱく)」は「謹啓」を頭語に用いた際に結語となり、手紙の結びとして使われる言葉です。相手への敬意を表す「つつしんで申し述べます」という意味があります。

謹白と同じく謹啓の結語に使われる言葉には、「つつしんで言上する」という意味の「謹言(きんげん)」があります。謹言とは「目上の人に申し述べること」という意味の言葉です。

「謹啓」「謹白」の使い方・例文

つぎに、「謹啓」と「謹白」のシーンに応じた使い方と例文を紹介します。ここで挙げる文例は、文章の内容について解説したものです。実際に文章を作成する際は、縦書きや横書きのルールに従って改行位置やレイアウトの調整を行いましょう。

ビジネス文書に用いる場合

ビジネス文書で「謹啓」「謹白」を用いる場合は、主に企業や取引先などに対しあらたまった文書を送るときに使用します。具体例としては、移転の案内や転勤、お礼状を送る場合などが挙げられます。

また、初めて文書を送る相手に対してもよく使われる組み合わせです。あらたまった文書では、用件を1つにしぼって書くことも大切です。

目上の方へ宛てる場合は、追って書き(追伸など)を書くことも控えるようにしましょう。以下に例文を紹介します。

本社移転を案内する場合

謹啓 初秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、このたび弊社は業務拡大に伴い、10月1日より本社を下記に移転することになりました。
これを機により一層の精進に努め、倍旧の努力を重ねてまいる所存でございます。
今度とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。            謹白

(このあとに続けて、住所や地図など移転先の情報を記載しましょう)

転勤を伝える場合

謹啓 陽春の候、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
                                    さて、私こと
このたび東京本社勤務を命ぜられ、過日着任致しました。
京都支店在勤中は身に余るご厚誼をいただき、厚くお礼申し上げます。
新任地におきましても社業の発展に全力をつくし、職務に精進する所存でございます。何卒変わらぬご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。
まずは略儀ながらお礼かたがたご挨拶申し上げます。               謹白

お詫びの文章に用いる場合

謹啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたびは、弊社の発注ミスにより多大なるご迷惑をお掛けしましたこと、誠に申し訳ございませんでした。
二度と同じミスを起こさないよう、社内のチェック機能の強化を徹底して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは取り急ぎ書中にてお詫び申し上げます。                   謹白

詫び状の場合は、時候の挨拶を省略するのが一般的です。頭語と結語は「謹啓・謹白」「急啓・敬具」などを使い、「前略・草々」を使うのは控えましょう。とくに「草々」は粗略なさま、つまり扱いがぞんざいなさまを意味します。目上の人やビジネス関係者などには、使用しないことをおすすめします。

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初回公開日:2017年12月05日

記載されている内容は2022年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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