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「頑張ります」の意味と使い方|例文や言い換え・英語表現も紹介

更新日:2024年03月15日

日常生活やビジネスシーンで「はい!頑張ります!」と意気揚々に使ったことはありませんか。じつは、その使い方が不適切な場合があるのです。ここでは、「頑張ります」の正しい使い方、言い換え表現、誤った使い方、英語表現について紹介していきます。ぜひチェックしてください。

ビジネス上で、組織や企業の代表として手紙・メールを送る時に使いたい「頑張ります」の例文です。

  • 本年もより一層のサービス向上を目指し、社員一同全力を持って取り組んで参ります。
  • 今後もお客様にご満足いただけるように誠心誠意努めて参る所存にございます。
  • 皆様に信頼される組織の実現に向けて尽力して参ります。
  • お客様の良いお手伝いができるよう、精一杯尽くして参ります。

「頑張ります」の誤った表現

「頑張る」は使いやすい便利な言葉ですが、ビジネスシーンにおいて丁寧な表現を心がけるあまり不自然で間違った表現になってしまうことがあります。
「頑張る」と使用する際に誤用表現について理解し、気をつけて使いましょう。

頑張らせていただきます

「~させていただく」という表現は相手から許可をもらって行動をするものです。
逆に「頑張る」という言葉は「自分で努力してやり抜く」という意味なので許可をもらう必要はありません。

「頑張らさせていただきます」という言葉は、許可がいらないのに許可を取っていることになるので間違った表現であることがわかります。

この表現をしてしまうと頑張ることに主体性がなく無責任であると受け取られる恐れがあります。

頑張っていきたいです

「~たい」は願望・願いを表す表現です。
先述しましたが、「頑張る」とは「自分で努力してやり抜く」ということでした。
この言葉に願望をつけてしまうと不自然になってしまいます。
「努力したいじゃなくて、努力しろよ!」とツッコまれるからです。

この表現をしてしまうと、自分が頑張ることを願っている風に受け取られてしまい、熱量が低く頑張る意思が弱く感じられます。気を付けましょう。

頑張っていきたいと思います

先ほどの「頑張っていきたいです」に「思います」がくっついたものです。
「思います」は、自分の意志表現の他に「~だろう」という憶測の意味も含まれています。

この表現も自分が頑張ることを願っている上に、「(自分が)頑張るだろう」と憶測の意味も含まれているため、他人事のように受け取られます。
ビジネスシーンに限らずに日常生活でも使うことは避けましょう。

努めて参りたいと思います

「努めて参りたいと思います」も上記同様に「思います」があります。
「思います」=「~だろう」というニュアンスのため、間違った表現になります。

しかし、「努めて参ります」のみであれば正しい謙譲表現ですから、これであれば使用しても問題はありません。

「頑張ります」の英語表現

「頑張ります」は日本語として便利な言葉なので様々なシチュエーションによって言い方を変えて使われますが、英語表現であればどうでしょうか。
いくつかの英語表現を紹介していきます。

日本語の「頑張ります」に近い意味
・I’ll do my best
・I’ll try my best

やってみますの意味
・I’ll try

やります!と決意を示す意味
・ I will do it

最善を尽くしますの意味
・I’ll try my best as much as possible

これからも頑張りますの意味
・I’ll keep on trying

次のページ:「頑張ります」の意味や適切な使い方について知ろう

初回公開日:2017年11月22日

記載されている内容は2022年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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