「ご都合はいかがでしょうか」の使い方|メール文例/返信の仕方
更新日:2024年11月23日
日程調節のメールを送った際に、相手にメールを送ったという確認の電話をしましょう。相手が多忙な場合、返信が遅くなることが予想されますし、メールを見落としてしまう可能性もあります。そうなっては、自分の仕事も滞ってしまう可能性もあるので、確認の電話を入れると安心です。
「ご都合はいかがでしょうか」の正しい返信の仕方
提示された日程で都合がつく場合
○○株式会社
営業部 ◆◆様
いつもお世話になっております。△△株式会社の××です。
ご連絡ありがとうございます。
さて日程の件ですが頂いた日程ですと、〇月〇日の11:00~が空いております。
お忙しいところ恐れ入りますが、お取り計らいよろしくお願いします。
日程が提示されている場合は、都合のつく日程を明記します。件名は変えずに送りましょう。また、すべての日程で都合が付く場合は、「いずれも空いております」というように返信します。
また「ご都合がいかがでしょうか」とあっても日程が明記されていない場合は、候補日を2、3日挙げて返信しましょう。もちろん時間も明記しておくと無駄なやり取りが減り、日程調整がスムーズに行うことができます。
提示された日程で都合がつかないor断る場合
提示された日程で都合がつかない場合や断る場合は、ビジネス挨拶の後に「あいにく」や「申し訳ないですが」などのクッション言葉を入れてから「頂いた日程ですと先約があり」という形で断りの文を入れます。
リスケを行いたい場合は、自分の都合の良い候補日を2、3日挙げます。その後「ご都合はいかがでしょうか」という一文を加え、「お手数をおかけしますが、お取り計らいよろしくおねがいします」など相手を気に掛ける文を付け加えると良いです。
「ご都合はいかがでしょうか」の敬語表現
「ご都合はいかがでしょうか」は「ご都合はどうですか」の敬語表現になります。都合の敬語は「ご」付けて「ご都合」にします。「どう」の敬語は「いかが」という形容動詞になります。「です」の敬語は「しょう」なので、「ご都合はいかがでしょうか」で敬語表現になります。
上司に「ご都合がはいかがでしょうか」と使っても良いか悩むこともありますが、すでに敬語表現になっているので、特に直す必要もありません。上司に「ご都合はいかがでしょうか」と使っても特に問題はありません。
目上の相手への「ご都合はいかがでしょうか」の正しい尋ね方
自分の上司など目上の方に予定を尋ねる際、「ご都合はいかがでしょうか」と聞いても良いのか悩むこともあるでしょう。また、「ご都合はいかがでしょうか」と似た表現もあります。それに加え、丁寧を心がけすぎて過剰敬語になってしまう可能性もあります。
「ご都合はいかがでしょうか」はOK
「ご都合はいかがでしょうか」は既に尊敬語の表現になっているので、上司など目上の方に使っても問題はありません。より丁寧に尋ねたいとしても二重敬語のように過剰敬語になりかねないので、難しく考えるよりは素直に「ご都合はいかがでしょうか」と尋ねると良いでしょう。
また、状況によっては「ご都合はよろしいでしょうか」や「ご都合いかがなさいますか」、「ご都合いかがいたしますか」など「ご都合はいかがでしょうか」よりも丁寧な言い方をすることがあります。どれも相手に尋ねていますが相手によって受け取り方が変わってきます。いずれも状況によって使い分けが必要になってきます。
「ご都合はいかがでしょうか」に似たような表現
「ご都合はよろしいでしょうか」
「ご都合はいかがでしょうか」には表現がいくつもあります。例えば「ご都合はよろしいでしょうか」です。一見相手の都合を尋ねていますが、相手によって受け取り方が変わってきます。「ご都合いかがでしょうか」との一番の違いは、「相手に了承を求めている」という点です。つまり、相手に「この日程で問題はありませんね」と聞いていることになります。すでに日程が固まっている状態であれば使っても問題はありません。
しかし、「ご都合はいかがでしょうか」は相手側に日程を決める主導権がありますが、「よろしいですか」になると日程を決める主導権は自分側にあります。社内のミーティングなどの場合は「ご都合はよろしいでしょうか」でも構いませんが、取引相手の会社の方や目上の方に尋ねる際は避けたほうが良い表現です。
「いかがいたしますか」
初回公開日:2017年11月26日
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