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「ご愛顧」の意味・「ご愛顧」を使った例文7つ・「ご愛顧」の類語

更新日:2024年01月30日

「変わらぬご愛顧」という言葉を聞いたことがありますか。このフレーズは、どのような意味で、どのように使われるのでしょうか。ここでは「変わらぬご愛顧」についての意味や、例文のほかに「ご愛顧」を使った例文についてもまとめましたので、ぜひ読んでみてください。

「ご愛顧」の意味

「ご愛顧」は、役者・芸人・商人などに「目をかけて引き立てること」を表す「愛顧」という言葉に「御(ご)」をつけて敬意を表した言葉です。現在では、企業・小売店などが、ビジネス上の顧客や取引先などから「贔屓(ひいき)にしてもらうこと」を意味します。

「ご愛顧」を使う場面

「ご愛顧」という言葉は、他者や取引先、顧客などから自分に目が掛けられている場合や、目を掛けて欲しい場合に使います。例えば、「ご愛顧いただき、」とか「ご愛顧のほど」などです。

感謝の気持ちを表す場面や閉店のあいさつ、イベント実施のあいさつなど、さまざまな場面に活用できます。次に、場面毎に使用する「ご愛顧」の例文をご紹介します。それぞれの場面に合った例文をご参考になさってください。

感謝の気持ちとして

(1)「当店も本日で創立10周年を迎えることができました。これもひとえに皆様の温かいご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。」

(2)「早くも新商品の売上目標を突破することができました。たくさんの方々のご協力とご愛顧、本当にありがとうございます。」

(3)「この度、○○賞を我社が受賞することができました。これもひとえに皆様のご愛顧とご支援によるものと深く感謝しております。」

締めの挨拶として

(1)「当店の営業は本日を持ちまして終了となりました。長らくのご愛顧まことに有難うございました。」

(2)「誠に勝手ではありますが、○○店は○○年○月○日をもちまして閉店とさせていただきます。大変長らくのご愛顧、まことに有難うございました。」

イベント実施の挨拶として

(1)「日頃より、○○店をご愛顧いただきまして有難うございます。この度、下記の記載場所へ移転する運びとなりました。」

(2)「平素はご愛顧いただき、まことに有難うございます。日頃の感謝と称しまして、本日より大感謝祭を開催させていただきます。」

(3)「お陰様で営業開始から無事1年を迎えることができました。日頃のご愛顧に感謝致しまして、○○をサービスさせていただいております。」

「ご愛顧」を使った例文7つ

「ご愛顧」という言葉には、さまざまな言い回しがあります。「変わらぬご愛顧」「今後とも変わらぬご愛顧」「ご愛顧賜りますよう」「ご愛顧いただきますよう」「引き続きご愛顧」「長らくのご愛顧」「ご愛顧ありがとうございます」などです。

次に「ご愛顧」のさまざまな言い回しを使った例文7つをご紹介しましょう。

例文1:「変わらぬご愛顧」

「変わらぬご愛顧」は、ビジネス上の取引や付き合いが、一度でもあった場合に、今後も良き取り引きや、お付き合いを変わらず続けて欲しい、という気持ちを伝えたいときに用いられます。

・「これからも変わらぬご愛顧を頂戴できましたら幸いと存じます」
・「皆様からの変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」

例文2:「今後とも変わらぬご愛顧」

「今後とも変わらぬご愛顧」は、「変わらぬご愛顧」と同じように用いられますが、「今後とも」を付け加えることによって、さらに強い気持ちを表したり、より改まった感じを表現したりします。

・「今後とも何卒変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます」
・「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」

例文3:「ご愛顧賜りますよう」

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初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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