「ご愛顧」の意味・「ご愛顧」を使った例文7つ・「ご愛顧」の類語
更新日:2024年07月13日
「お力添え」は、「他人の仕事を助けること。力を添えること」の意味の「力添え」に、敬語の接頭語、「お」を付けた言葉です。
似たような言葉に、「ご尽力」がありますが、「力添え」がどんなささいな助けでも使われるのに対して、「ご尽力」は、力を尽くすような大きな助け、という意味があります。
・「今後ともお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます」
・「日頃より大変なお力添えを賜り、心から感謝申し上げます」
「ご贔屓」
「ご贔屓」は、「気に入った人を、特別に目をかけて世話すること」の意味の「贔屓(ひいき)」に、敬語の「ご」が付いた言葉です。「ご愛顧」と同義語ですが、ビジネス文書では、「ご愛顧」の方が多く見られます。
・「平素は格別のご贔屓にあずかりまして、誠にありがとうございます」
・「引き続きご贔屓を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」
・「いつもご贔屓にしていただきありがとうございます」
「ご愛顧」の正しい使い方を理解しよう
「ご愛顧」の意味や使い方は、理解できましたか。注意点として、「ご愛顧」は、「ご愛顧いただき」「ご愛顧賜り」というように、「ひいきにしてもらう側が使う言葉」ですので、間違っても自分が動作の主体になり、「ご愛顧いたします」という使い方をしないようにしましょう。
「ご愛顧」は、ビジネス上でも多用される言葉ですので、その意味、使い方などをしっかりと覚えておくことをおすすめします。
ビジネス文で使える表現をチェック
最後に、上記以外の「ご愛顧」の表現を載せておきますので、あわせて活用してみてください。
「おかげさまで当店も今年で開店30周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご愛顧の賜物でございます」
「平素はご愛顧いただき誠にありがとうございます。感謝の気持ちを込めまして「サマーセール」を開催いたします」
「本日をもちまして閉店とさせていただきます。長らくのご愛顧ありがとうございました」
初回公開日:2017年11月09日
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