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「リンクを貼る」の意味と使い方・「リンクを張る」との違い

更新日:2024年01月31日

他者のサイトの「リンクを貼る」ことは、基本的に許可が必要であることをご存知ですか?リンクフリー以外はサイト運営者に許可を取る必要があるため、その許可に関して問題が起きた事例もあります。「リンクを貼る」ことの説明をしましたので、参考にしてください。

「勝手にリンクを貼る」というのは、「他人のサイトリンクを他のサイトに連絡もなくつけること」です。すなわち「あなたのサイトリンクをここに貼り付けますね」と報告せずに、「無断で他の場所にサイトへの入り口を作った」ということになります。

「訪問者が増えるから勝手にリンク貼っても良い」という考えもありますが、勝手にリンクを貼られるのを嫌う運営者もいます。そのようなサイト運営者は運営サイトに何らかのポリシー・著作権などがあるためです。すなわち、勝手に「リンクを貼られる」のが不快であり、アクセス解析的にも気持ちが良くないと考えられます。

リンクフリーってなに?

「リンクフリー」という表記があるサイトもありますが、これは上の項目で触れた「訪問者が増えるから勝手にリンク貼っても良い」考えのある人が記載する言葉です。「リンクフリー」=「リンクを貼るのは自由」ということで、「私のサイトリンクをどこかに貼る際に許可は不要です。好きに貼ってください」という意味があります。

「リンクフリー」を表記しているサイトのリンクは、運営者にわざわざ許可を取らなくても貼れます。逆に表記していないサイトの場合は、失礼にならないようにちゃんと許可を取った上で貼り付けることにします。許可が取れなかった場合は、貼り付けることができません。

リンクを貼りたい時にはどうしたら良い?

「気に入ったサイトのリンクを自分のサイトに貼り付けたい」場合、リンクフリーの表記がなければ「サイト運営者にリンクを貼る許可を得るための連絡」をします。連絡は相手が連絡先を開示していない場合できないため、リンクフリー表記も連絡先開示もない場合は諦めましょう。

連絡先開示があり、「リンクを貼る」許可が取れた場合は自分のサイトに気に入ったサイトのリンクを貼り付けることができます。許可が取れなかった場合は、貼り付けができません。

状況としてはかなり違いますが、ニュアンスとしては「住所を勝手に掲示する」ことと「リンクを勝手に貼る」ことは似ています。そのため、リンクを貼るためには原則としてリンク元の運営者に許可を取る必要があります。

引用とリンクを貼ることの違い

引用に関しては「引用文が終わる。引用:引用元サイト名」といったように、引用したサイトのURLおよびサイト名を載せるルールがあります。これは著作権の関係で重要なことです。引用表示は「この文はこのサイトからそのまま使いました」ことを表すもので、そのサイト上の文を言い換えたり組み換えたりすることなく、そのままコピーペーストしたということになります。

それに対し、リンクは「ここからこのサイトに移動できる」場所であり、引用表示よりも「サイトへの入り口感」があります。引用は多く「文章構成に必要な文をここから拾った」の意味であり、リンクは「リンク集の1つとしてサイトの入り口を設けた」の意味で貼り付けられています。

「リンクを貼る」に関した表記の必要性

自分が運営者となるサイトがある場合、勝手に「リンクを貼られたくない」場合、「このサイトのリンクを貼るためには許可が必要」であることを記載しておくと良いでしょう。

「リンクを貼る」ことが不可であるのに勝手に貼り付けたとして訴えた事件もありますので、表記したからといって完全に守れるわけではありませんが、表記しておけば事が起きた時に悪くなるのは勝手にリンクを貼った側になります。

サイトへの入り口をやたらと作られたくない場合や、ひっそりとサイトを運営したい場合は、「リンクを貼ることには許可が必要」または「リンクを貼ることは禁止」ということをちゃんと記載しておくと良いでしょう。

ネット上のルールやモラルを大事に考えよう!

「リンクを貼る」ことを含め、インターネット上でもルールとモラルについて考えましょう。リンクフリーでもないのに勝手にリンクを貼ると、相手を不快にさせるだけでなく、大きなトラブルになることもあり得ます。

現実社会でもインターネット上でも、ルールやモラルは大切です。他者を不快にさせたり、自分が良ければ良いという考えはやめましょう。「リンクを貼る」ことに関しても、リンクフリーでない限りは許可を得た上で貼ることを守る意識が重要になります。

初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2017年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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