「心身ともに」の意味|使う場面5コ・類語2コ|使えない場面の注意
更新日:2024年07月14日
場面2:ストレスがたまる
現代はストレスの時代だと言われています。受験に始まり、就職・転職活動、仕事、家庭、人間関係、金銭問題、病気、果ては介護など、人生には多くの試練が待ち構えています。しかし、人々の心の耐性は千差万別です。
繊細な心の人はストレスを感じやすく、限界までストレスを溜め込んで身体を壊してしまうこともあります。心身の関係が密接な、ストレスを表現する場合も「心身ともに疲れきっている」と言うことができるでしょう。
心の健康
心の不調は誰の目にも見えません。また、自覚しにくいものでもあります。そのために、他人に受け入れてもらえないという特徴があるので、心身ともに限界を越えても、なお鞭打ってしまう人が多いのが現実です。
このままの状態が続くと、心も体も影響し合うようにして弱っていきます。
睡眠障害や食欲不振、頭痛や胃痛など、さまざまな症状が出る前に誰かに相談するようにしましょう。
場面3:子供が大きくなる
子供の成長を言う場合にも、「心身ともに」という表現をすることができます。
「心身ともに」という言葉を聞くと、どちらかと言うとマイナスなイメージを持つ人も多いでしょうが、決してそれだけの用法ではないということを改めて確認しておきましょう。心と体がともに変化する状況は、実にさまざまなものがあります。
子供が大きくなることに関して、「心身ともに」変化する状況とはどのようなものでしょうか。
成長
人は、心も体も未熟な状態で生まれてきます。そして、長い年月をかけて身体は大きく安定したものへと育ち、それに伴って、感情や思考も少しずつ育まれていきます。
このように、成長が目に見える子供に対しては、「心身ともに大きくなった」と表現することができます。
場面4:就職・転職
就職や転職をすることは、人生における大きな節目です。学生から社会人へと変わること、あるいは辛い職場から快適な職場へ移ることは、精神的な安定感と身体的な安定感を得ることにつながります。
ひとたび社会に出ると、時間のほとんどを費やすのが仕事であり、人生の大きな要素となっています。その仕事が変われば、それに従って心と体も変化していきます。
安定している
仕事が決まる、あるいはより良い環境の職場に移るということは精神の安定を生みます。仕事の安定は、将来設計の第一歩だからです。
仕事をするということは、毎日決められた時間に沿って行動することであり、自然と生活リズムが整ってきます。その結果、金銭面も安定し、経済面での漠然とした不安から逃れることができます。就職や転職に関しても、「心身ともに安定を得ている」と表現することができるでしょう。
場面5:試合前のアスリート
試合前のアスリートは、来たる試合に向けて日々鍛錬を積み重ねます。どんな種目でも、必ず体を使います。本番に最大限の能力を発揮するために体を鍛えるのは必須でしょう。
しかし、いくら体を鍛えても勝利に届かないことがあります。試合には勝敗がつきます。勝利を得るためには、身体だけではなく精神面でも強いアスリートに軍配が上がります。
そのため、試合前のアスリートは「心身ともに」鍛錬を重ねます。
鍛える
「鍛える」は、身体に対してのみ使われる言葉ではなく、精神面を言う場合にも使われます。たとえ肉体的なトレーニングで体を鍛えたとしても、鍛え上げられるのは体だけではありません。
継続してトレーニングを行う根気と、体が強くなることで得られる自信によって、精神も強くなっているからです。
また、苦手なことにあえて挑戦することで精神を鍛えることもできます。体と同様、心にも負荷を与えればその分強くなります。
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「心身ともに」の類語2コ
初回公開日:2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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