「拝察」の意味と使用例3つ|類義語・敬語表現|「賢察」との違い
更新日:2024年10月10日
「拝察」を使える場面としては、相手の話を聞いて自分はこう考えると伝える時に使うことができます。言い回しとしては、「拝察するに」「拝察すると」と、言おうとしている自分の考えの前に置いて使います。
かしこまった場面で使用される
「拝察」は日常会話というよりも、冠婚葬祭や相手が目上の場合など、よりあらたまった場面で使われます。「察する」と同じ意味ですので、「お察しすると」「察すると」と使っている文章をそのまま言い換えることもできます。
「拝察」の使用例として、3つの言い方を詳しく解説します。
使用例1 ご健勝のことと拝察いたします
ビジネスレター、メール、ダイレクトメールに使える表現としては、「ご健勝のことと拝察いたします」と言うことができます。「ご健勝」自体は、会話と言うよりも文章で使う表現になります。もし会話として使う場合は、スピーチなどよりあらたまった場面で使います。
主に挨拶として定型文になりますが、「ご健勝」の意味としては「健康」になります。しかし企業に対して使う場合は「ご活躍」「ご発展」と言う意味で使います。
使用例2 ご心情を拝察すると気の毒です
相手へのお悔やみ、お見舞いを伝える場合には、「ご心情を拝察すると気の毒です」と使います。「ご心情」は気持ちの意味になります。「お気の毒」など感情を言う場合には、誰が考えても同じ気持ちになるような時に使うのが適当です。
例えば相手が病気で入院した、身内に不幸があった時には、誰でも悲しい気持ちになりますので、「気の毒」と相手を気遣う表現を使うと良いでしょう。
使用例3 ご心痛のほど拝察しております
お悔やみの際に使う表現の言い換えとしては、「ご心痛のほど拝察しております」と使うこともできます。「心痛」の意味は、心配して深く思うこと、心を痛めることです。
「気の毒」との違いは、「心痛」は自体がさらに深刻な場合に使うところです。例えば、人の死などの不幸、災害など簡単に元の状態に戻れないことに使います。使うシチュエーションには配慮が必要な言い方です。
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「拝察」使い方のポイント
「拝察」の使い方をポイントに沿って、さらに詳しく解説します。特に敬語として使う場合、誰に対して敬語にするかで使い方の正誤が決まりますので、注意してください。
ここでの使い方をおさえておくと、ビジネスマンとしても好印象を与えることができます。
謙譲語を使用するときの注意点
「拝察」を尊敬語として使う例文をご紹介しましたが、「拝察」を謙譲語として自分のことを言う場合には注意が必要です。「拝察」自体が尊敬語の意味を持っているため、「ご」「してください」という謙譲語に接続される言葉とは使えません。
自分や身内の行動に使用する
初回公開日:2017年11月29日
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