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「拝受」の意味・例文5コ・「拝受いたしました」は二重敬語か

初回公開日:2017年12月29日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さんは、ビジネスシーンにおいて文書やメールを受け取ったことをどのように表現しているでしょうか?受け取ったと表現する言葉にはさまざまな形がありますが、その中でも今回は「拝受いたしました」について、その意味や使い方など詳しくご紹介します。

「拝受」の意味

「拝受」の意味・例文5コ・「拝受いたしました」は二重敬語か
※画像はイメージです

皆さんはビジネスシーンにおいて文書やメールを受け取った場合、受け取った事実をどのように表現しているでしょうか?受け取ったと表現する言葉には、「受け取りました」や「いただきました」、「受領しました」、「拝受しました」、「拝見しました」などのさまざまな表現があります。

では、受け取った事実を表わす意味で使用する「拝受」とはどうのような意味を持っているのでしょうか。「拝受」の意味について紐解いてみましょう。

「拝受」とは、目上の人に対して「受けた」という事実をへりくだって表現する言葉です。「拝受」に「する」の謙譲語である「いたす」+丁寧語の「ですます」をつけることで、さらに畏まった表現になります。

ビジネス用語としても頻繁に使用される言葉の1つで、資料や案件を受け取った場合に使用します。通常よく使われる「受領しました」をさらに丁寧に表現したい際に使われるのが「拝受しました」と考えると良いでしょう。

「拝」は目上の人に敬意を払う意味を持つ漢字

「拝」は拝んだりお辞儀をするという意味が込められており、「拝」自体にすでに目上の方に敬意を払う謙譲の意味があります。

たとえば、手紙なので文頭に使用する「拝啓」は「謹んで申し上げる」という意味があり、こちらの言葉も目上の方に対して敬意を表わす言葉の1つです。

「拝受」の使い方

「拝受」の意味・例文5コ・「拝受いたしました」は二重敬語か
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「拝受」とは目上の方に対して「受け取った」という事実をへりくだって使用する言葉です。では、「拝受」という言葉をどのようなシーンで使用すればいいのでしょうか。

「拝受」を使った例文

「拝受」という言葉は、「しました」や「いたしました」のほかにも、言葉の前後に違った言葉をプラスするとより丁寧な表現になります。それでは、「拝受」を使用した例文をいくつかご紹介していきましょう。

例文1「~を拝受しました」

先方から「資料を送付しました」などとメールをいただく場合、先方は間違いなく資料が届いたかどうかを確認したいことが想定されますので、確認をしたらすぐに「拝受しました」と返すのが良いでしょう。

「しました」という言葉は「する」の丁寧語となります。先方が「しました」を使用した場合は、こちらも「しました」と返答するようにするといいでしょう。

【例文】
資料を拝受しました。詳細は追ってご連絡いたします。

例文2「~を拝受いたしました」

たとえば、先方に注文していた商品が届いた場合にも、「拝受いたしました」を使うことができます。「いたしました」は、「しました」よりもより丁寧な表現になります。ビジネス用語として使用できる言葉なので、しっかり覚えておきましょう。

【例文】
本日、送付いただきました商品を拝受いたしました。
ご多忙にもかかわらず迅速にご対応いただき誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

例文3「確かに拝受いたしました」

「拝受いたしました」という言葉はとても丁寧な表現ですが、そこに確実に受け取ったという事実を強調したい場合には「確かに」という言葉を文頭につけましょう。

【例文】メールに添付ファイルがある場合
お忙しい中ご連絡いただき誠にありがとうございます。
送付いただきましたファイルを確かに拝受いたしました。
引き続きよろしくお願いいたします。

例文4「取り急ぎ、拝受の御礼まで」

ビジネスメールでは、先方から送付したものが届いたか否かの確認メールが送られてくる場合があります。そんなときは、届いたか否かの返答だけをする場合もあります。

【例文】
ご連絡ありがとうございます。
本日御社の商品が弊社に届きました。
商品の検品について再度行いますので別途ご連絡いたします。
取り急ぎ、拝受の御礼まで

例文5「まずは拝受のご報告まで」

ビジネスでのやりとりでは、受け取ったものに対して何らかのアクションをしなければならない場合などもあります。しかし、相手先は送付したものが届いたか不安を抱いていることが多い傾向にあります。その場合は、まず受け取ったという事実を報告し、それ以外の内容は追って連絡するのがビジネスマナーです。

【例文】
今回は弊社の商品でご迷惑をおかけして申し訳ございません。
本日弊社に届きましたので、品質管理で再度検査を進めさせていただきます。
まずは拝受のご報告まで

「拝受いたしました」は二重敬語なのか

「拝受」の意味・例文5コ・「拝受いたしました」は二重敬語か
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「拝受」という言葉と「いたしました」という敬語を組み合わせた場合、二重敬語になっているのでしょうか。

「拝」という漢字には拝んだりお辞儀をするという意味が込められており、「拝」自体にすでに目上の方に敬意を払う謙譲の意味があります。

そのため、中には「拝受」自体が敬語であるのに対し「いたす」をつけるのは二重敬語にあたるとしている説もありますが、「いたす」は謙譲語のため、謙譲表現+謙譲語の場合には二重敬語にはなりません。

なお、「拝受」+「いたす」で「拝受いたしました」とすることで、「拝受しました」よりも丁寧な表現となり、目上の方やビジネスシーンにおいて活用することができます。

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