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「スマート」の4つの意味と使い方|「クール」「ナイス」との違い

更新日:2024年04月10日

日本語ではスマートは細いの意味で使われます。でも、英語では少々意味が違うようです。今回は、スマートのさまざまな意味をご紹介します。格好いい人を見かけたら「スマート」「クール」「ナイス」のどれを使えば良いのでしょうか。スマート家電に取り囲まれたあなたも必読です。

「スマート」とは

日本では「スマート」という言葉は、「細い」という意味を表わす言葉の1つです。

しかし、日本語の「スマート」という言葉は使い方によって元となっている英語の「smart」とは意味がかけ離れている場合があります。このため、外国人との会話や特定の分野においては、誤解が生じる場合があります。

それでは「スマート」という言葉の意味は本来どのような意味を持つのか見ていきましょう。

「スマート」の英語のつづり

日本語の「スマート」という言葉を英語にすると「smart」というつづりになります。

英語の「smart(スマート)」は、「気のきいた」「頭のよい」「すばやい」などの意味があります。日本語では「細い」という意味で使われていますが、英語の「smart(スマート)」には細いという意味がありません。

そのため、海外の方と話す際は「スマート」という言葉の使い方に気をつける必要があります。

「スマート」の英語の意味

英語の「スマート」という言葉は、「頭のいい」「気のきいた」という意味があります。そのため、「あなたはスマートです」と言われた場合も日本語と英語では意味が異なる場合があります。

英語で「あなたはスマートです」と言われた場合は、「あなたは頭がいい」や「あなたは賢い」などの意味を表わします。あなたの体型が細いという意味ではないので注意しましょう。

「スマート」の日本語の意味と使い方

日本で「スマート」という言葉を使用する人の中には「細い」という意味でスマートを使っている人が多い傾向にあります。しかし、英語の「スマート」はそのような意味を表わしません。

日本であればそれほど問題はありませんが、英語の「smart(スマート)」の元の意味が転じてそのような意味を持っていることを理解することが重要です。

では「スマート」という言葉が持つ意味を例文を交えて見ていきましょう。

意味1「物や体が細くてかっこいい」

日本語の「スマート」という言葉には、物や体が細くてかっこいいという意味があります。「スマート」という言葉が持つ意味の中でももっともポピュラーなものといえるでしょう。

たとえば、携帯や機器などでも「スマートなシルエット」などと表記してあることがあります。この場合は、「細いボディー(本体)」という意味を表します。

「スマート」という言葉は褒め言葉としても使用できるので意味をしっかり覚えておきましょう。

例文「体重が減ってスマートになる」

友人がダイエットをして体型が細くなった場合は、「体重が減ってスマートになった」」というように表現します。

かつては「細い」という意味で「スマート」が多用されていましたが、現在はエステや美容関連の広告などでは「スマート」の言葉にかわり「スリム」という言葉が使用されています。

「体重が減ってスマートになる」という言葉は、英語の場合「スマート」を使用しないので注意しましょう。

例文「スマートな船体」

横幅が細くて縦に長い船のことを「スマートな船体」と表現します。「スマート」は、細いの人や物に対して使用することができるので、船以外にも使用することができます。

「スマートな船体」と言い換える場合は、「シャープな」という表現を使用することもできます。「シャープな」という言葉は、より細くて先端が尖っているようなシルエットのことです。

英語の辞書には載っていない意味

日本語の「スマート」には「細い」という意味がありますが、英語の辞書にはこのような意味は載っていません。

英語の「スマート」は、「頭のいい」「すばやい」などの意味があります。そのため、日本語の「スマート」と英語の「スマート」の意味が混合してしまう方が多い傾向にあります。

日本語の意味と英語の意味を間違えても失礼にはなりませんが、意味が通じないので注意する必要があります。

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初回公開日:2017年12月16日

記載されている内容は2017年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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