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「携わる」の意味と使い方3例・類語・敬語・関わるとの違い

更新日:2024年07月15日

「携わる」という言葉には、どのような意味や使い方があるのでしょうか。このページでは、「携わる」という言葉の一般的な意味や使い方、類語などをご紹介しています。また、敬語表現や履歴書での使い方も考察しているので、参考にしてみて下さい。

携わるとは

「携わる」という言葉は、日常的な会話ではあまり使用されませんが、ビジネスシーンでは頻繁に使用される言葉となっています。

日常生活であまり使用しない言葉は、どうしても意味や使い方の理解がしづらく、何となく理解したつもりになっているという方も少なくないと予想できます。しかし、曖昧な理解の言葉で気付かないうちに相手に失礼な言動を取ってしまう前にしっかりと確認しておきましょう。

読み方

「携わる」は「たずさわる」と読みます。なかなか普段目にしない言葉ではありますが、学校できちんと習う漢字ですので読めるようにしておきましょう。

現代はコンピューターやスマートフォンなど、大人になるほど字を書く機会が失われがちで、それに伴って漢字の読み書きの力も衰えてしまう傾向にあります。しかし、母国語の文字である漢字を読めないという事態を避けるため、日ごろから意識して漢字を読んでみましょう。

意味

「携わる」という言葉の意味について、早速確認していきましょう。携わるは「ある物事に関係する。従事する。/ 手を取り合う。連れ立つ。」という意味を持ちます。

引用した解説で紹介されている2つの「携わる」の意味のうち、ビジネスシーンなどで頻繁に使われているのは、前者の意味だと言えそうです。主に、何らかの物事や業務などと関わりを持つことを意味している言葉だと言えるでしょう。

携わるの使い方

「携わる」の意味を押さえたうえで、実際にどのように使われるのか確認していきましょう。ビジネスシーンで多く用いられる言葉ではありますが、特別堅すぎる表現というわけでもありませんので、日常会話で使ってもおかしくはありません。

むしろ、日常でもとっさに出てくるくらい使いなれているとビジネスシーンでも自然に出てくるようになるでしょう。語彙力を高める一番効率の良い方法は積極的に言葉を使うことです。

例文1:活動に携わる

「活動に携わる」という時の「携わる」は「ある物事に関係する。従事する。」という意味を表しています。その活動に何らかの形(役員であったり、支援者であったり、携わり方はさまざまです)で関係しているという意味です。

「従事する」という意味も含む「携わる」を用いることで「活動に一生懸命に取り組む」という意味も暗示することができます。自分が積極的に関係している物事に対して「携わる」を使うと考えて良いでしょう。

例文2:音楽に携わりたい

「音楽に携わりたい」というときも、「ある物事に関係する。従事する。」という意味を表しています。この「物事」が「音楽」になっています。

音楽に携わるとは、なにも演奏に限った話ではありません。作詞、作曲、編曲でも音楽に携わることには変わりありません。何らかの形で音楽に従事していれば「携わる」ことになります。ただし、仕事としての側面が強い言葉ですので、単なる音楽鑑賞は「携わる」とは言いません。

例文3:携わってきた

「携わってきた」と言った時、その人はこれまで長い期間(数年以上にわたって)その物事に従事してきた、関係してきたという意味になります。

「携わる」はある程度「プロフェッショナル」として関係している、というニュアンスがありますので、その人はその物事に対する経験が豊富であるとみなしてよいでしょう。自分で責任を持ってこなしてきた、という意味合いがあります。

携わるの敬語

ビジネスシーンでは欠かすことのできない敬語表現は、ビジネスシーンと相性のよい「携わる」という言葉とセットで用いられることが当然多いです。「携わる」は普通の動詞ですので、他の動詞と同じように敬語のルールが適応されます。

語彙が豊かになっても敬語がままならない状況では迂闊に口を開くことはできません。この機会に敬語の使い方もマスターしてしまいましょう。

1:携わりました

敬語表現の中で最も親しみやすく、使いやすい表現が「丁寧語」です。丁寧語は語尾に「です・ます」「でした」をつけることで簡単に使うことができ、さすがにこれを知らない日本人はいないでしょう。

普通の動詞である「携わる」にも当然丁寧語を使うことができます。「携わりました」ということで、過去のことを示しながら丁寧に表現する敬語を使うことができます。

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初回公開日:2017年12月08日

記載されている内容は2017年12月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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