「アグレッシブ」の意味と使い方・対義語・アクティブとの違い
更新日:2024年10月19日
アグレッシブな人はどんな人?
アグレッシブな人とはどのような人のことをいうのでしょうか。これも強めで少々強引な英語的ニュアンスのアグレッシブな人と、比較的ポジティブな意味の日本語的ニュアンスのアグレッシブな人の両方を見ていきます。
英語的ニュアンスのアグレッシブな人
英語的なニュアンスのアグレッシブな人は、簡単にいえば攻撃的な人のことを指します。具体的には自分本位で周囲の人間のことを考えられない人です。攻撃的な人の特徴には何があるのでしょう。
攻撃的な人はプライドが高いということがまず考えられます。プライドが高い人は高圧的な態度を取りがちです。自信がない面を、自分を大きく見せることによってカバーしています。また褒めてもらいたいがために攻撃的になってしまう人もいます。しかし相手に対して高圧的な態度をとり嫌われてしまうという負の連鎖に陥ってしまいます。
他にも気分屋、気分にむらがあるというのも特徴です。自分の劣っている面を隠して攻撃的な態度を取ってしまい、そのあと落ち込んでしまいます。そこで周囲が気を遣っても気分屋なのでまた高圧的になってしまい、結局嫌な顔をされてしまいます。そのため周りには理解されにくいです。特徴の一部に以上があげられます。
日本語的ニュアンスのアグレッシブな人
日本語的ニュアンスのアグレッシブな人は、積極的・能動的な人のことを指します。積極的・能動的な人にはどのような特徴があるのでしょう。
例えば積極的・能動的な人は誰にでもすぐに話しかけられます。初対面の人にも興味を持ち、人見知りをあまりせず、話題を投げかけることができます。また、いつでも自信に満ちあふれているように見えます。話しかけられるということに通じる点でもありますが、失敗したらどうしようということをあまり考えません。返事が返ってこなかったら、と悪い結果になる場合のことを気にしないことが多いです。
他にこれもすぐに話しかけられることと関連して、人と仲良くなりやすいという特徴があります。話しかけられることに加えて、連絡先をすぐに聞いたり、遊びや食事にもすぐに誘えます。その場限りではなく次へ発展させるための行動をとるのが得意です。以上が積極的・能動的な人の特徴の一部になります。
カタカナ言葉は注意して使いましょう
英語が日本でカタカナになって使われる場合、意味が少し違ったり、ニュアンスが異なって使用されることは少なくありません。今回のアグレッシブという言葉は英語のときはマイナスのニュアンスで、日本語のときはプラスのニュアンスで使います。アグレッシブのような言葉は使う相手がどのように認識するかに気を付けなければなりません。
自分が意味を知っていて使っているか知らずに使っているかで、相手を褒めることもあれば不快な思いをさせてしまうこともあります。コミュニケーションをうまくとるためにも、意味はきちんと理解しておきましょう。
またカタカナ言葉は古くから使われている言葉ではなく、日々暮らしのなかへ入ってくる言葉です。そのためまだ周囲の人が使っていないうちにそのような言葉を使うと、影響力があります。自分が誤解したまま使ってしまうと、相手も誤解したまま覚えてしまいます。さまざまな理由から注意が必要です。
初回公開日:2017年12月14日
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