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「改めまして」の意味と使い方・敬語|メール/この度は

更新日:2024年03月20日

「改めまして」を上手に使える人はスピーチをするのも上手です。仕事や行事で人前で話す機会のある人は「改めまして」の意味と使い方を学ぶことをお勧めします。この記事では「改めまして」の使い方が徹底解説されています。ぜひ、一度ご覧ください。

先ほどの例文でも取り上げた場面ですが、メールでしかやり取りしたことのなかった人に初めて会ったとします。そこで「改めまして、よろしくお願いします」と言うことができます。

意味としては「別の機会やかたち、つまり、直接顔合わせる仕方で初めて会うことができたので、再び挨拶をさせてください。よろしくお願いします」と言っていることになります。

「御礼申しあげます」

「御礼申し上げます」という言葉は誰かに対して感謝の気持ちを表現したい時に使うことのできるフレーズです。

会社が何かの賞を受賞したとしましょう。スピーチをする人は当然ながら社員に対する感謝を表そうとするはずです。なぜなら、社員の働きがあったことによって、その賞を受賞することができたからです。

そして、スピーチを始める時に「改めまして、厚く御礼申し上げます」と言うことができます。そして、このフレーズの後に具体的にどんな点に感謝しているのかを説明することができるでしょう。

当然、集まりに出席している社員達は、 賞を受賞したお祝いで集まりがあるということを理解しているはずです。しかし、そうではあっても、再び感謝を示したいと願っているので「改めまして」をつけることができます。

「改めまして結婚おめでとうございます」

ご想像のとおり結婚式で使うことができます。結婚式の披露宴では友人がお祝いの言葉を言うことがありますが、その時に「改めまして」を上手に使う必要があります。

結婚式のように全ての人が祝福したいと願っている式においては、 自分が友人に対してスピーチをしている時にも「改めまして結婚おめでとうございます」と言う必要があるからです。

自分より前にスピーチした人も「おめでとうございます」と新郎新婦に対して言うはずですが、自分も「改めて」祝福の言葉を言うのを忘れてはなりません。むしろ「おめでとうございます」という言葉を言うためにスピーチしているようなものですので「改めまして」を「おめでとうございます」と一緒に使う機会が多くなります。

「改めましてありがとうございました」

会社の会議に出席しているとします。その会議を司会する人は、まず最初に「どうも出席してくださりありがとうございます」と言い、会議に来てくれたことへの感謝を示すことでしょう。

では、どのタイミングで再び「改めまして、ありがとうございました」と言う必要があるのでしょうか。会議が終わりそうな時に言うことができます。「改めまして、お忙しい中、本日は会議に出席してくださりありがとうございました」と言い、会議を締めくくることができます。

言わなかったとしても、誰かに文句を言われることはないですが、再び出席者に対する感謝を示すのであれば、会議が円滑に進んだ印象を与えることができます。

「改めまして」の敬語とは?

「改めまして」は「改めます」と「そして」を組み合わせた言葉になります。そのため、「改めまして」を使う時には、その後に他の文章が来ることになります。

もし「改めまして」の次に来る文章に相手に対する敬意が示されていないのであれば、目上の人や上司に対して使うことはできません。しかし、後半の文章がよく考えられていて、謙譲語などが使用されているのであれば、問題なくその言葉を上司に対しても言うことができます。

「改めまして」だけを使って会話をすることはありませんので、後半の文章の質が大切になることがわかります。

「改めまして」のメールでの使い方とは?

例えば、ある友人と初めて一緒に遊びに行ったとします。しかも、初対面です。一番最初に顔と顔を合わせた時には「よろしくお願いします」と普通に挨拶をしたことでしょう。

さて、遊び終わった後に帰宅しました。あなたが、今日一緒に遊んだ友人に対して、感謝の気持ちを伝えたいのであれば、どのようなメールを送ることができますか。

最初の文章で「改めまして、よろしくお願いします」ということができます。まだ知り合ったばかりですので、これからもお世話になることを、この文章で伝えることができます。そして、その後の文章で本題の感謝の気持ちを伝えることができます。

「改めまして」は気持ちを率直に伝える効果的な言葉

おめでたい式に出席しているときに、ただ「おめでとうございます」「おめでとうございます」を繰り返していると、聞いている人は退屈に感じます。でも、友人を祝福してあげたいという気持ちがあるので、どうしても祝福してあげたいと感じます。

その時に「改めまして」を上手に使えば、同じ内容を話しているにもかかわらず、聞いている人たちは退屈しませんし、しつこく感じることもありません 。

どうしても相手に対して伝えたい何かがある時には「改めまして」を使いながら、自分の気持ちを率直に相手に伝えることができます。

初回公開日:2017年12月15日

記載されている内容は2017年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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