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浅学の意味や使い方・例文や用例・敬語や手紙での正しい用例

更新日:2024年06月16日

ビジネスでスピーチをしたり、また挨拶をしたりする際に自分を謙遜する言葉はよく使いますが、その中でもよく聞かれるのが「浅学」です。「浅学非才」という四字熟語で使われることが多いですが、この「浅学」という表現にはどのような意味があり、どう使えばよいのでしょうか。

浅学の意味や使い方とは?

「浅学」という言葉は、よく自らをわざとへりくだらせて使う際に使われる表現というイメージが強いですが、本来の意味はどのようなものなのでしょうか。

まずは国語辞典で、「浅学」の持つ本来の意味について見てみましょう。

学問や知識が未熟なこと。また、その人。自分のことをへりくだっていう語。

出典: https://kotobank.jp/word/%E6%B5%85%E5%AD%A6-549469 |

もともと、「浅学」をそのまま見ていくと「自らの修めた学問や学識が浅いこと」という意味合いがあります。もちろん、使う場合は相手や第三者のことを指す、ということはありません。

自分自身を謙遜し、かつへりくだって使う時に使われるのが「浅学」という言葉です。特に日本ではこのような自分をへりくだらせる言葉を使うことが好まれますので、スピーチやビジネスの挨拶などの際によく使われます。

なお、「浅学」に非常によく似た表現として、「学が浅い」というものもあります。

「浅学」の読み方とは?

この「浅学」という言葉ですが、読み方は「あさがく」ではなく、「せんがく」となります。「浅」と書いて「せん」と読む読み方はなかなか珍しいようにも見えますが、東京の浅草の中心にあるお寺も「浅草寺」と書いて「せんそうじ」と読むので、こちらとセットで覚えるとわかりやすいのではないでしょうか。

よく使われる四字熟語である「浅学非才」

「浅学」を使った表現で最も知られているのが、「浅学非才」です。

「浅学」は「学問や知識が不十分で浅い」ことを意味しますが、「非才」は読んで字のごとく「才能がない」ということを意味しています。つまり、「浅学非才」とは「学問や知識が不十分で浅く、才能がない」という意味です。

ちなみに、この表現は自分自身を謙遜してへりくだるときに使われますが、それは裏を返せば「元から学識が豊かで才能がある」ということも暗に意味します。そのため、本当に学問が浅く、才能のない人や、相手に対して自分の身分が低いという人が使うと逆に失礼と感じられかねません。

そのため、「浅学」や「浅学非才」という表現を使う際には相手や場をわきまえて使い分けることが大切です。むしろ、地位の高い方が使うのが最も適しているといえます。

「浅学非才」と「浅学菲才」

「浅学非才」という表現ですが、実は「浅学菲才」とも書きます。一見すると、単に書き方が違うというだけで意味までは変わりがないように見えます。しかし、「非才」と書く場合と、「菲才」と書く場合とでは微妙に意味が異なってきます。

「非才」と書く場合は単に「才能がない」ことを意味しますが、「菲才」と書く場合はより限定的で、「生まれつき才能がない」という、どこか深刻なイメージを持たされる意味となってきます。

このため、それぞれの頭に「浅学」がくっついた場合は、全体的な意味も若干変わってきます。

なお、「菲」はもともと「粗末な食事」を意味し、転じて「劣った」「少ない」という意味になったとされています。

浅学の例文・用例はどのようなもの?

ここまで「浅学」の意味について見てきました。先ほども少し触れましたが、「浅学」はスピーチやあいさつの中などでよく使われる表現です。

そこで、「浅学」を使う例としてどのようなものがあるのかについて見ていきましょう。

「浅学ではございますが」

この表現は、例えば社長や役員に就任した際によく使われるものではないでしょうか。特に就任した際に自らの決意を表明する際に使われるということが多いです。

ほかにも役職に任命された場合や昇進した場合などでもよく使われます。

「浅学のため」

この表現は、例えば自分よりも専門的な知識を持つ人に対して教えを乞う際によく使われます。その際に自らの知識の不十分さを相手に伝える意味合いが込められています。

また、同じく教えを乞う状況であっても、自分自身がその分野に興味を持った際に、「こんな浅学のために一つご教示ください」という具合に使うこともあります。

浅学の反対語・ 対義語には何がある?

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初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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