「いずれか」と「いづれか」はどちらが正しいか・意味と例文4つ
更新日:2024年09月23日
「いずれかの日」とは、指定した期間や候補日の中から、一日を選択する場合に使用します。
【文例】
・受診予約は、2月1日、2月8日、2月15日の、いずれかの日から、ご都合の良い日をお選びください。
例文4「いずれかの」
選択するものが1個ではなく、複数個の場合も、「いずれか」の意味を使って表現可能です。先の例文では、択一の場合のみを扱いましたが、複数個の選択を促すことも可能です。
【文例】
・土曜、日曜、祝日のいずれかの場合、料金が10%増しになります。
普段無意識に使っている敬語ですが、気づかないうちに誤用していたりすることがあります。コミュニケーション力を磨くためにも、敬語をマスターするのは大切です。豊富な実例が載っていますので、すぐにでも役に立つ情報が満載です。新社会人だけではなく、ビジネスパーソンのブラッシュアップにもおすすめの一冊です。
今の会社は言葉遣いがとても厳しいし会社なので、購入してよかったです。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E6%95%AC%E8%AA%9E%E3%80%8C%E3%8... |
間違えて使っていた敬語などもあり、とても勉強になります。
「いずれか」と「どちらか」の違い
「いずれか」に似た言葉に「どちらか」があります。「いずれか」と「どちらか」は、意味合いとしてはほぼ同じです。しかし厳密には少し違いがありますので、その使い分け方についてご紹介します。
「どちらか」の意味
「いずれか」は、複数の選択肢から一つ以上のものを選択する意味ですが、「どちらか」は、二つの選択肢から一つを選ぶ意味で使用します。「いずれか」は「どちらか」を兼ねるともいえます。
「いずれか」と「どちらか」の使い分け
二者択一の状況では、双方とも同じ意味で使用することができますが、正式文書の場合は「どちらか」を使うと、くだけた印象になりがちなので、「いずれか」を使用した方が良いでしょう。「いずれか」は文書中でよく使いますが、ビジネス会議の席では、口頭報告や説明のなかでも「どちらか」よりは、「いずれか」を使った方が、丁寧な言い回しとなります。
いずれかを使ってみよう
「いずれか」の使い方は、難しいものではありません。例文をいくつか参考にすれば、使い方を間違うことはないでしょう。「いずれか」を使わずに、「どちらか」などを使うこともできますが、くだけた表現になってしまいます。ビジネスシーンなど、堅い文章や言い回しが好まれる状況では、「どちらか」ではなく、「いずれか」をスマートに使ってみましょう。
ワンランク上の言葉遣いへ
初回公開日:2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。