「鋭意作成中」の意味とビジネスでの使い方｜誠意作成中
更新日：2024年10月05日
こちらも「鋭意精読しております」と同じように、ビジネスの場面で使う言葉です。「検討する」という言葉が、「物事を色々な面から詳しく調べて、それがよいことかどうか考えること」という意味がある言葉なので、「真面目に集中して、よくよく考えています」という意味のフレーズです。
「鋭意」という言葉が、「一点に集中して『励む』」という意味を持つ言葉であることから、相手からの提案に、前向きに検討しているときに、使うと良いフレーズだと言えます。
鋭意執筆中です
こちらは一般の方はあまり使わない表現です。「執筆」というのは「文章を書くこと」なので、「一生懸命書いています」という言葉です。ネットなどの記事を書くお仕事したり、本を書くお仕事や、新聞を書く方などは、覚えておいて損がないフレーズです。
鋭意作業中です
「一生懸命集中して作業しています」という意味合いのフレーズです。この言葉も「鋭意努力します」と同じように、「具体的に何をするか」ということが定まっていないフレーズなので、他のフレーズよりも使いやすいフレーズです。
「大変お待たせしておりますが、誠意作業中です」という風に使います。
鋭意対応します
こちらは「真剣に応じていきます」という意味のフレーズで、お客様や取引先の方に使うことが多いフレーズです。
「鋭意」という言葉は、「前向きに向き合っている」というニュアンスのある言葉なので、本来肯定的なことをいう際に使う言葉ですが、「鋭意対応します」というフレーズでは、反省の気持ちを表すこともあります。
例えば、何か不備があってお客様に指摘されたときなどは、「ご指摘の件に関しましては、鋭意対応させていただきます」といったり、「今後はこのようなことがないよう鋭意対応させていただきます」と言ったりします。
使うと引き締まった印象になる「鋭意」という言葉
いかがでしたでしょうか。「鋭意作成中」という言葉について、その意味や使い方から、「誠意作成中」との違いまで、詳しくご紹介してきました。
「鋭意作成中」の「鋭意」という言葉は、日常生活では使わないので馴染みがない言葉ですが、ビジネスのシーンで適切に使うことができると、とても引き締まった印象を与える、前向きな意味を持った言葉です。ぜひ意味と使い方を覚えて、適切に使えるようにしましょう。
初回公開日：2018年03月13日
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