「メールにて失礼いたします」の使い方は?シーン別に例文を紹介
更新日:2024年10月28日
「メールにて失礼いたします」の注意点
「メールにて失礼いたします」という言葉をメールの中で使用したいと考えている人はたくさんいます。
しかし「メールにて失礼いたします」をメールの中のどの場所で使用することができるのか理解するのは難しいことです。そのため、これから「メールにて失礼いたします」を正しく使うための注意点を紹介していきます。
メールで十分な連絡の場合は使用しない
「メールにて失礼いたします」は本来は他の連絡手段が望ましい場合に用いられます。それで、メールでの連絡が一般的である状況で使ってしまうと、丁寧な言葉として使ったはずが失礼に当たってしまうことがあるのです。
本来は直接または電話で話すべきことを、メールで伝えてしまう場合にのみ使いましょう。また、同じ相手に謝罪する場合に、「メールにて失礼いたします」という言葉を、枕詞のように多用してしまうと、雑なイメージになってしまうので気をつける必要があります。
文頭と文末で使い分ける
「メールにて失礼いたします」という言葉を使う時は、文頭にも文末にも使うことがありますが、使い方を間違ってしまうと、失礼にあたる場合もあるのです。
「メールにて失礼いたします」を文末で使う場合は「本来なら電話や手紙などを送るべきところを、メールで済ませてしまい申し訳ありません」 という意味が込められています。
そのため、労力を惜しむことによってメールによるやり取りを選択しているのであれば、文末に付け加えなければなりません。
逆に「メールにて失礼いたします」と言う言葉を文頭に付ける場合は、初対面の人や後で別の連絡手段を予定している場合に、使うことができます。そのため、文末に使うよりは少しフランクに使うようなイメージになります。
送付後にフォローをする
「メールにて失礼いたします」という言葉は、ビジネスシーンではよく使われ、相手もそこまで意識していないでしょう。
しかし、急ぎで一時的な連絡手段として使用した際は、フォローは必要です。そのような場合は、後に直接または電話で、きちんとした説明を行うようにしましょう。
「メールにて失礼いたします」を正しく使おう
「メールにて失礼いたします」という言葉を正しく使うことができるなら、相手への気遣いを示すことになります。
そのためには「メールにて失礼いたします」という言葉を文頭や文末に上手に使用しなければなりません。間違った使い方をしてしまうと、逆に失礼になってしまうこともあるからです。
これからもメールを送る相手の人への気遣いの表れとして「メールにて失礼いたします」を積極的に使っていきましょう。このメッセージを受け取った人も感謝するでしょう。
初回公開日:2018年04月13日
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