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「畏まりました」の意味と使い方・読み方・敬語|承知しました

更新日:2020年08月14日

ビジネスシーンでもよく登場する「畏まりました」ですが、あなたは「畏まりました」の意味や使い方をご存知でしょうか。この記事では意味や使い方、類語などについてもご紹介しています。ビジネスパーソンにとって必須のスキルなので、ぜひ最後までご覧ください。

「畏まりました」の読み方とひらがなにすべき理由!

「畏まりました」は「かしこまりました」と読みます。「畏」の読み方は「かしこ(まる)」以外にも「おそ(れる)」とも読みます。

実は、「畏まりました」と漢字で表すと、読めない方は意外と多くいらっしゃいます。それもそのはずで、この「畏」という漢字は漢字検定2級で出題されるレベルの漢字だからです。

漢検2級は難しい!

漢検2級は「すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える」レベルとされています。合格基準も3級までとは違って跳ね上がるため、合格者の数が一気に少なくなります。

平成27年度のデータでは、2級の合格率は、2級受験者全体の約2割程度です。3級ではおよそ5割の人が合格できてるのに対し、2級になると2割程度の人しか合格できておらず、一気に少なくなっています。これが「漢検2級は難しい」と言われている理由です。

つまり、「畏まりました」は難しい漢字ということです。「畏まりました」を漢字で表記すると読めない人が多くいますので、どちらかと言うとひらがなで表記した方が無難です。

「畏まりました」の意味は?

そもそも「畏まりました」とは、「畏まる」という単語の連用形「畏まり」に丁寧の「ます」がついて「畏まりました」です。

では、「畏まる」とはどのような意味を持っているのでしょうか。「畏まる」には「敬う気持ちを表現して謹んだ態度を取る」「堅苦しく姿勢を正す」「要求を謹んで承る」という意味を持っています。

ですので、「畏まりました」とは、「相手に敬う気持ちを表現しつつ、相手からの要求を謹んで受け入れる」となります。かなり噛み砕いて言うと「わかりました」をめちゃくちゃ丁寧に言った表現が「畏まりました」です。

「畏まりました」の使い方!

上述したように、「畏まりました」は「わかった」の最上級の敬語表現です。このような最上級の敬語が使える相手は「目上の人」のみになります。つまり、上司や先輩に限らず、取引先企業やお客さまなど、自分より立場が上の人に対してだけ「畏まりました」を使うことができます。

ですので、間違っても部下や同僚、身内などの「目下(同等)の人・身内」に使うことはしないでください。「畏まりました」は目上の人に向けてだけ使える謙譲語です。これは敬語のルールとして決まっているので、目下(同等)の人には使えません。ぜひ覚えておいてください。

「謙譲語」とは?

前述で出てきた「謙譲語」というのは、敬語の種類の1つです。「尊敬語」は相手を敬い高めた表現ですが、「謙譲語」は自分を下げて間接的に相手を高める言い方をする敬語です。所謂「へりくだった表現」で、謙虚な印象を受ける敬語になります。

謙譲語の使い方としては、「畏まりました」のような目上の方に述べる場合に使う語と、聞き手・話し手に敬意を表す場合に用いられる語の2つのタイプがあります。

前者は「畏まりました」の他に、「お伺いする」「存じ上げる」などが挙げられます。後者は、たとえば「バスが来た」を「バスが参りました」のように、バスに敬意を表しているのではなく、話を聞いている人に敬意を表す敬語です。

これらは基本的な謙譲語の使い方です。ビジネスパーソンにとっては必要な知識なので、ぜひ覚えておきましょう。

丁寧語だと「了解しました」

目上の人にだけ「畏まりました」が使えると説明しましたが、逆に目下の人にはどのように言えばいいのでしょうか。目下の人に向かって話す際に、謙譲語を使うのは誤りです。それは目下の人にへりくだる必要がないからです。では、どのように表現すればいいのでしょうか。

答えは「了解しました」です。これは謙譲語ではなく丁寧語になります。「了解」という普通の単語に丁寧語の「~しました」が付いているだけなので、謙譲語ではありません。

以上のことから、目下(同等)の人に対して述べる際には「了解しました」を用いましょう。

「畏まりました」は最上級の敬語!

上述したように、「畏まりました」は「分かりました」をとても丁寧に表現したものです。「わかりました」をこの上ない敬意の表し方をしたもので、最上級の敬語だということを認識しておきましょう。

目上には「謙譲語」目下には「丁寧語」

前述の説明と少し重複しますが、目上の方に対して述べる際には謙譲語を、目下の人に向かって述べる際には丁寧語を用いましょう。

つまり、上司やお客さまなどに対して「わかった」と言いたい場合は、謙譲語の「畏まりました」を用います。一方、部下や同僚などに対して言いたい場合は、丁寧語の「了解しました」でOKです。

間違っても上司に対して「了解しました」は使わないでください。「しました」の部分を「いたしました」にして謙譲語で表現したとしても、人によっては不快に感じることもあります。「了解という単語は目下への言葉」という社会認識が一般的になっているので、目上の人に対しては「了解」という言葉は使わないようにしましょう。

「畏まりました」と似た言葉との違い!

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初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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