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「是非とも」の意味と使い方・敬語・類語|ビジネス/志望動機

初回公開日:2018年04月05日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さんこんにちは、今回は「是非とも」の意味と使い方・敬語・類義語と題して、「是非とも」という言葉の正確な意味と用法、またさまざまな分野で扱われる「是非とも」の用例についてご紹介します。どんな場面でも正しく使えるよう、「お役立ち情報」にインプットしてください。

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「是非」という言葉について

「是非(ぜひ)」という言葉の意味は「是」が「肯定(良いこと)」を表し、「非」が「悪いこと」を指すため、「良いことと悪いこと」を表します。また「是非」には「良いことと悪いことを、あなたが判断してください」という意味合いもあり、「是非とも○○してください」という表現は「あなたが善悪を判断し、その上でしてください」という意味にもつながります。

「是非」を使うタイミング

この「是非」という言葉はビジネス用語でもプライベートのやり取りでも頻繁に使われており、どちらかと言えばビジネス上のやり取りにおける敬語表現のうちに含まれます。決して「是非」が敬語というわけではありませんが、「是非とも○○してください」や「是非ともよろしくお願いいたします」などと、他の敬語表現と一緒に使われることが非常に多いです。

「是非とも○○してください」という言い方が、「善悪の判断がどうあっても、わたしとしてはどうしてもそれをしてほしい」という旨を伝えることから、「たってのお願いをするとき」や、「その特定の相手にしかできない仕事を頼むとき」などが「是非とも」という言葉を使うタイミングとなります。

「是非とも」の意味と使い方・例文

日本語に限らず各国の言葉・表現を覚える際には、必ずその言葉や表現を含めた例文を自分で作り、その例文の中でその言葉の意味や用法が「どんなふうに活用されているか」という点に着目し、「自分の言葉・表現」として覚えることがベターです。

・是非とも記事作成をお願いいたします。
・このキャッチコピーはあなたにしかできませんので、是非ともよろしくお願いいたします。
・英語がわかるのはあなただけですので、是非ともあなたに翻訳をお願いしたいです。
・わが社はいま経営難にあるため、是非ともご融資をしていただければ幸いです。

このように、「○○してくれなければ窮地に陥る」と言った場合に「是非とも○○してほしい」という言葉が使われ、その依頼する相手にしても特定の人が選ばれる場合がほとんどです。

是非ともよろしくお願いします

「是非ともよろしくお願いします」という表現は非常に多く使われ、「是非とも○○してください」という言葉とほぼ同じ頻度で多用されます。主にビジネス用語として有名で、「特定の人や会社に対して、絶対にこの仕事の依頼を受けてほしい」といった旨を直接的に投げ掛けます。

・この度のA企画への参加を、是非ともよろしくお願いいたします。
・この翻訳記事は次回の出版で使わせていただくため、是非ともよろしくお願いいたします。
・この仕事ができるのはあなたしかいませんので、是非ともよろしくお願いいたします。

このように「その仕事は○○さんしかできない」と特定の人を指しながら、その仕事をぜひ受けてほしいという旨を全面的に伝える形になります。

是非とも参加

先述で少し触れましたが、「是非とも参加ください」などの表現は、主に何らかの主催者が不特定多数の人へ向けて以来する際に使う言葉となります。A企画を4月に立ち上げたとして、5月からぜひその企画に参加してほしい旨を伝える場合には、広告や直接交渉などをもって、不特定多数の人々・特定の人へ向けて以来の形で伝えられます。

・この度、○○市で企業説明会が催されますので、是非ともご参加ください。
・少しでも多くの共同会社がほしいので、是非ともご参加ください。
・このプランは現在のあなたにピッタリなので、是非ともご参加ください。

このように「絶対に参加してほしい」と言う場合や、あるいは「特定の人に焦点を当てた上で、その人にとってその催しの目的や内容がピッタリの場合」などにおいて、「是非とも参加ください」という表現が使われます。

是非とも行きたい

「是非とも行きたい」というのは主にその話者の主観による訴えとなり、「自分はどうあってもそこへ行きたい」と、自分がその目的地へ行くことを絶対に必要としている旨を伝える姿勢になります。

・○○のコンサートへは是非とも行きたい
・今度の企業説明会へは是非とも行きたいです。
・○○動物園には大好きなパンダがいるから、是非とも行ってみたいです。
・○○大学へ入学することが憧れだったので、是非ともその大学に行きたい。

このように「是非とも行きたい」という言葉は非常に多くの場面で使われ、主にプライベートのやり取り(意見を主張する場面)で使われる言葉になります。「そこへ絶対に行きたい」という旨を、「自分が○○を必要としているから」という理由で主観的に訴えます。

是非ともしたい

「是非とも○○したい」という表現も「是非とも行きたい」と同じく、その話者の主観よる強い主張となります。そのときの自分にとって「それをすること」がどうしても必要で、その行動がなくては次のステップへ進めない、と言った場合に「是非とも」の形で伝えられる形となります。

・ずっと憧れていたあの人と是非ともデートしたい。
・ずっと入学したかった○○大学へ是非とも行きたい。
・仕事の分野を広げるために、是非ともパソコンを買いたい。
・今よりもビジネススキルを向上させるために、是非とも英会話を習いたい。

このように、「○○を目的とするから是非ともそれをしたい」という言い方で表現され、その話者の強い気持ちが全面的に表現される形となります。

是非ともいただきますなど

「是非ともいただきます」という言葉も「いただきます」という言葉が入っていることからわかるように、「何がどうあってもそれを食べたい」という、話者から相手への「それを食べたい」という非常に強い気持ちが伝えられる表現となります。また「是非とも○○していただきたい」という形であれば、先述のように「特定の仕事をしてほしい」という旨になります。

・とても美味しそうなので、是非ともいただきたいです。
・いまとてもお腹が減っているので、是非ともそれをいただきたいです。
・あなたにしかできない仕事ですので、是非とも製本の仕事をしていただきたいです。
・彼は交渉が得意ですので、是非ともネゴシエーターの任務に就いていただきます。

このように、「どうしてもそれを食べたい」という場合と、「是非ともその特定の人に仕事をしていただきたい」という2つの旨が使い分けられます。

是非ともさせてください

「是非とも○○させてください」という表現は言葉のとおり、話者から相手に対して「どうしても自分にその仕事や作業を任せてください」といった旨を強く伝える形になります。

・わたしは英語の翻訳が得意ですので、その英語翻訳の仕事を是非ともさせてください。
・彼はスケジュール管理が上手ですので、是非とも彼に仕事管理をさせてやってください。
・彼女はギターが得意ですので、是非とも彼女にBGMを弾いてもらってください。
・弊社のインターネットサービスは絶品ですので、是非とも広告作成は弊社へお任せください。

このように、「自分は(あるいは特定の人は)そのことが得意なので、是非ともそれにちなんだ仕事をさせてください」という場合に使われます。

「是非とも」の敬語

「是非・是非とも」という言葉は、その語形のままでは敬語表現とはなりませんが(「是非」は原則的に副詞表現となります)、別の敬語表現と一緒に使われることによって、ビジネス上のやり取りでも認められる敬語表現として扱われます。

・是非とも参加させていただきます。
・是非ともご出席いたします。
・是非とも弊社へお任せください。
・是非ともそのお仕事をわたしにさせてください。
・この度A部署に配属された○○です。是非ともよろしくお願いいたします。

このように、「させていただきます」や「いたします」、また「よろしくお願いいたします」や「お任せください」などといった尊敬語、謙譲語による表現と一緒に使われることにより、「是非とも」という言葉の意味合いや活用は敬語表現として認められます。

「是非とも」の類義語・言い換え

「是非とも」の意味が「何がなんでも」や「どうしても」という意味合いを持つため、そういった意味合いを持つ別の言葉を調べていくと類義語はすぐに見つかるでしょう。

・何がなんでも
・是が非でも
・無理やりにでも
・なにとぞ
・どうしても
・絶対に
・雨が降ろうと槍が降ろうと
・天地がひっくり返っても
・夏に雪が降ろうと
・必ず
・何でも彼(か)でも

これらの言葉が並びますが、どの言葉にも「話者による強い主張が訴えられるとともに、どうしてもそのことをしたい・されたい」という形容と意味合いが含まれます。

幸いですなど

「○○してくだされば幸いです」という表現がありますが、これは「あなたが○○をしてくださったら、わたしはとても嬉しいです」という言葉の敬語表現として認められ、この「是非とも」の意味合いとほぼ同じ形で表現されます。

・是非とも○○してくだされば幸いです。
・是非ともご融資いただきますと幸いです。
・是非ともそうしてくだされば幸いです。
・是非ともA企画に参加させていただきましたら幸いです。

このように、「是非とも」という表現によって「○○したい」という旨を先に伝えておき、その主張を相手が受容してくれれば「幸いです(とても嬉しいです)」という気持ちを伝える形になります。

何がなんでも

類義語の項目でご紹介しましたが、「是非とも」の意味合いにはこの「何がなんでも」といった、「そのことをしたい・されたい」という話者の強い気持ちが伝えられます。何がなんでもそれがしたいというのは、先述しました「是非とも」の意味合いとそのままつながり、「善悪の基準がどうあっても、わたしはそれをしたい」という旨を伝えます。

・是非とも(何がなんでも)わたしはそれをしたいです。
・是非とも(何がなんでも)わたしはそこへ行きたいです。
・是非とも(何がなんでも)わたしは○○大学へ入学したいです。
・是非とも(何がなんでも)わたしはそれを食べたいです。

このように「是非とも」という言葉はそのまま「何がなんでも」という言葉に置き換えられ、表現上では「わたしは絶対にそれがしたい・されたい」、「それがほしい・与えてほしい」という気持ちを伝える形になります。

なにとぞ

「何卒(なにとぞ)」という言葉の意味は、相手に折り入って依頼する姿勢で「どうか○○させてほしい・してほしい」といった旨をお願いする姿勢を指します。「どうか・どうぞ」の敬語表現ですので、単純に「どうか○○してください」の表現に見られる「どうか」に置き換えてもらってかまいません。そしてこの「どうか」は「是非とも」に置き換えられます。

・なにとぞ(是非とも)わたくしにお任せください。
・なにとぞ(是非とも)一緒に行きましょう。
・なにとぞ(是非とも)ご参加ください。
・なにとぞ(是非とも)一緒にご飯を食べましょう。

このように「置き換え」の表現を使って言葉を覚えることで、「なにとぞ」と「是非とも」の意味合いや活用の具合がよくわかります。

「是非とも」の対義語

先述でご紹介しました「是非とも」の類義語に延長する形になりますが、類義語があれば対義語もあるということで、この「是非とも」という言葉にもきちんと対義語が用意されています。

・できるだけ
・可能であれば
・都合がつくときで
・どちらでもよい
・なるべくして
・興味があれば
・不要です
・要りません
・協力しないで
・単独で
・よろしければ
・気が向けば

これらの言葉が並びますが、どの言葉の意味合いにも「相手の都合に合わせた上で、べつにそれをしてもしなくてもどちらでもよい」といった曖昧な旨が伝えられる姿勢がうかがえます。

ビジネスでの「是非とも」の使い方

「是非とも」という言葉は主にビジネス用語として多く見られ、「是非とも○○してください」や「是非ともよろしくお願いいたします」などといった、話者から相手への強い依頼が訴えられる場面で頻用されます。

・この度の新しい企画につきまして、是非とも弊社にお任せいただければ幸いです。
・わたしは営業を得手としておりますので、是非とも販売促進の方はお任せください。
・この書類作成につきましては是非ともわたしの部署でさせていただきます。
・彼女は企画の段階から関わっておりましたので、是非ともプランの設計は彼女にお任せください。

このように、さまざまなビジネスシーンでは「仕事の依頼」や「業務の分担」などが複数人によって与えられ、その仕事を請け負うとき・請け負わせてもらうときにも、この「是非とも○○してください」という表現が使われます。

ビジネスメール

ビジネス用語を使う場合、その言葉のあり方が一番よくわかるのがビジネスメールでの文書作成です。文書は当然文語表現となるため、あとから反省してその書体を見ること(確認すること)ができます。そのため、もし間違った敬語表現をしていればすぐにわかってしまうため、特にビジネスメールにおいて敬語表現をもって主張するときは注意が必要です。

・○月○日にいただきました案件につきまして、是非ともわたしに任せていただければ幸いです。
・次回の合同企業説明会の会場設定ですが、是非とも弊社へお任せください。
・報告書を作成いたしました。是非ともご確認のほどよろしくお願いします。

このように、文面で相手に主張する際には多少堅苦しい表現になってもかまいません。とにかく「伝えるべきこと」をわかりやすく、一つも漏れることなく表記することが大切です。適切に改行も施しましょう。

失礼など

「失礼ですが、是非ともよろしくお願いいたします」などの表現が使われることもあり、これは「相手にとってそれほど利益がない場合、それでもその仕事をどうしてもお願いしたいとき」などに使われる表現となります。

・お手数をおかけする形で失礼ですが、是非ともこの案件につきまして採択をよろしくお願いいたします。
・失礼ですが不測の事態が発生いたしましたので、是非ともご協力をいただければと存じます。
・是非ともアメリカへのご出張ということでお願いいたします。重ねて非礼をお詫びいたします。

このように、「失礼なのは承知の上で、どうしてもしてもらわなければならない」といった場合に、この「失礼ですが、是非とも」という表現が使われます。

志望動機での「是非とも」の使い方

就職活動などで書かなければならないエントリーシートでも、先述しました「是非とも○○してください」という表現がそのまま使われる場合があります。

・わたしは大学におきましてずっと理系分野を専攻しておりましたので、是非ともIT関連企業への入社を希望させていただきます。
・わたしは大学時代に文学に志向がございましたので、筆記に関しては得手としております。是非とも書類作成を地道にしていく仕事を希望させていただきます。
・わたしはスポーツ特待生として大学へ入学し、これまでずっと体を鍛えて参りましたので、是非とも体力分野の仕事に就かせていただきたく存じます。

このように、自分の得意分野を公表する上で「是非ともその得意分野にちなんだ仕事を希望したい」という旨を伝える形で、その先の希望進路について自分の利益となる選択をする形となります。

「是非とも」の英語表記と意味

「是非とも」という言葉を英語に直すと、それぞれの単語の意味合いや用法を踏まえた上で、以下のようにあげられます。

・certainly(必ず、絶対に、是非とも)
・necessarily(必ずしも、是非とも)
・surely(確実に、絶対に、是非とも)
・without(○○なしで、必ず、是非とも)
・without fail(是非、是非とも)
・definitely(運命的に、是非とも)
・exactly(正確に、確実に、是非とも)
・precisely(正に、正しく、是非とも)
・truly(本当に、是非とも)
・rightly(正しくは、是非とも)
・inevitably(必定的に、是非とも)
・naturally(もちろん、是非とも)
・by all means(何がなんでも、是非とも)
・at any cost(どうしても、是非とも)

「是非とも」の英語表現と意味(1)

先でご紹介しました「是非とも」の英語表記を参考にして、「是非とも」の意味合いを含めた英語の例文をいくつかご紹介します。

・By all means thank you.
「是非ともよろしくお願いいたします。」
・Please join us by all means.
「是非ともご参加ください。」
・Do not doubt, leave it to me.
「是非とも、わたしにお任せください。」
・Please absolutely cooperate.
「是非ともご協力ください。」
・Thank you for your translation work precisely.
「是非とも翻訳の仕事をよろしくお願いいたします。」

「是非とも」の英語表現と意味(2)

先述しました「是非とも」の英語表現に引き続き、さらに具体的な「是非とも」の意味を含めた例文をご紹介します。

・Since April of this fiscal year we have launched a new project, so please be sure to cooperate with your company.
「今期の4月から新しい企画を立ち上げましたので、是非とも貴社さまもご協力ください。」
・Because you can do only English translation work for "Romance gray", I would like to ask you a favor of me.
「『ロマンスグレー』の英語翻訳の仕事はあなたにしかできないので、是非ともあなたによろしくお願いしたいです。」

「是非とも」の英語表現と意味(3)

先述の具体的な「是非とも」の英語表現に引き続き、今度はいろいろな場面での「是非とも」の例文をご紹介します。

・The expression "by all means" is used when saying "I just want to ask it."
「「是非とも」という表現は「どうしてもそれを依頼したい」と言う場合に使われます。」
・By "word by all means" is used together with another honorific expression, it is recognized as a honorific expression in business terms.
「「是非とも」という言葉は、別の敬語表現と一緒に活用されることによって、ビジネス用語において敬語表現として認められます。」

「是非とも」の正確な用法をマスターしましょう

いかがでしたか。今回は「是非とも」の意味と使い方・敬語・類義語と題して、「是非とも」という言葉の正確な意味と用法、またさまざまな分野で扱われる「是非とも」の用例についてご紹介しました。

「是非とも」という言葉はビジネスシーンでもプライベートでも実に多くの場面で使われますが、この「是非とも」と一緒に使われる別の敬語表現とともに学ぶのが一般的です。「是非とも」という言葉の意味だけを覚えてもそれほど意味がなく、表現の上では文法を把握するのと同時に「適切な言葉の使い方」をぜひ覚えておきましょう。

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