「いただきました」の使い方は?表記による違いや言い換え表現も解説
更新日:2024年11月08日
「いただきました」を使う際の注意点
ここでは、「いただきました」を使う際の注意点について説明します。
敬意を持って使う
「いただきました」という言葉は、感謝の気持ちを伝えるときに多く使われる言葉です。ただし、丁寧にしようと「いただきました」を繰り返し使ってしまうと、かえって相手に不快感を与えてしまうので注意が必要です。
敬意を持って「いただきました」を使うことで、相手に感謝の気持ちが伝わるでしょう。
子どもはあまり使わない
食事の際に、礼儀として「いただきます」と言いますが、子どもは「いただきました」という言葉は使いません。
子どものうちは「いただきました」よりも、まずは「いただきます」を言えるようにしましょう。
「いただく」の言い換え表現
ひらがなの「いただく」は補助動詞なので言い換えはできないため、「頂く」と「戴く」の言い換え表現となります。
ここから、「いただく」の言い換え表現を3種類紹介します。
賜る
「賜る」は謙譲語でもあり尊敬語でもあります。「もらう」の謙譲語である「賜る」は自分をへりくだって表現するため、主語はもらった側です。
一方「与える」の尊敬語の「賜る」は、主語が与えた側になり、目下の人に対して物を与えた場合などで使われます。
- ○○様より祝辞を賜りました。
- ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
くださる
「くださる」は「くれる」の尊敬語で、相手がしてくれたことに対して感謝する際に使います。動詞のあとに「くださる」を付けて、補助動詞として使うこともできます。
- お祝いをくださいまして、感謝申し上げます。
- 声をおかけくださったため、気付くことができました。
頂戴する
「頂戴する」は「もらう」の謙譲語で、物をもらったり、もらい物を食べたり飲んだりすることを意味します。また、相手に時間を作って欲しいときにも使われます。
- 先日はお中元の品を頂戴し、誠にありがとうございました。
- 状況報告の時間を頂戴できますでしょうか。
「いただきました」の英語表現
初回公開日:2018年04月02日
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