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「おめでとうございました」の意味と使い方・違和感がある原因

更新日:2024年07月08日

祝福の場などで「おめでとうございました」はよく使われる事が多い言葉です。今回は何気なく使われる「おめでとうございました」という言葉について意味や正しい使い方を紹介します。そしてこの言葉に違和感を覚えてしまう理由もご説明します。

「おめでとうございました」という言葉は、祝福する気持ちを意味している言葉のため、結婚式後に「おめでとうございました」と使っても誤りではありません。

しかし、結婚式という新たな門出を祝福しているにもかかわらず、「おめでとうございました」を過去形として受け取ってしまう可能性もあるため、聞いた人が違和感を覚えてしまうことを考慮して「おめでとうございました」という言葉を使うことをおすすめします。

スピーチ

「おめでとうございました」という言葉は正しい日本語で、祝福の気持ちを伝える意味があります。スピーチで「おめでとうございました」という言葉を使っても誤りではありません。

しかし、「おめでとうございました」という言葉は正しい日本語ですが、違和感を覚えたり、ネガティブなイメージでとらえられたりする可能性があります。スピーチは大勢の前で行うことが多いため、どのような受け取られ方をするか配慮が必要です。

どうしても「おめでとうございました」という言葉を使いたい場合は、使っても誤りではありませんが、迷った場合や不安を覚える場合には、「おめでとうございました」という言葉を使わないことをおすすめします。

年賀状で「おめでとうございました」は使えるか

年賀状では「おめでとうございました」という言葉は使いません。「あけましておめでとうございます」という言葉は、定型のあいさつ言葉とされているため、「あけましておめでとうございました」と使うことは誤りと考えられています。

「おめでとうございました」の言い換え表現

「おめでとうございました」という言葉は正しい日本語ですが、違和感を覚えたり、過去形のように受け取られたりする場合があります。「おめでとうございました」という言葉の言い換え表現をご紹介します。

おめでとうございます

「おめでとうございました」という言葉の言い換え表現として、もっとも使いやすい言葉は「おめでとうございます」という言葉です。語尾が「ございました」ではなく「ございます」となることで、過去形と捉えられてしまう恐れがなくなります。日常的に使う言葉のため、聞き慣れていることから、「おめでとうございました」のように違和感を覚えることはありません。

お祝い申し上げます

「おめでとうございました」という言葉の言い換え表現として、「お祝い申し上げます」という言葉を使うことができます。「お祝い申し上げます」という言葉は、結婚式やおめでたい場面でのスピーチなどで、祝福を伝える言葉として使います。

使い方

「お祝い申し上げます」の使い方例文をご紹介します。

・この度は創立30周年を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。
・この度の開業を心よりお祝い申し上げます。
・ご子息のご結婚を心よりお祝い申し上げます。
・お二人の幸せを心よりお祝い申し上げます。
・お二人の末永い健康と幸せを心よりお祝い申し上げます。
・新しい門出を心よりお祝い申し上げます。

お慶び申し上げます

「おめでとうございました」という言葉の言い換え表現として、「お慶び申し上げます」という言葉を使うことができます。「お慶び申し上げます」という言葉も、結婚式やおめでたい場面で、お祝いする気持ちを伝えるために使うことのできる言葉です。「お慶び申し上げます」という言葉は手紙やメールなどで多く使われます。

例文

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初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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