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「助かりました」の例文・使い方・類語|敬語/ビジネス

更新日:2024年03月02日

「助かりました」という言葉を上手に使えば、周りの人に対して深い感謝を示すことが可能になります。しかし「助かりました」は使い方によっては不明な言葉にもあります。この記事では「助かりました」の使い方や例文について詳しく紹介されています。

周りの人に対してお礼をするときに「助かりました」という言葉を使う人がいます。確かにそれは間違いではありませんが、場合によっては「助かりました」をお礼に使うのが、ふさわしくないということをご存知だったでしょうか。「助かりました」のお礼での使い方について詳しく紹介します。

同僚や部下に「助かりました」でお礼

基本的には「助かりました」という言葉をお礼をするときに使ったとしても、問題はありません。しかし、自分の上司や目上の人と会話をしているのであれば「助かりました」をお礼で使用するのは賢明ではありません。なぜなら「助かりました」で「お疲れ様」もしくは「ご苦労様」という意味を伝えていることになるからです。

そのため「助かりました」でお礼をするのは、自分の部下や同僚に対してのみにすべきです。そうすれば、相手も不快に感じることはほとんどありませんし、むしろ感謝してくれることになります。

目上には「していただきありがとうございました」

では、目上の人に対してお礼を言いたいのであれば、どのようなフレーズを使用することができるのでしょうか。目上の人に対しては「していただき、ありがとうございました」というシンプルなお礼を言うことをお勧めいたします。このフレーズだと、上から目線で物を言っているイメージを与えませんし、率直に感謝の気持ちを伝えていることになるからです。

相手を不快な気持ちにさせることを恐れているのであれば「助かりました」ではなく「していただき、ありがとうございました」というフレーズで代用できることを覚えておく必要があります。そのようにして、目上の人との良好な関係を築いて行くことができます。

ビジネスでの「助かりました」の使い方

普段の会話の中で正しい言葉遣いや敬語を使うことができる人であったとしても、ビジネスの場面で正しい言葉遣いをすることができるように工夫する必要があります。ビジネスの場面では、独特の言葉遣いが使われることが少なくないからです。そのため、これから「助かりました」のビジネスの場面での使い方について詳しく紹介します。

メール

ビジネスの場面で言葉遣いに気を付けるべきなのはメールを作成するときです。そのような場面では「助かりました」を「幸いです」という言葉で言い換えることをお勧めいたします。取引先の人に対してメールを送っているにもかかわらず「助かりました」というフレーズを使ってしまうのであれば、取引先の人を見下している印象を与えてしまう可能性があります

そのため「ご協力いただければ幸いです」のように「助かりました」ではなくて「幸いです」というフレーズをメールの中で使用することを心がける必要があります。そうすれば、相手が協力をしてくれた時の自分の感情を伝えているに過ぎませんので、不快なイメージを与えずに済みます。

相手別「助かりました」の使い方

「助かりました」は人によって使い方を変えなければなりません。そのため「助かりました」を相手別にどのようにして使用することができるのか知るのは大切なことです。

上司

職場の上司と会話をしている時には「助かりました」を使用することはお勧めできません。すでに何度か紹介されたように「助かりました」というフレーズを使用すれば、相手を見下しているようなイメージを与えてしまう場合があるからです。しかし、信頼関係がある職場の上司に対しては「助かりました」を使うこともできます。

職場の上司が自分を助けてくれた時に「大変助かりました」と誠実に言うのであれば、問題なく相手も自分の言葉を受け取ってくれるはずです。しかし、もし職場の上司を怒らせてしまう事を心配しているのであれば「助かりました」を「幸いです」に言い換えることをお勧めいたします。「幸いです」という言葉が使われることによって、苛立ちを覚える上司はいないはずです。

「助かりました」は失礼なのか

多くの人の間で「助かりました」が周りの人に対して失礼に値する言葉なのかどうか異論されています。実際のところ「助かりました」が失礼な言葉なのであれば、ビジネス場面やその他の画面で使用することができなくなってしまいます。「助かりました」が失礼な言葉なのかどうか詳しく紹介します。

場合によっては失礼な言葉

結論からすると「場合によっては失礼な言葉」と述べることができます。なぜなら「助かりました」を言われることによって、全ての人が不快に感じるわけではないからです。自分の職場の上司から「助かりました」という言葉を言われることによって、不快に感じる人はほとんどいないはずです。むしろ、自分の仕事が評価されていることを嬉しく感じる場合もあります。

しかし、自分の部下から「助かりました」という言葉を言われたのであれば、不快に感じる場合があるのも事実です。なぜなら、自分が部下を助けたような言い方がされていることになるからです。ここからわかるのは「助かりました」は、目上の人に対して使うべきでないフレーズであるということです。

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初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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