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「頂きます」の意味と使い方・由来・「戴きます」の違い

更新日:2024年01月26日

食事の前には、「いただきます」をして食べる習慣がある日本人ですが、この「いただきます」の言葉の由来が仏教にまでつながっていることをどのくらい多くの人がしっているでしょうか。今回はなじみのある言葉「頂きます」の意味、由来そして正しい使い方をご紹介します。

正しい使い方

食べ物などを食べる時の「いただく」という言葉は、動詞にあたります。この場合は「頂く」という漢字を用います。これは動詞の「食べる」「飲む」の謙譲語にあたります。

「頂く」と謙譲語の使い方はよく間違えられることがあります。頂くという言葉は、

間違った使い方

「~させていただきます」という言葉があります。この言葉がなかなか微妙な立ち位置の言葉です。

今回○○をさせていただきます、xxです。

これは間違いではないですが、多用するのも微妙です。何度か既出しているように「~いただきます」という言葉は相手から許可を得る時に使う言葉です。

挨拶のときに「ごあいさつさせていただきます」という人がいます。しかし挨拶ですので、許可を必要とする挨拶というのは、あまり状況的にないのではないでしょうか。この場合は、無理に謙譲語などにする必要がないといえるでしょう。

頂くの類語

最後に頂きという言葉の類語についてみていきましょう。頂きの類語には、受け取る、もらうなどのほかに、 賜って などがあります。

わからないときは辞書を

日本語はとても難しい言語です。特に敬語を使い分けるとなると難しいと感じる人が多いでしょう。相手に失礼にならないために使いたい言語である敬語ですが、緊張して敬語がうまく使えず、相手に不快感を与えてしまっては身も蓋もありません。

普段から気になった言葉は、辞典をチェックするなどしておく癖をつけるとよいでしょう。

初回公開日:2018年05月25日

記載されている内容は2018年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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